杉さんのツーリング日記 「琵琶湖で近江牛／愛知･滋賀旅行 No.9」

慣れない名古屋の首都高を緊張しつつ走り、一宮ICから名神へ乗り継ぎました。

その先は広々とした河川敷、そこは県境 いよいよ滋賀県へ突入します。

流れるは木曽川・長良川・揖斐川(いびがわ)、まさに水郷の町です。

そして養老SAを過ぎると、登り坂が続き 辺りは山岳地帯に変わりました。

そこは積雪・路面凍結の難所・関ヶ原です。

だが今日は快晴、雪は見られず快適なハイウェイドライブが楽しめました。

更に15～16km走ると彦根IC、そこから一般道を行くと「彦根城」が見えて来ました。

高台から見下ろす城下の景色は如何ほどか? さぞやお殿様はお喜びになったことでしょう。

では 堀のところに車を止め ひと休み、

望遠で天守閣を覗いてみると、高さは15mほどで 名古屋城より小さいが 風格のある佇まいです。

城の南側には 江戸時代の町並みを再現した「梅京橋キャッスルロード」があるとか、

白壁と黒格子の町屋風に統一されているというので、明日は彦根散策をしてみようかな?

時刻は午後4時、宿まで20km以上あるので 出発します。

走るは「さざなみ街道」、右手に琵琶湖を眺めながら走るレイクサイドドライブウェイです。

そして6kmほど行き、宇曽川(うそがわ)に差しかかりました。

そこに渡し船のモニュメントがあります。

船頭さんが幼い子供と荷物を運んでいます。

丸いのは米俵で、四角は炭俵だとか、

彦根藩は年貢米を船で運んでいたらしく、当時は渡し船が盛んに往来していたようです。

更に走り続けると、ようやく今日の宿に到着しました。

湖越しの山は雪景色、これは普段見られない景色に ちょっと感動です。

ここは琵琶湖の畔に佇むリゾートホテルです。

まずはフロントへ、今日と明日の連泊なので 夕食はメニューを変えてくれるという。

部屋はオーシャンビューのツインルーム、正面に沖島が見えます。

琵琶湖最大の島で、どういう訳か 300人ほど住んでいるという。

先祖代々続いているのかな? どんな暮らしぶりなのか 気になるところです。

では大浴場へ、無色透明の天然温泉がなみなみ注がれています。

琵琶湖を眺めながら湯浴み、贅沢なひとときです。

そして夕食の時間、レストラン会場でいただきます。

早速 女性スタッフが次々料理を運び、テーブルが豪華に、

前菜は季節の盛り合せ、炊物は鯛の煮付け、そして台物は近江牛のすき焼き これはもう とろけます。

また 焼物は近江牛の陶板焼き、噛む食感がいい 肉汁が溢れ最高の旨みが味わえました。

近江牛には近江の地酒が合う、

これは純米酒、飲み口がいいので 売店で自分用のお土産に購入、

滋賀県は上乗せクーポンもあり、16000円分も いただいた。

この宿は近江牛も扱っているので 妻は宅配で購入、クーポンは使い果たしました。

明日もこの宿に連泊するので、琵琶湖周辺を散策します。

彦根城も行ってみたいが、近江商人の町並みが気になるので 近江八幡をぶらぶら歩きします。

つづく