杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「清里ライン／佐久･駿河･箱根ツーリングNo.9」

走るは「ポールラッシュ通り」、山岳の景色が見られる極上の観光道路です。

終点を右折し 細い道を行くと、間もなく「吐竜の滝」の入口に到着しました。

そこにはバイク1台と車が7~8台、こんな辺鄙なところなのに けっこう人気の滝らしい。

遊歩道には落ち葉が積もり、すっかり秋の雰囲気です。

だが けっこう歩くのかも 帰ろうか?

そこへ三人娘が戻って来たので 聞いてみると、「10分くらいですよ・・・」と言う。

年寄りの速度に換算しても15分くらいかな、ならば頑張って行ってみよう。

だが その先は沢、遊歩道にも清水が流れ 石もゴロゴロ、歩くのが大変!

そこに見上げる鉄橋が架かっている。

地図で確認すると、JR小海線でした。

運行ダイヤは1時間に1本程度、ここで撮れたら最高かも、

撮り鉄には お勧めのスポットです。

その先に橋が架けられているが、こんなところなのに立派なもの、

渡れば滝はもうすぐです。

聞くところによると、NHKの大河ドラマ「利家とまつ」のオープニングタイトルに採用された滝だとか、

これは 期待も高まります。

大きな岩を乗り越えると 見えてきました。

時刻は間もなく午後3時半、日が陰ってしまったが なかなか見ごたえのある滝、

絹糸のように流れ落ちるというが、名前の通り竜が水を吐いているようにも見える。

小さい滝が何段にも流れ落ち、優美な滝でした。

滝壺の前では 数人写真を撮っている。

透明感のある水の流れも美しく写っているかも、記念の一枚になること間違いなし。

それでは駐車場に戻り、エンジンスタート、

来た道を戻り少し走ると 清里の駅前通りに出てしまった。

どうやら 道を間違えてしまったようだ。

そこはシャッター街、人影は少なく 活気が全く感じられない。

高原の素晴らしい環境なのに 残念なことです。

ここから走るは清里ライン(141号線)、道巾は十分 ほぼ直線道路が続いています。

4~5km行くと高速S字カーブ その先は180度ターン、バイクの為に造ってくれたような快適ロードです。

すると「道の駅・きよさと」があったのでひと休み、

自販機のコーヒーを飲んでいると、リフトカーが発進、

頂上は「花の森公園」、そこでは八ヶ岳が一望できるらしいので、花の季節になったら行ってみたいものです。

更に清里ラインを下ると日も傾き、シルエットの富士山が見えてきました。

飲み物を買いに コンビニに立ち寄ると、

レジのお姉さん、「バイクですか?いいですね。今日は天気も良くて・・・」とフレンドリー、

富士山もこのところ 毎日見られるらしい、千葉県民にとっては羨ましいことです。

さて 宿は予約してないので、この先の山梨県石和(いさわ)で 一泊することにします。

清里ラインの終点は韮崎、そこからは甲州街道をしばらく走り到着しました。

フロントは若い女性SF、「県民割は終わってしまい申し訳ありません・・・」と丁寧だ。

部屋はビジネスホテル並みのシングルルーム、ツーリングで泊まるだけなので これで十分です。

まずは1階の健康ランドで手足伸ばしリフレッシュ、

そして夕食、ここは山無し県だが 刺身も焼き魚も美味しい(2日目 150km)

明日は富士川沿いに南下して、静岡県は清水へ向かいます

つづく