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寺泊・魚のアメ横/新潟・栃木・茨城旅行 No.3

走行距離
37km

2日目の続き 良寛さんの庵から市場通りへ(2022.11.12)

 

今日は新潟県・見附市から紅葉の弥彦公園へやって来ました。

ちょうど見ごろを迎え、モミジは鮮やかに紅葉し 秋らしい景色を満喫です。

 

これからは良寛さんの国上寺(こくじょうじ)に立ち寄り、その後 ズワイガニを求め 寺泊(てらどまり)へと車を走らせます。

それでは弥彦公園を出発、県道・寺泊線を南へ走ります。

田んぼの広がる農村地帯、見晴らしが良く快適な越後ドライブです。

 

その先は山の麓、そこに「国上寺」の標識が出ている。

ここに以前から行きたかった良寛さんの庵「五合庵」があるので、立ち寄ってみました。

 

そこは国上山(くがみやま)の中腹、曲がりくねった細い道を行きます。

そして境内へ、だが駐車場が満車で 係員が誘導している。

良寛さん人気は絶大、こんな田舎なのに 多くの観光客が訪れていました。

境内の案内図を確認するとかなり広い、では覚悟してウォーキングの開始です。

けっこうな坂道を登ると、お地蔵さんが迎えてくれました。

 

それは「ぼけ封じ地蔵」、そこに何やら書いてある。

「ぼけない幸せな老後が授かりますように・・・」だと、

これは自分にとっても 切実な願い、賽銭を奮発します。

 

更に坂道を登ると、国上寺の本堂が、

屋根は独特な形をしているが、開山1300年という県内最古の名刹、永い歴史が感じられます。

 

ご本尊は阿弥陀さん、

これは僧侶の最高位という偉いお坊さん(行基)の作らしい。

彼は貧しい人たちに宿や食糧を与えたり、橋や道路などのインフラにも尽力されたという立派なお坊さんだったという。

隣は 祈祷を行う「方丈講堂」、

正面には「南無観音菩薩」の 赤いのぼり旗が たくさん立てられている。

時折 吹く風になびき壮観、まるで縁日の風景です。

 

そして この地には 酒呑童子(しゅてんどうじ)という伝説があるという。

 

平安時代のこと、外道丸(げどうまる)という美男子が生まれたと、

そして成長した彼は、娘たちからラブレターを貰うも 読みもせず修業に励みます。

 

ところが 返事の来ないことを悲観した娘が、命を絶ってしまった。

そのことを知らされ、恋文の詰まったつづらを開けると、

煙が立ち昇り 彼は鬼の顔にと変わり「酒呑童子」になってしまったと、

 

その後、最強の鬼「酒呑童子」と呼ばれ、京都大江山で討たれてしまいます。

だがこの地では、鬼は凶悪なものではなく 弱い者を助ける正義の味方と捉え、

麓に「酒呑童子神社」を建立し、お祀りしているという。

 

そこからは下り坂に変わりました。

しかし急坂で延々と続いている、帰りは難儀するに違いない、

しばらく下ったが諦め引き返そうとすると、前方に それらしきものが見えてきました。

それが この「五合庵」です。

良寛さんは、40才の頃から約20年もこの庵で過ごしたといいます。

 

ここは森の中、辺りには民家も何もなく寂しいところ、

良寛さんはこんなところで修行していたとはね、現代人は心折れます。

 

子供たちと手毬して遊んだというが、こんなところに子供たちがいたとは不思議、

ともあれ、欲のない良寛さん 親しみを感じます。

さて、一服したので戻ります。

今度は長い登り坂、少し歩き休んでいると、年配の女性に出会い立ち話、

彼女曰く「ここを右手に行くと吊り橋があり、そこから駐車場へ楽に戻れますよ」と、

 

これは嬉しい情報、ゆらゆら吊り橋を渡ると、色鮮やかなモミジが迎えてくれました。

そこからは平たん路を歩くと 間もなく駐車場です。

それでは寺泊を目指し出発、

県道を4~5km行くと、そこは日本海沿いを走る「越後七浦シーサイドライン」です。

 

どこまでも続く直線道路、海風を感じドライブすると、「寺泊市場通り」に到着しました。

店舗前は かなり広い駐車場、しかも無料 寺泊は太っ腹です。

ここは「魚のアメ横」といわれているようで、カラフルな鮮魚店や土産店が十数軒並んでいる。

各店舗とも 多くの観光客が押し寄せ 大変な賑わい、まさに魚天国です。

通路前では炭火で焼いた「浜焼き」が人気、特にイカの丸焼きが旨そうだ。

 

それでは食事処へ、

蟹・刺身・天ぷら・蟹の味噌汁、リーズナブルな料金だが味は新鮮で極上、旨いわぁ!

ごちそうさまでした。

それでは目的を果たしたので宿へ戻るとします。

走り出すと 寺泊港が見えてきました。

夏まつりでは、八木節の公演や勇壮な寺泊太鼓も披露するというので これは興味深いです。

 

そして「越後七浦シーサイドライン」から 県道へ乗り継ぎ 千曲川沿いをしばらく走ります。

与板橋で対岸へ渡ると、長岡市から見附市に入りました。

すると、「大凧合戦場」のモニュメントが建てられていました。

そこには「豪壮日本一、凧のいくさは意気でやる」とも書いてある。

これは凄そうだ、機会があれば見に来たいものです。

 

そこから5kmほどで宿に到着しました(2日目 71km)

 

明日は栃木県の鬼怒川温泉へ向かいます。

つづく

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コメント(全14件)

けんちゃんさん
こんにちは杉さん
新潟方面でも11月中旬ごろに紅葉が見られるんですね
もう、終わってるとおもいましたが、綺麗に色付いてますね
これも温暖化の影響でしょうか?
〇〇食堂、〇〇水産、〇〇焼き、いや〜!
これは、かなり目移りして、違反ですね(笑)
美味しいでしょうね♪、最高ですね♪
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杉さん
けんちゃんさん こんにちは
そうなんですよ、新潟は日本海に近いところなので遅い紅葉が楽しめましたよ。
千葉の紅葉より越後とか東北の方は色が鮮やかで「ワァ~オ」と叫びそうになりますよ(笑)
寺泊はさすが「魚のアメ横」、食べるも買うも悩むほどでしたよ。そこで四国の海産物も気になりました♪
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くれないの?デブっ!(ター坊改め。略称「くれデブ」)さん
酒呑童子って、鬼化する前はイケメンだったのですね〜♪
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杉さん
くれデブさん こんにちは
日本各地に色々な民話があるんですね、これも旅行の楽しみの一つになっています。
ここで知ったのは酒呑童子、イケメンだったといいますが酒には関係なさそうですね。
鬼は一般的に悪者扱いされていますがこの地では神社を建てて敬っているようですよ。敵と戦って私たちを守ってくれる神としているのでしょうね。
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けんちゃんさん
こんばんは杉さん
徳島県鳴門は、鯛ですね鳴門の鯛は、身が引き締まって
美味しいです釣りで釣って帰ったら皮を付けて湯引きにします
高知県は、鰹、マグロですね、香川は、春なら鰆、あとは、オリーブハマチ、愛媛県は、僕が先程行った最西端佐田岬半島方面で関サバ、関アジ他にも有ると思いますが!
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チバアヒル(令和の馬笑)さん
紅葉が素晴らしいですね。(^^)

裏を見せ表を見せて散る紅葉...良寛辞世の句ともいわれています。
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mar-cup1 リハビリ中のためバイク禁止さん
おわー、無性にイカ焼きが食べたくなってしまった!
どうしてくれるんですか(笑)

甲殻類アレルギーなのでカミも食べられない不器用な身体になりましたが、30年前に日本海側を走ると所々で売っているイカ焼きを思い出します。
時期は夏休み、一番かわいい娘のとこを驚異の動体視力で探してブレーキ!!

いえ、冗談です(笑)
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杉さん
けんちゃんさん こんばんは
鳴門は潮流が激しいと聞いています。そんな荒波にもまれ美味しい鯛になるのでしょうかね。
高知はカツオ以外にもおいしそうな魚の宝庫じゃないですか!
そして高級な関サバと関アジ、これは普通のアジ・サバとは思えない味、別格ですよね。四国ツーリングが楽しみになりました♪
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杉さん
チバアヒルさん こんばんは
良寛はそんな句も読んでいたんですね、なんとなく人となりが感じられます。
そこで聞いた話によると、良寛が托鉢に出ると人々が待っていて米や金を喜んで入れたといいます。
出雲崎に記念館があるらしいですね、いつかツーリングで行ってみたくなりました♪
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杉さん
mar-cup1さん こんばんは
おっしゃる通り、イカ焼きは美味しいですよね。自分も好きでびっくりドンキーではイカの箱舟をオーダーしています。
寺泊も日本海側、肉厚でふっくらしたイカの食感、そして醤油の香ばしい味でたまりませんね。
寿司も関東とは違った魚が多く新潟が気に入りました。また機会があれば行ってみたいです♪
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キム(first penguin) ヨガの眠り中さん
杉さん、どうも!
良寛さんの様に何もなくても何でも出来てしまう人こそ本当に凄い人なんでしょうね。
日本は勉強すると本当に面白い国です。
清の始皇帝の末裔は日本に来るし、世界で唯一ユダヤ人を受け入れたのも日本。
古墳はエジプトでピラミッドを作っていた人々が作ったそうですよ。
酒呑童子、鬼、天狗、山伏はみんなそんな外国人だといわれています。
四国の剣山には失われたアークが隠されているとGHQが本気で捜索したみたいですよ。
秋田にはキリストのお墓もあって、どこにいくか迷っちゃいますね。(爆)
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きなこ(毒きのこ)さん
金谷フェリーターミナルお見送り&顔出し感謝です。
ありがとうございました。~~笑。
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杉さん
キムさん おはようございます
良寛さんは欲のない質素な生活を続け庶民に分かりやすく説法を説いていたようですよ。
そして子供の心こそ仏の心として接し、庶民とは盃を交わし人としても立派な方だったようですね。ほんとは子供に戻りたかったのかもしれませんよ。
しかしキムさん博識でいらっしゃる、いつか良寛さんの庵で一杯やりながらお話を聞きたいです♪
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杉さん
きなこさん おはようございます
先日はお会い出来て嬉しかったですよ。
都合で一緒に走れませんでしたが青空も広がるいい天気になり気持ち良く走れた様子安心しました。
自分も知らない穴場のクジラ屋さん、料理もいろいろあり美味しそうですね。自分も外房へ行ったときはいただいてみますね♪
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