杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「天下の名湯・伊香保温泉で食べ歩き／上州･信州ツーリング No.17（改訂版）」

食べ歩きをする人もいる。

玉こんにゃく、温泉まんじゅう、たこ焼き・・・最高です。

すると足湯を発見! 以前来た時には無かったような気がするが、

これは「辰の湯」、名湯・黄金の湯(こがねのゆ)源泉が かけ流しです。

また、近くにホテル金太夫が造ったといわれる「金太夫の足湯」もあります。

無料の上、ホテルのご厚意により 足ふきタオルも用意してありました。

そこには 若いご夫婦と小さな子供が 足を浸けている。

見ると、子供の足は真っ赤だ、

熱くないですか?と聞くと、「熱いですけど 気持ちがいいです・・・」と素敵な奥様でした。

それでは「伊香保露天風呂」へ行ってみます。

だが 石段は急坂、もう足が動かない!

休み休み登り、ようやく石段街の上に たどり着きました。

そこに伊香保神社がある。

ここには温泉と医療の神様が祀られており、伊香保の湯に入れば 元気になること間違いなしです。

隣は まんじゅう屋さん「松月堂」、伊香保は「温泉まんじゅう」発祥の地、

この店が作った「湯乃花まんじゅう」が 始まりだといいます。

そこからは細い山道が続いていました。

辺りは色づき始め、皆さん 紅葉を眺めながら歩いています。

しばらく坂道を行くと、赤い太鼓橋が見えて来ました。

これは河鹿橋(かじかばし)、伊香保温泉を代表する撮影スポットでもあります。

11月下旬から12月上旬には、カエデやモミジが真っ赤に色づくという。

今日は10月22日、紅葉の時期には早いが、青モミジに朱色の橋が映えます。

河鹿橋の下を流れるは「湯沢川」、何んとも きれいな茶褐色です。

源泉の鉄分が空気に触れ酸化すると こんな色になるらしい。

さすが名湯・伊香保の湯は強烈です。

橋の先に「飲泉所」がありました。

若いお嬢さんが3人、備え付けのコップで源泉を飲んでいます。

すると、「あ゛ー苦い!」そして「飲んでみます?」という。

レンガのブロックから太いパイプが2本突き出ている。

そこから源泉が流れ出ていました。

では私も、 あれ?まずいが そんなに苦くないぞ!

昔来たときは 十円玉を舐めたような鉄分の味でしびれたのに、どうしたことか、

泉質が変わったのかな?

飲泉所から少し歩くと、「伊香保2号源泉」が見られました。

ガラスドウムの中を覗くと、透明な温泉がこんこんと湧き出ている。

こんな綺麗な源泉が、空気に触れると 茶褐色になるとは 何んとも不思議、

その前は 公共の日帰り温泉施設「伊香保露天風呂」です。

受付のおばちゃんに源泉のことを聞いてみた。

すると「源泉は昔から変わっていませんよ・・・」だと、どうやら自分の味覚が変わったのかも!

中に入ってみると、湯舟と脱衣場のみので野趣満点、

大きな円形の湯舟は、ぬる目と熱めに仕切られている。

湯は黄金の湯(こがねのゆ)、伊香保の名湯です。

源泉は目の前、生まれたばかりの新鮮な温泉を 開放感たっぷりの露天で楽しめました。

それでは 今日の宿がある群馬県・高崎へ向かいます。

つづく