杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「霧降の滝／北栃木ツーリング No.12（改訂版）」

3日目 日光から霧降高原へ

ここ日光・今市(いまいち)は寒い まずは朝風呂へ、少しずつ体が目覚めます。

今日は霧降高原から「日塩もみじライン」を走るつもりなので、終点の那須塩原で宿を予約しました。

そして温かいご飯をいただき午前9時半、今市の宿をチェックアウト、

ここはヤングリゾート、ホテルのほかにペンション棟もある。

敷地内には テニスコート・屋外プール、そのほか陶芸やそば打ちも体験できるという。

まさにレジャーランド、子供も大人も またグループでも楽しめます。

まずは 高原のワインディングロード「旧・霧降有料」を駆け上がり、「霧降の滝」を目指します。

宿を出発すると間もなく杉並木が続いている。

朝の空気は冷んやり肌寒い、フェアリングに潜り込み我慢走行、

今市の杉並木を抜けると SSがあったので給油します。

奥さん曰く「今日は天気悪いから走りやすいでしょ、車が少ないから・・・」と、

何んともユーモアのある奥さん、でも納得です。

そして日光の市街地で右折、栗山日光線(169号線)を行きます。

かつては「霧降有料」と呼ばれていたが、無料化され現在は通称「霧降高原道路」です。

正面は「霧降高原」、いよいよ山岳ドライブウェイの始まりです。

40年前走ったときは有料道路、路面は良好だったが 今はどうかな?

間もなく「霧降大橋」に差しかかりました。

下を流れるは大谷川(だいやがわ)、

上流に目をやれば、昨日行った日光連山が雲に覆われている。

山は雨になるかも、ちょっと不安、

急に降り出すことがあるので、カッパをすぐに取り出せるよう ツーリングバッグを整理しておきます。 

では意を決して出発、

徐々に登り坂になり 緩やかなカーブが続きます。

すると、「霧降の滝」と標識が見えて来た。

ここは久しぶりですので、立ち寄ってみます。

右折して進むと、広い駐車場が設けられている。

今日は天候がよろしくないが、多くの観光客がいらしていました。

すると、とうとう ポツポツ雨が降り出してしまった。

でも丁度良かった、目の前は売店 しばし雨宿りします。

時刻は10時半、おばさんたちは「おでん」を煮たり食堂の準備で忙しそう。

寒いのでコーヒーを注文、

すると、「はい 200円です、何杯 飲んでもいいですよ・・・」と太っ腹だ。

店内に「霧降の滝」の写真が飾ってある。

すると おばちゃんが言う、「これは お客さんが持って来たものですよ きれいでしょ」と、

だが 今年は色づきがよくないらしい、ちょっとがっかりだ!

しばらくすると、ようやく雨が上がりました。

では、滝を見に行きます。

観瀑台へは山の斜面を下るが、遊歩道が整備されているので歩きやすい。

だが けっこうな下り坂、帰りは難儀するかも、

しばらく急坂を下ると、観瀑台に到着、

整備したらしく 以前より立派になっていました。

正面の山はカエデや ナナカマドなどが紅葉していているが、やはり鮮やかさは感じられない。

その中を流れる「霧降の滝」、全景は見えないが 上下2段に分かれている。

下段の滝は岩に当たり、右へ左へと蛇行して流れ落ちてる優美な感じ、

聞いたところによると、岸壁に当たった水しぶきが霧のように見えることから、「霧降の滝」と呼ばれているらしい。

滝壷には イワナやヤマメが多く生息しているという。

だが そこまで行って釣りをする人は いないだろうな、

上段の滝は木々に覆われ一部しか見えない、

これは 丘の上へ移動して撮った上段の滝、水量も多く豪快な感じです。

上段はストレートに、下段は岩の上を這うように流れる特徴的な「霧降の滝」でした。 

これからは 更に霧降高原道路を走り、紅葉の名所「瀬戸合峡」へと巡ります。

つづく