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あまぐりさん

ステータス

日記投稿件数
293件
インプレ投稿件数
545件
Myバイク登録台数
26台
ウェビ友
3人
  2022年11月25日

ド素人のレストア日記:前編(放置プレイで年季の入ったXR250を譲り受けました)。

■車種名
HONDA XR250
■Myバイク
HONDA XR250
■難易度
初級
■作業時間
12時間以上

Webikeさんに日記を書き始める数年前(13年くらい前)に少々手直しに携わった事がある職場の後輩君が所有していたXR250。

ここ数年は放置状態で「置く場所も厳しいので引き取ってもらえないか?」との打診があり譲り受けたXR250。

ひさしぶりに見たXR250はバイクカバーも数年前に朽ち果て、直射日光を浴び続けていたため外装の劣化が進み『天然フラットブラック』状態、逆に流行の最先端に居るようなバイクになっていました。

まずは先代オーナーに迷惑をかけないように名義を変更、自賠責保険も加入しているので道交法上は一般道走行可能になったのですが・・このままじゃイロイロ恐くてとても乗れません。

前後のブレーキピストンが固着&パッドがローターに張り付てしまいとてもこのままじゃ走れない・・ので「公道を走る上での最低限の準備」をするために前後のブレーキから整備します。

固着していたキャリパーを外して清掃&グリスアップ、頑固な汚れを落とすのに四苦八苦・・清掃後はグリスを塗りながらピストンの揉み出しを根気よく実施、動きが良くなったのでパッドを組付けて元に戻し次はフルード交換&エア抜き作業。

・・フルードは濁ってるしエアは噛んでるし13年前に整備したきりなのかな?と思わせる感じでした。

前後共に作業を実施してブレーキ関連の整備完了、車体の押し引きが劇的に軽くなりました(そりゃそうだ)。

さてさて話は前後しますが、今回このXR250をレストアするにあたって私的に2ケ所問題点(難所)がありました。

1つ目は左右の凹みを大量のパテで誤魔化してあるガソリンタンク、経年劣化でパテにヒビが入り割れが目立っている。

まぁ、パテで誤魔化した犯人は約13年前の私なのですが・・

【言い訳】当時の私は「素人でも可能なタンクの凹みの戻し方」を知らなくて、オーナーの承諾をもらいパテを盛りまくったのでした。【言い訳終了】

板金&塗装作業を早めに進めないと乾燥に時間がかかるって事でタンク補修へ。

先ずは当時私が盛りに盛ったパテの除去、そして可能な限り凹んだ部分を引っ張り出す・・ホットボンドを用いた修正治具を友人Hから借りて作業したのですが、ヒートガンでホットボンドをしっかり過熱してタンクに密着させると面白いように修正できる!

時代が進めば溶接機が無くてもタンクの凹みは何とかなるもんだ・・戻しきれなかった表面の細かい凹凸をパテで均して研磨して塗装作業の下準備へ。

まずは下地塗装を、サビ止め剤配合のサーフェーサーを吹き付けて表面の細かい凹凸が無いかを確認、耐水ペーパーで研磨後に⇒安い缶スプレーで数回捨て吹きして皮膜を若干厚くします、乾燥後に2000番のペーパーで面を均して⇒表面用にソフト99のブラックメタリックを吹いて乾燥⇒同じくソフト99の2液性ウレタンクリアで塗装工程終了、乾燥後に耐水ペーパー&極細コンパウンドで研磨。

エアガンを持って無いので基本は缶スプレーですが、忍耐強く作業すればソコソコ普通に見えるくらいにはなっているようないないような・・

塗装作業の合間にフロントホイールのベアリング&スポーク交換を同時進行で作業しています。

スポークとニップルは錆を落として再利用を考えたのですが・・先々を考えて新品に交換しました(このスポーク&ニップル交換が経費を圧迫させます)。

リムの歪みやバランス調整を実施後、友人HからもらったダンロップのD604を組み込んでフロントホイールの作業は終了。

中古のリムなので作業の苦労に見合わない外観ですが、機能的には新品同様?っと前向きな気持ちで次の作業へ。

フロントホイールの作業後はステム周りのグリスアップ&ベアリング(上だけ)交換、所有中は2度と外さなくて済むようにしっかりと作業をします。

そしてフォークのオイル交換、ヤマハ純正オイルしかなかったので今回はヤマハの「G-5」を使用(ホンダのフォークオイル高くって・・)フォークブーツを外してみると・・オイル漏れも無く、もう少し使えそう(願望)。

フォークオイルを入れ替え油面調整を行いフォークブーツもDRC製に交換してフロント足回りの作業は終了です。

フロント側の足周りがひと段落したのでリア周りの作業へ、まずはサビサビのスポーク&ニップルを取り外す作業、潤滑油を浸透させている間にベアリングをサクッと交換してスポーク&ニップルの取り外しへ。

・・が、潤滑油を流し込んでもサビが酷過ぎて全く緩まない・・・友人Hの助力により半日かけてスポーク&ニップル外しが終了(サビてニップルが固着し捻じ切れたスポークが3本・・)

突然お金の話になります、ホンダの場合スポーク&ニップルセットを各1本づつから販売してくれているのですが1セット363円、フロントは36セット必要になるので13,068円、リアは32本なので11,616円、前後併せて24,684円。

セローやジェベルの部品価格に慣れてしまっていた私には『高っ!!!』って言うのが正直な感想。

などと愚痴りつつスイングアーム&リアサスペンション&リンク周りのグリスアップのために取り外し作業へ・・シャフトのサビが酷い・・・

サビたシャフトを抜き取り、スイングアームとリアショックを外してサビ取り&清掃&点検&グリスアップ。

この車両、余程過酷な状況下に晒されていたのか「鉄製」の部品の殆どがサビています‥可能な限りサビ落としをして転換剤を塗って乾燥後にグリスを塗りたくって組付けました。

スイングアームやリンク部のベアリングも可能な限り洗浄&グリスアップ、ホントは交換したほうが良いのですけど・・予算が・・

ついでにチェーンもキレイにして注油、タイヤもフロント同様D604に履き替えてリアの脚周りの作業も終了。

リフレッシュ作業はまだまだ残っていますが、足元がキレイになるとバイク全体も仕上がってきた感が出てきますね(古くなって煤けているスイングアームのデカールは後程剥がしました)。

前後の足周りの整備が終わったので次は吸気系、エアクリーナエレメントを外してみたら・・ポロポロ崩れるお約束な状態。

Webikeさんで購入しておいた新品のエアクリーナエレメントに交換しボックス内部もキレイに清拭してキャブレターへ。

XR250キャブレターって外し難いですよね・・手が汚れまくっていたので画像がありませんが、各ジェット類や経路を洗浄し組付け完了。

そんなこんなで煤けた外装は後回しにして、とりあえず「走る曲がる止まる」と言った機能的な部分のリフレッシュが終了した(・・と思っていた)ので、ここまでイロイロ手助けしてくれていた友人Hに見せびらかし&もう1つの難題解決法を探りに行こうと向かっていた時に問題が発生しました・・・後半へ続く。

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