チバアヒル(令和の馬笑)さんのツーリング日記 「奥のカブ道を往く♪...(20)最終話(その1)福井~永平寺~越前」

※引用写真/天竜寺(永平寺町)

元禄2年8月10日、芭蕉と立花北枝はここで別れて、芭蕉は一人旅となります。

ここでの句が、

「物書て 扇引さく 余波(なごり)哉」

しばし時を一緒にした立花北技とも、いよいよ、ここでお別れ。句など途中書きつけて来た扇を二つに引きさくような感じで(折りから夏の終わりに当って扇を捨て去るのにも似て)去りがたい思いが尽きない。

4月4日am8:30

ツーリングで何度も来ていますが、私も久しぶりに永平寺を訪問しました。

残念ながら永平寺の写真もSDカードのデータ消失でありません。(ToT)

am10:00 一度は訪ねてみたかった朝倉氏の一乗谷遺構に来ました。

城門に当たる下城戸門の石垣です。

一乗谷の中心を流れる川の左右には見事な桜の並木が続いていました。

朝倉氏の城下を復元した街並みがあるので、しばし散策しました。

ここを散策していて思ったのが、

もし朝倉義景が、流浪の身であった明智光秀を召し抱えなければ、明智光秀は野垂れ死んで、斎藤道三や織田信長と関わることも無かっただろうし、明智光秀がいなければ信長の上洛も、信長が画策した足利幕府の再興もできなかっただろうし、それが無ければ、朝倉義景が信長に滅ぼされることも、信長の天下布武も、本能寺の変もなくて、まったく違う時代になっていたのでは無いかと空想するのでした。

am11:00 越前市「越前そばの里」

一乗谷朝倉氏遺跡から移動し、前日食べそびれた越前蕎麦を食べるべく、蕎麦の里にやってきました。

ホテルでいただいた旅行クーポン2千円分あるので、ラッキー♪

越前蕎麦をコースでいただきます。

お店の人に聞くと、越前蕎麦は、関東の28蕎麦ではなくて37蕎麦あたりで、蕎麦の風味はやや弱めとのことです。

個人的に、西日本の蕎麦は、うどん系の甘めのつけ汁で蕎麦の味がぼけてしまうので好きではないのですが、ここ越前蕎麦も甘めのつけ汁でした。

しかし、その甘めつけ汁に越前蕎麦の基本ルールである大根おろしを大量にぶち込むと、あら不思議♪、ぼやけたつけ汁がスッキリしゃっきりしたつけ汁に大変身して、これは美味しい≠(^q^)

2000円のクーポンを使い切るために、コーヒーとデザートもいただきました(^o^)

さあ、午後は「奥のカブ道」ファイナルステージとなります。