新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

0000186access

1315096584385M.jpg

TT-Rさん

ステータス

日記投稿件数
47件
インプレ投稿件数
183件
Myバイク登録台数
3台
ウェビ友
1人
■車種名
KAWASAKI Ninja 650
■Myバイク
ツーリングマスター
■難易度
中級
■作業時間
1時間以内

2023年1月、ニンジャ650の車検期限が来たので、ブレーキを中心に丁寧に整備。12ヶ月点検を済ませて、陸運事務所に車検を受けに行った。
整備も完璧、書類もバッチリのはずだったが、受け付けで、「すいません、検査料が足りません。1月から国の検査料が100円上がったんだす。」と申し訳なさそうに言われて、わざわざ100円の収入印紙を買いに行く羽目になる。(これは今年から導入された電子車検証のせいである。すっかり忘れていた。)

正月明けの検査場は車検の台数も少ないが、検査官も少なく、しかも、ゆっくり丁寧に検査しているで結構待たされた。やっと順番が回ってきて、同一性検査(車検証と寸法などが同じかチェックする)を受けるが、「シフトパターン表示が見つからない」と検査官が言う。「純正のままなので、見つからないはずは無い。」と答えて、一緒に探すが、見つからない。結局見つけられないままだったが、「純正のまま」ということで、同一性検査はパス。

腑に落ちなかったので、カワサキ本社に問い合わせると、「この型のニンジャ650からシフトインジケータが採用になっています。インジケータを付けている場合、シフトパターン表示は不要になったので、シフトパターン表示は付いていません。」という回答だった。カワサキによると、「陸運事務所には通知が行ってますから、検査官は知っているはずですけどねえ。」という話だったが、現実には検査官もバイク販売店も知らなかった。しかし、あんまり人のことは責められない事が起きる。
速度計検査で、「速度検出は前輪」と思い込んで、前輪で計測してもらったら、速度計は0表示。検査官から「センサーは後輪でしたねえ。」と言われて、やり直し。
ホンダはグロムからCBまで現在の車種はほとんどが駆動軸に速度センサーが付いているし、ニンジャ650もよく考えれば前輪に速度センサーは無い。なのに慣れというのは恐ろしいもので、「センサーは前」と言うのが身についてしまっていた。(反省)検査自体は一発合格で終わったが、最後にもらったミニサイズの電子車検証には所有者の住所も名前もないのに驚く。確認するためにはスマホのアプリをインストールする必要がある。100円余計に払って、果たしてこれで便利になったのか、はなはだ疑問だ。
住所や氏名をなくしても、一緒に置いている自賠責証書にはちゃんと書いてあるのだから、個人情報を守ることにもならない。整備士の知人達にも聞いてみたが、中小の整備工場でも不評らしい。

備忘録ついでに、「うっかり不合格」になる点を書き残しておく。

ハンドルのバーエンドは比較的簡単に交換できるので、交換しているユーザーも多いが、純正より、長さが短かったり、長かったりすると、同一性検査で×を食らう可能性もある。バーエンドを含めたハンドル長が車検証と同じ寸法か確認しておく必要あり。
若い人の間で人気のリアの「フェンダーレスキット」だが、これまた全長が変わるので、車検は×だ。純正に戻すか、「構造変更申請」をする必要がある。
また、LEDウインカーに交換した際、リレーもちゃんとしたものに交換しないと点滅回数が違うので、はねられるときがある。(私の前で車検を受けたバイクは交換LEDだったので点滅回数を数えられていた。)
カウルのスクリーンを変える人もいるだろうけど、これも全高が変わるので、×を食らう時がある。ただ、最近のバイクはスクリーンの高さが変更できるバイクがあり、可変スクリーンについては高さが変わっても、お咎めなし。ニンジャ650も可変スクリーンなので、「可変スクリーンです。」と言えば数センチ違いはパスする。

バイクの車検について言えば、担当の検査官によって、可否が変わることもある。SV650Sはスクリーンを途中から、ドイツ製に変更して、全高が変わったが、一度もチェックされたことはなかった。しかし、今回のニンジャ650はメジャーを当てられて、「全高が違う」と指摘された。

 

昨今のバイクブームを反映してか、明らかに今までとは質の違うユーザー車検のバイクも多かったし、不合格にもなっていた。
日本の車検制度が「良い」とは思っていないが、車検と良心的なバイク屋(整備工場)の車検前12ヶ月点検(および整備)によって、ユーザーのバイクの安全性(性能維持)が確保されている意義は高いと考えている。
高度な知識と技術を持つユーザーが自分で整備をしてユーザー車検を受けるのは「自分のバイクは自分で責任を持つ」という意味でも悪いことでは無い。
ただ、整備コスト下げるために、簡略化されたクイック車検(点検だけで本格整備なし)を利用したり、重要な整備をしないでユーザー車検を受けて、安く上げようとするのは止めた方がいいと思う。
国による「車検」は車やバイクが走るための最低限の「検査」であり、安全を担保しているのは、車検前後の整備工場による入念な点検整備作業である。

  • 都道府県:
  • -
  • 関連サイトURL:
  • -

コメント(全0件)

カワサキ ニンジャ 650の価格情報

カワサキ ニンジャ 650

カワサキ ニンジャ 650

新車 42

価格種別

中古車 33

本体

価格帯 95.64~101.2万円

99.04万円

諸費用

価格帯 11.71~11.94万円

11.85万円

本体価格

諸費用

本体

59.88万円

価格帯 49.89~68.35万円

諸費用

10.25万円

価格帯 9.53~10.51万円


乗り出し価格

価格帯 107.35~113.14万円

110.89万円

新車を探す

乗り出し価格


乗り出し価格

70.13万円

価格帯 59.42~78.86万円

中古車を探す

!価格は全国平均値(税込)です。

新車・中古車を探す