新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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黒柴ブラさん

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ウェビ友
0人
■車種名
HONDA FMX650
■Myバイク
FMX赤柴号
■難易度
初級

FMXは大排気単気筒車なので、リアタイヤに大トルクが断続的にかかり、摩耗が非常に早いです。

以前はピレリロッソなんとか等スポーツタイヤを履いていたこともありましたが、4000kmでボーズになってしまい財布が持ちません。

 

写真は上が今回履き潰したダンロップアローマックスGT601(アマゾン14600円)、下は今回もアマゾンで購入したIRC RX02(9400円)、サイズはいずれも150/70-17です。

ダンロップは、写真ではよく分かりませんが、センターが所々ゴムの下の繊維まで現れています。(なんとか1万km持ちました)

 

履き替えは、毎回ですが、近所のバイクタイヤ専門店に持ち込みでお願いします。

自分でやれる(はずの)道具はあるのですが、こんなでっかいタイヤはもう体力的にムリです。

タイヤ専門店ではチューブ交換+工賃で6500円でした。

自分でやって腰痛、筋肉痛で2、3日寝込むことを思えば、十分許容できる金額です。

 

タイヤを履き替えたリアホイル単独状態で色々やることがあります。

 

まずダンパーの交換です。

FMXは現在43000km、購入時点で20000km、たぶん一度も交換されていないと思います。

ホイルを寝かしてリアスプロケットを抜くとダンパーが現れます。(写真左)

写真右はダンパーの新旧比較で、旧品は2個1のバンドが劣化して切れてしまって、取り出すと全部バラけています。

触った感触は旧品は硬い、硬化してしまっているみたいですが、ノギスで寸法を見る限りは、別に小さくなっているわけではないようです。

 

ちなみに、ダンパーはWEBIKEの純正部品購入で買っています。

 

次にするのが、ブレーキディスクの交換です。

写真左の左が旧品、右が今回購入品。

ブレーキディスクにはMIN TH 4mmと刻印されているのですが、既に4mmを下回っているようです。(ディスク最外のパッドで削られていないところが邪魔して手持ちのノギスではうまく計れません)

 

ディスクの手配先は、今回は、アリエクスプレスという中国のアリババグループがやっている通販サイトにしました。

FMXのリアディスクはホンダの他機種と共通品ですので、入手先はけっこう色々選べるのですが、その中で、

ちゃんと使えるものが来るならという条件付きですが、リエクスプレスが圧倒的にお安いです

このブレーキディスク、1700円で、送料込みで3000円です。(信じられないですよね)

 

ところがやはり、「やはり」という事態になりまして、

取り付け穴が、純正はM6ボルトに対してΦ6.5貫通穴、アリエクスプレスのはどういう訳かΦ8.5の貫通穴にΦ16深2のザグリと、そのままでは外したM6ボルトを使えません。(写真右)

ディスク取り付けをどうするか具体的に考える前に、何でわざわざ複雑な穴形状にしているのか調べてみました。

このディスクの商品ページには対象機種FMX650、FX650、NX650と書かれています。

CMS Webパーツリストで調べてみると、NX650で特殊な形状の取り付けボルトを使っていて、それに合った形状になっていることが分かりました。

穴形状は違うけど他は基本同じなんだから、まあ「使える」でいいんじゃない?という感覚でしょうか。

後れ馳せながらクチコミを確認すると、ロシアからのレビューで「穴が合わん」というのが訳の分からん翻訳から読み取れました。(ちなみに、アリエクスプレスのクチコミ元は、ロシアを筆頭に、ベラルーシ、カザフスタンとあちら側の陣営の国からのものが多くて色々面白いです)

 

具体的な対応は、

近くのホームセンターで、d径6.5 D径16 t1のステンワッシャを買って、それを2枚重ねでザグリ部に置いて外したM6ボルトで止めることで良しとしましたが、気になるので、万一にも抜けてこないようビス緩み止めをガッツリ塗っています。(写真)

リアホイル関係は一応終わったのですが、どうせリアホイルを外してチェンが自由な状態なので、フロントスプロケット交換もやってしまいます。

 

フロントスプロケットはJTスプロケット製をアマゾンで購入していますがXR650L用です。(アマゾンで買った後、WEBIKEで対象機種FMXの記載のあるJT品を発見しましたが、XR用でも付きそうなのでこのまま行ってみます)

 

新旧を比較すると(写真左)、旧品でも歯形状は保たれていて、さほど摩耗しているようには見えません。

が、裏面のゴム(役割不明)が劣化して、一部はケース内に落下していました。(写真中)

 

また、旧品(純正)はウェイトが付いて、反対側は軽量化の肉抜き穴が空いています。

振動を打ち消すバランサーの役目を持たせているのでしょうか?(写真右)

新はXR用なので振動が増えるかもです。

JTスプロケットの装着終了です。

付けてみて分かったのですが、スプロケットのぐらぐら具合が全然違います。

元のは「こんなんで大丈夫?」と心配になるぐらいぐらぐらでしたが、新品のJTはほとんど動きません。

ギヤ出力軸のセレーション(ギザギザ)と噛み合うスプロケットのセレーションが、旧品はナマっていたようです。

ここまで来たらあと一息、

ブレーキディスクを新品にしたのでパッドも交換します。(写真左)

パッドの角を落として、パッドとシム間、シムとピストン間に鳴き防止グリスを塗布しておきます。

 

右側のパッドだけ入れて、ピストン戻しジグを使ってピストンをいっぱいまで戻して(写真中)、左側パッドを入れて準備万端です。

 

リアタイアをそろりそろり転がして入れて、アクスルシャフトを挿入して、ボルト、ナットを全て締めれば終了です。(写真右)

ついでに、チェンにベルハンマーを注油しました。

 

今回はタイヤ交換に合わせて、リア周りの長期消耗品を交換しました。

次はフロントのディスクローターですが、フロントはリアと違ってFMX専用パーツなので、手配先選定が難しく悩ましいところです。

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コメント(全2件)

黒柴ブラさん
これをやってから200kmほど走りましたが、低回転時のギクシャク感(スナッチング?)が大幅に改善されています。(ゆるい登りの2500rpm巡航が可能になった)
ダンパーを新しくしたのが効いたと思われます。
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黒柴ブラさん
ちょっと調べてみると、フロントスプロケットのグラグラ(首振り)はXR系の弱点のようで、原因は、ギヤ出力軸(カウンターシャフト)もしくはスプロケットのセレーション(ギザギザ)の摩耗のようです。(今回は出力軸側はセーフのようでしたが)
リアハブダンパーの硬化も摩耗を早めるとのこと。
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