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風雪の三陸道/宮城旅行記 No.2

走行距離
290km

2日目 気仙沼(宮城県)へ

初日は中間地点のいわき(福島県)で一泊しました。

これからは常磐道で仙台(宮城県)へ、そこからは三陸道を北上し 気仙沼大島へと走ります。

天気予報によると 日本海側は雪マーク、だが宮城県の沿岸は晴れの見込みです。

タイヤチェーンの出番はなく、快適なハイウェイクルージングが楽しめそうです(2023.02.15)

<写真=白銀の宮城県登米市にて>

時刻は午前6時半、いわきの日の出です。

煙突の煙も 多少なびく程度で、穏やかな朝を迎えました。

だが福島の朝は寒い、ここはビジホなのに大浴場があるので体を温めます。

肌触りのいい湯、どうやらラジウム人工温泉らしい。

それではバイキングの朝食をいただき、午前10時 チェックアウト、

まず走るは いわきシャンシャインロード(6号線)、フェニックス並木を見ながら走れる郊外の快速道路です。

その先で県道を行くと、「湯ノ岳パノラマライン」の入口、いわきの町並みと 太平洋の絶景が楽しめる観光道路です。

だが 今日は直進していわき湯本ICから常磐道を行きます。

左手は170kmも続く阿武隈山地、アップダウンが続き 非力なコンパクトカーは正念場、

しばらく走ると浪江町に、新しい住宅が至るところにある。

これは 3.11東日本大震災で被害にあわれた家族の住居かも、

また、所々に 放射線量が表示されている。

値は0.1~2.0マイクロシーベルト、

既に10年以上も経つのに、まだまだ安心できる状況ではない。

常磐道から 放射能汚染土が見える。

それも かなりの量、広範囲が汚染されたのでしょう。

でもこれは現実、地元の人たちは どんな思いで 生活をしているのか 気がかりです。

すると、ちらちら粉雪が舞っている、これは風流!

そして相馬を過ぎると、福島県から宮城県へ入りました。

雪は止み 空は明るくなってきた、ほっと一安心です。

しばらく走ると仙台・亘理(わたり)IC、ここが常磐道の終点、

ここから国道45号線・復興支援道路「三陸沿岸道」へ乗り継ぎます。

復興活動に関係ない人も 無料で通行できるとは有り難い。

すると また ちらちら雪が降ってきた。

だが先ほどとは違い 猛烈に降ってきた、なんてこった これは危ないぞ!

先行車もスピードダウン、いよいよタイヤチェーンの出番かな?

積もってはいないので しばらく安全運転、平野に出ると止んでいる。

どうやら 山岳地帯は冷気の通り道になっているらしい、要注意です。

そして松島にやって来ると、矢本PAがあったので ひと休み、

店舗前は除雪した雪の山、東北を舐めてはいけません。

スタッドレスタイヤか タイヤチェーンは必須です。

それではエンジンスタート、国道45号線だが 最高速度は100km/h、

さすが復興道路、気仙沼まで一気走りです。

石巻(いしのまき)からは大きく左カーブ、山岳地帯へ突入します。

しばらく東北の風景を眺めつつ ハイウェイクルージング、

そして登米市(とめし)、青空が広がり素晴らしい天気になりました。

何んとも山の天気は変わりやすい、道路の両脇は白銀の世界です。

この地はマンガ家・石ノ森章太郎さんの出身地、記念館があるというので 機会があれば立ち寄ってみたい、

また 妻の話によると、NHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」のロケ地だとか、

話題の多い登米の町でした。

更に復興道路を行くと 右へ90度カーブ、そして南三陸町へ着くと 太平洋が見えてきました。

ここは複雑な入り江のリアス式海岸、道路もカーブの連続です。

だが 三陸沿岸道路は ゆったりとした高速コーナー、しばしハイウェイクルージング、

そして気仙沼中央ICに、そこから一般道を行くと 気仙沼漁港が見えて来ました。

しかし漁船の数が凄い! これほど大きい漁港だとは ビックリです。

まず目指すは 妻が雑誌で調べた「お魚いちば」、美味しい海鮮がいただけるかも、

 

ナビをセットして 漁港沿いに走ると、ようやく見えてきました。

ここでは三陸の魚や加工品などが売られているが、客はゼロ 平日だからかな?

それでは館内の食堂で 遅い昼食にします。

この時期は「メカジキまつり」が開催、脂をたっぷり蓄えた冬は絶品だとか、

白身でサクサクした刺身、そして煮ものも極上 お勧めです。

そして港湾を行き、気仙沼大島大橋を渡ると 今日の宿はあります。

部屋は12畳の明るい和室、綺麗になっており 2日間 気持ち良く過ごせそうだ。

窓の外は田中浜のオーシャンビュー、白い砂浜も印象的です。

まずは大浴場へ、

正面は大きなガラス張りで開放的、温泉ではないが リラックス出来ました。

そして夕食は 三陸の食材を使った懐石料理、

ここは港町、お造りはマグロ・ヒラメ・ブリなど、海鮮網焼きはアワビとホタテ、そして寄せ鍋です。

そして ビュッフェコーナーでお好みの料理をチョイス、三陸を食べ尽くしました(2日目 297km)

さて 明日もこの宿に連泊するので、景勝地・龍舞崎(たちまいざき)と 東日本大震災の伝承館を見学します。

つづく

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