杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「超絶景 群馬県庁／上州･信州ツーリング No.25（改訂版）」

7日目の続き 前橋散歩(2016.10.24)

市街地をトコトコ走っていると高いビルが見えて来ました。

これが群馬県庁、見晴らしがいいと評判なので 立ち寄ってみました。

すると係員さん、「見学でしょうか?バイクの駐車場はこちらになります」と案内してくれた。

親切な対応に感謝です。

そこは大きな倉庫のような駐輪場だ、雨風が凌げる立派なものです。

館内へ入ると、若い男性SFが「どうぞ こちらになります・・・」と、

展望室へのエレベータ乗り場も、丁寧に教えてくれました。

群馬の皆さん、とても親切です。

超高速エレベータは 何んと75秒で31階に到着しました。

そこは展望ホール、余計な物は置かれておらず 美術館に来たような空間です。

若い女性SFが にこやかに迎えてくれます。

この建物は1999年(17年前)に竣工、高さ153m 33階建てで 全国の県庁舎で第一位を誇っているという。

3方が大きなガラス窓で 眺望抜群、

前橋の町並みと榛名山や赤城山が 手に取るように見えます。

眼下に大きなドーム型の建物があり、「YAMADA」と表示されている。

これは「グリーンドーム」といって、前橋市の室内競技場だとか、

競輪やコンサートなどのイベントが行われているらしい。

次に観光名所の「東照宮」へ行ってみます。

近いので、バイクは県庁に停めたまま 歩いて行きました。

この東照宮には、東照大権現「徳川家康さん」と「菅原道真さん」などが 祀られているといいます。

ここに出る「延命の水」は、病気平癒・安産・恋愛成就などに ご利益があるといいます。

容器を購入すれば、この延命水を持ち帰ることも出来るらしい。

ここには菅原道真公を偲んで、梅の木が植えられています。

その梅の木を取り囲むように、「五角の絵馬掛け」が作られていました。

「五角」を「ごうかく」になぞらえ、合格祈願の絵馬が奉納されています。

隣は 芝生広場や池が配してある前橋公園、

すると、どこからともなく 人が次々やって来ます。

皆んな無言でスマホを見ながら歩いている、どうやらポ〇モン・GOをしているようです。

若い人や、30~50代のおばさんなど いっぱいいる。

もう ブームは収まったと思っていたが、人気の高さに びっくりです。

ここは 臨江閣(りんこうかく)、

案内板によると 元は迎賓館だった建物、だが改修中で見学は 出来ませんでした。

群馬県の重要文化財で、群馬の歴史関係の資料が展示されているようです。

そこには立派な日本庭園があります。

芝生や池などもあり、皆さん優雅に散策を楽しんでいらっしゃいました。

道路を渡ると、遊園地がありました。

愛称は「るなぱあく」、

前橋出身の詩人「萩原朔太郎さん」ゆかりの公園で、詩集に「遊園地にて」があるようです。

そこに登場する電動木馬は 国の有形文化財だという。

料金は1回、破格の10円 市民に優しい遊園地です。

そして県庁に戻って来ました。

時刻は午後3時半、もう少し市内を走ってみよう。

それではエンジンスタート、だが市街地には これといって見るものは みつからなかった。

そこから 間もなく今日の宿に到着、

ここはバイク用車庫が無いので野天、相棒が可哀そうだが仕方がない。

フロントは新人の女性SF、笑顔の素敵なお嬢さんです。

すると「バイクカッコいいですね、私も赤城山を走ってみたいです・・・」と、とてもフレンドリー、

夕食は 近くの飲食店へ、

ホテルを出ると「ジャイ麺」の看板が、どうやら「剛田製麺店 前橋店」らしい。

では ビールと「野菜つけ麺」を注文、ラーメンより太い麺でタレは濃厚豚骨スープ、

独特の旨みたっぷりで、癖になりそうだ(7日目 60km)

明日は最終日、市内の寺に良寛さんがいらっしゃるというので、お参りして帰ることにします。

つづく