ハリーさんのYAMAHA セロー225W ツーリング日記 「225W：広島フラット林道めぐり不発」

Y君とC師匠は私がセロー購入を強くプッシュした二人だ。しかし購入後の私のフォローは十分ではなかった。特にY君、林道に連れていくのが遅くなって申し訳ない。

Y君がK80林道で林道デビューを果たした後、神乃倉山林道への移動中にY君のセロー225WEの調子が悪くなった。不意にストールして再始動も不安定だ。

神乃倉山林道の終点広場で不調の原因を探る。私は珍しくコンタクトレンズだったのでスマホ検索画面が見えづらい。いつもの遠近両用メガネで来るべきだった。

そこに30台以上の林道ツーリング大集団がやって来た。老若男女や国籍を問わず、クロスカブでもKTMでもトラ車でも何でもありだった。

フェイスブックグループの集まりとのこと。いろいろなオフ車乗りと会話するのはY君とC師匠にとって良い経験になったに違いない。

昼食後に大椿林道へ向かう途中で225WEの状態が悪化した。タンクを外してキャブ周りのチェックを行う。私は原因を特定できずに困った。

結局はJAFを呼んで225WEを世羅町のバイクショップまで運んでもらうことにした。大椿林道だけでなく大和池林道も黒瀬林道も赤柴林道もまた次の機会にする。

私とY君は帰る方向が同じだ。タンデムをやるしかない。体重90kgのY君なのでリアタイヤの空気圧を上げた。私のセローはタンデムステップを切り落としているのでY君の左足はサイドスタンド軸の上、右足はリアキャリパーの上だ。C師匠に向かってサムアップしてC師匠とはここでお別れだ。

数十年ぶりのタンデム走行は安全第一を心がけた。Y君を自宅まで送り届けてホッとひと安心だ。ピロンさんのリヤショックは想定外の荷重テストをクリアした。セローもお疲れさん。

【追記】 Y君のセロー225WEの不調原因は燃料コックとキャブの間のホース劣化だった。ホース内部が詰まって燃料が届いていなかったようだ。私がチェックした時に「変な曲がり方しているな」とは思ったけれども・・。疲れた。