ブロスさんのHONDA NC700S ツーリング日記 「2023/1/14　沖縄（本島）」

早朝に関西空港に集合です。
お安いLCC(ピーチ)を使いました。
今回は、何と!日帰り。
沖縄まで行って日帰りとは「もったいない」とか「1泊したらいいのに」という声もありましたが、これは日帰りで行くのがミソです。
沖縄はそんなに広くないので、行きたいスポットを絞って、濃密&ガッツリ走った方が良いという判断です。
宿泊費もかかりませんし、荷物も少なくて済みます。
何よりお手軽なのがいいんです。
関西空港を離陸してしばらくは雲の中でしたが、沖縄に近づくと晴れ間が広がってきました。
これに合わせてテンションも上がってきました。

那覇空港に到着し、タクシーでレンタルバイク店に移動です。
運転手さんに場所を伝えるのに、分かりやすいように、「◯◯駅の南側の旧道沿いの◯◯の交差点」などと説明したら、奈良のKさんに「地元の人みたい」と言われてしまいました。
レンタル店でバイクをレンタルし、出発です。
今回は、全員原付2種です。
那覇市内から北上し、まずは残波ビーチに立ち寄りました。
海がキレイです。
常夏のビーチリゾートって感じですね。
子供の頃に見た「ドクターモローの島」という映画に出てくる海に似てます。
この日は、季節外れの気温の高さで、沖縄は25℃。
現地の人は、Tシャツと半パンにビーチサンダル姿でした。

残波ビーチから少し走って、残波岬に到着です。
東シナ海に面した岬で、高さ約30mの断崖が約2km続いてます。
海もそうですが、岩や崖の感じが本州とは明らかに違いますね。
ここでは、結婚式を挙げているカップル(外国人)もいました。
風が暖かくて穏やかです。

灯台の崖の上に、観光客が多勢集まっており、何だろう?と思ったら、崖下の海にクジラがいて、目撃しました。
何度か海面に姿を現して、潮を吹いたりしてましたが、写真は撮れませんでした。

残波岬を後にし、「おんなの駅なかゆくい市場」で、ランチ&買い物です。
色んなテナントが入っており、観光客で賑わってました。
私は、娘から頼まれたお土産(お菓子)を忘れないうちに買っておきました。
今日のランチは、ソーキそばの定食と「てびち唐揚げ」(豚足)です。
コラーゲンたっぷりのゼラチン質で、プルプルとした食感で柔らかく、美味しかったですね。
食べるのを楽しみにしていた大阪のOさんは、テンションが急上昇で、あれこれ食べまくってました。

「おんなの駅なかゆくい市場」を出発し、海沿いを北上し、万座毛に立ち寄りました。
沖縄本島ではメジャーなスポットです。
独特の景観で、東シナ海を臨む琉球石灰岩(隆起サンゴ)の切り立った断崖です。
絶景ですね。
どこまでも続く海が南洋の孤島を感じさせます。

海も空も青く澄み渡ってます。
いつまでもボーッと眺めていたい景色です。
仕事で痛めつけられた心が癒されます。
遠くに見えるのは万座ビーチです。

万座毛を後にし、少し走って万座ビーチに立ち寄りました。
ホテルのビーチは宿泊客でないと入りにくいので、隣の公営のビーチです。
ここも海が絶景です。
泳いでみたいくらいですが、まだ水が冷たいようです。

万座ビーチを出発し、市街地を抜けて、海中道路に立ち寄りました。
海中道路は、勝連半島から近隣離島に伸びる全長約5kmの橋と道路で、ここから4つの島「浜比嘉島」「平安座島」「宮城島」「伊計島」に行く事ができます。
また、海までの距離が近く、道路から石段を降りるとすぐに海です。
海の上をどこまでも続く道路が、アメリカのマイアミとキーウエストを結ぶセブンマイルブリッジみたいですね。
道路の両側にキレイなビーチが続き、良い眺めです。
道中にある「海の駅あやはし館」で買い物したり、ソフトクリームを食べたりして休憩です。

海中道路を後にし、浜比嘉島(浜比嘉ビーチ)に寄ってから、那覇方面に戻り始めます。
道中にある勝連城跡に立ち寄りました。
ここは、お2人さんはパスし、私1人で見物です。
急坂の上の高台にあるので、電動のカートで連れて行ってくれます。
本州のお城とは、石垣の感じが違いますね。
今回は、私の好きな灯台とお城を両方楽しめました。
この後、市街地をレンタル店まで走りましたが、渋滞がヒドかったですね。
沖縄の市街地が渋滞するとは、意外でした。
レンタル店にバイクを返却し、ゆいレール(沖縄都市モノレール線)で那覇空港まで移動し、LCCで関西空港まで戻って解散しました。
帰りの飛行機では爆睡でした。
真冬ながらサマーツーリングを楽しめた1日で、冬場なのに日焼けしました。
日帰りで走行距離も短かったですが、とても充実したツーリングでした。
また企画したいですね。