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decopeiさん

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ウェビ友
9人

林道東又佐喜浜線ほか奈半利・北川村エリアの林道ツーリング

車種名
YAMAHA DT200WR
Myバイク
DT

2週連続となる林道巡りの行先は高知県南東部の奈半利町・北川村エリア。今年3月にも1泊で走りましたが、その際は財布をトランポに置き忘れて給油のため一旦戻る羽目になったり、林道東又佐喜浜線が崩落で通り抜けできなかったり、カメラのマイク設定をミスって動画の音声がノイズだらけになったりと色々不満の残る内容でした。

 

最近になってその際のYouTube動画に「通れるようになってましたよ」とのコメントを頂き、林道ツーリングには最高の季節ですし、寒くなってしまう前にリベンジしてきたという次第です。

 

どうせ行くならこの季節、焚火やキャンプも楽しみたいなあ、ということで、3月もそのつもりで行って結局見つけられなかった小島キャンプ場という河川敷の簡素な無料キャンプ場での車中泊を予定。一方で走行ルートは前回通りじゃつまらないので、前回は通っていない奈半利町側の野川林道起点からアクセスすることにします。

自宅から高知県の奈半利町までは片道165km、高速を使っても休憩込みで2時間半かかります。ハイエースの駐車場所には奈半利川沿いの二十三士公園という場所を選びました。広場や遊具、噴水もある普通の河川敷公園ですが、市街地から近いためコンビニや飲食店、ホームセンターなども近く、水洗トイレ完備というだけでも充分魅力的なのに、なんと温泉施設に隣接しているという優良物件ぶり!当初はここでの車中泊も検討しましたが、焚火がしたい一心で宿泊場所は小島キャンプ場と決めていました。

 

ここから野川林道の起点までは約9kmとアクセス至便です!

野川林道のダートを走り始めて数km、右に分岐がある場所で「終日通行止め」だの「林道崩壊」だの不吉な文字が目に飛び込んできました。

 

止まってよくよく読んでみると、直進側の野川林道は5.6km先で崩落があり、3.2km先で通行止めになっているため、ここを右折して池の川原林道を通れば須川林道経由でショートカットできますよ、という内容でした。

 

迂回路があるなら問題なし!むしろ池の川原林道は未走行なので望むところです。走り始めるとカチカチの滑りやすい路面でブラインドコーナーも多いものの、先が分からない故の楽しさであっという間に見覚えのある須川林道との合流点に到達しました。ここからは3月にも走った上にその後何度か動画も見ているため勝手知ったる、というやつで、ノリノリで走っているうちに野川林道に再合流、さらに林道羽根線の分岐までやってきました。

 

林道羽根線への分岐は上り坂の直線なので勢いに乗って一気に駆け上がるイメージで加速しようとすると、道端に2台のオフ車と自転車の方が止まって話をされているのが目に入りました!・・・が、私は急に止まれない(笑)。ノリノリのライディング・ハイ状態で止まる決断ができず、軽く手を挙げて会釈しただけで素通りしてしまいました。

 

しかし!なんとそのバイクに乗った方々が私のYouTubeチャンネルをご存じだったらしく、それを聞いた自転車の方から後日アップした動画にコメントを頂きました。その節は大変失礼を致しました。

動画 https://youtu.be/4teIzvI9U0M

 

そのままの勢いで林道羽根線を走り、林道東又佐喜浜線の起点までもうすぐというところで先を走っていたジムニーさんに追いつくと、間もなく道を譲って頂けました。ジムニーさんもありがとう!

 

分岐の確認以外はずっと走りっぱなしなのでそろそろ休憩せんとなあ、と思いましたが適当な場所が思い当たらず、林道東又佐喜浜線の起点では一瞬止まってテール周りの部品が脱落していないか簡単に確認しただけでそのまま突入します!

林道東又佐喜浜線の前半は3月と同様か、大きめの石がちょっとだけ減ったかも?という程度で相変わらずの様子。前回シカの集団が横断した場所ではイノシシに変わったくらいです(笑)。

 

登り始めてからの区間も以前とそれほど違った印象はなく、一見綺麗そうな路面に見えて石の粒が大きめなので結構ガタガタします。

 

峠でやっと休憩を入れてパンとお茶で軽めの食事を摂っていると、先程道を譲って頂いたジムニーさんが目の前を走って行かれました。私より一足先にこれからのガレガレ区間を下るようです。スゲェなジムニー!

 

休憩と食事を済ませたところで、満を持して私も峠から東へと下っていきます。動画を撮影して晒す前提なのでコケたり無様な様子は見せたくありません(笑)。普段はベタ座りでほとんどスタンディング姿勢をとらない私も、さすがにここからの区間は下りも登りもスタンディングでないと無理です。

 

崩落していた個所はしっかりと補修され、山肌はコンクリートでガッチリ固められていました。あんなに大量の土砂で埋まっていたのに凄いなあ。工事の方ありがとう!

 

崩落していた個所を過ぎると、思っていた通り残りはそれほど長くありませんでした。ダートが終了する少し手前に逆方向に向けた全面通行止めの看板が立っていましたが起点側には何もなかったはず。抜けた後そのまま進んでも大回りになってしまうだけなので引き返すのはいいでしょ?

 

というわけでUターンして、今度はガレた区間を登っていきます。下りはおっかなびっくりでしたが登りはイケイケです!峠まで楽しく登った後は、写真を撮ったり景色を楽しみながらボチボチと起点へ向けて下っていきました。

動画 https://youtu.be/-M23R82164g

林道羽根線も朝とは逆戻りで帰ります。今回初めて知ったのですが、今までてっきり北の野川林道側が起点で、南の東浜佐喜浜線側が終点と思っていたのがどうやら逆だったようなので今回の動画は起点側からの登りを採用。林道東又佐喜浜線と同様、前回は音割れが激しくBGMと差し替えた音声もまだ音割れは残るものの、かなり改善して収録することができました。

動画 https://youtu.be/-xSxK2iKlRY

 

ここまでで約66km走っていたので大した寄り道もできそうになく、かといってまたまた朝のルートを逆戻りするのもなあ、ということで、今度は須川林道を下って国道55号経由で二十三士公園まで帰ることにします。前回カモシカとにらめっこした須川林道ではまたもやカモシカに再会。ただ、今回は恥ずかしがって逃げてしまいました。私の勝ちってことでOK?

二十三士公園に戻ってハイエースにDTを積み込み、キャンプ泊予定地の北川村温泉・小島キャンプ場へと向かいます。昼食はどうしようかな・・・中途半端な時間にパンを食べたのであんまりお腹も空いてないなあ。キャンプの買い出しも兼ねてコンビニで菓子パンかおにぎりでも買って食べようと思って立ち寄ったコンビニに先程のジムニーさんが!今日3度目ですね!・・・でも、こちらはDTをハイエースに載せて着替えまで済ませたので当然気づいてもらえません。心の中で挨拶しておきました。

 

奈半利から北川村温泉までは北川奈半利道路を通って16km、20分ほどで着きます。先にキャンプサイトで準備を整えて、早めにゆったり温泉に浸かろうと小島キャンプ場へ向かっていると・・・ナニコレ?!小島キャンプ場使えないの?しかも看板古っ!何年の台風6号?そっかあ、3月に見つけられなかったのは暗かったからだけじゃなくて、キャンプ場そのものが無かったのかあ・・・。

 

まあ、温泉の周辺にハイエースを停めて車中泊できる場所はいくらでもあるし、なんなら二十三士公園まで戻って車中泊でもいいけど、それだと焚火はできないだろうなあ。温泉に浸かって車で寝るだけでも悪くはないけど、楽しみにしていた焚火ができないとなると一気に気持ちが萎えていきます。

 

うう~、今回は泊まりを諦めて日帰りにするかぁ。でもせっかく北川村まで来たんだから何もせずに帰るのもなあ、と考えた結果、7月に走った際に通行止めで抜けられなかった林道竹屋敷線の出口がそこそこ近いはずで、確か来年まで通れないながらも、次回のために出口側の様子を見ておくのもいいかな、と思い立ちました。

 

ハイエースを停めたのは前回車中泊した蛇谷林道起点より国道493号を数km東へ行ったところの路肩が広くなっている場所。ゆず畑には小中学校の廃校記念碑が立っていました。こんな何もない山奥にも学校があったんですね。ここでDTを降ろしてりんどう竹屋敷線へ向かいます。

国道493号から竹屋敷と書かれた標識を左折すると、いきなり林道竹屋敷線通行止めの案内がありました。ここからまだ9kmも先なんですね。

 

そのまま細く荒れた舗装路を走っていると、どうもDTの様子がおかしい・・・そう、先週の京柱峠でYPVSが不調だった時と同じく頭打ちが早く高回転まで回りません。まさか再発?いや、プーリーを固定するボルトはちゃんと締め直したはず。それとも別のトラブル?前回同様平坦路なら普通に走れるし、林道竹屋敷線を見て帰るだけならあと少しなのでそのまま行こうかな・・・と思っていたその時に目に飛び込んできたのがこの「つつじお林道」への分岐です。

 

林道竹屋敷線へ行く以外には特に予定もないのでここは走っとけ!でしょう。走り始めると最初のうちはフラットで直線主体、意外に長そうです。日が傾いてきたのも手伝ってか、薄暗くて寂しい独特の雰囲気が漂ってきたと思ったら突然急勾配で登り始め、どんどん山を駆け上がっていきます。DTは高回転まで回らずパワーが出ないのは先週と同じながら、幸いカブリ症状は出ていません。

 

登りが終わって平坦になったな、と思ったところはもう峠だったらしく、正面に視界が開けて道が下り始めましたが、すぐにゲートが現れて詰み。来た道を引き返します。あっ、そうそう、登ってくる最中に分岐があったなあ。あんまり期待してないけど一応入っておこう、と思ったのが予想外に長く、もしかすると本線より長かったかも?まだまだ続いていそうでしたが、崩れた個所が越えられず引き返しました。

 

予定外の寄り道で楽しんだ後、しばらく走ってようやく林道竹屋敷線の出口側に到着しました。特にゲートやロープで塞がれているわけでもなく普通に進入できます。走りだしても特に工事中っぽい雰囲気は感じられず、ずっと先なのかな?と思った矢先、突然目前に崩落個所が出現しました。ここでも特に工事が行われている様子がなく、看板もロープもコーンも、何もありませんし、崩落部分も全くの手つかずに見えます。

 

本当にこれが来年1月までに通れるようになるんでしょうかね?まあ、3月にあれだけひどかった林道東又佐喜浜線が綺麗に修復されているのに比べれば規模は小さそうですが・・・。

動画 https://youtu.be/JthNiAjUeoM

これにて今回の遠征は終了。予定を早めて高松へ日帰りします。ハイエースを停めた国道493号までの帰り道もやはり長く感じます。

 

DTをハイエースに積み込む前にYPVSのプーリーカバーを外してみると・・・なぜ?というべきか、やっぱり!というべきか、締め直したはずのボルトが抜けてプーリーが外れています。改めてボルトを観察してみるとネジ山がほとんどない!そんなに脱着を繰り返すような部分でもないのに。熱や振動でここまで減ってしまうものなの?あるいは少し緩んでガタが出た状態なら振動で擦り減ったりするんでしょうか?

 

まあ、いずれにしても新品のボルトに交換して様子を見てみます。その場で試走するとバッチリ吹け上がってキモチいい~!そうそう、これこれ!

 

高松まではノンストップでも3時間くらいかかるかな?今度はちゃんと温泉キャンプ泊しに来よう。

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コメント(全4件)

ハリーさん
精力的に遠征していますね。先週末も絶好の林道日和でしたので何よりです。
二十三士公園、良さそうです。たのたの温泉と共に覚えておきますよ。
私はキャンプには焚火が欠かせません。炎を見つめながら流れる時間が好きです。
小島キャンプ場、残念でした。高松~奈半利を日帰りですかぁ。きつい。お疲れさまでした。
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decopeiさん
いい季節にいい天気が続き、月に2度しかない帰宅のタイミングで用事がなくてバイクも好調(YPVSの件はありましたけど)などの条件が揃うことはあまりないので、行けるときはできるだけ行こうという感じです。

キャンプに焚火は必須ですよね!次こそはバイクなしの焚火キャンプだけでもやりたいです。

遠征はトランポあればこそ。自走でやれる気力も体力もありません(笑)。
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さすらいのライダーさん
おはようございます。

道幅広く景色が開けていて、とても走りやすいダートロード!
これぞ「林道天国」四国といったところですね?(^-^)/

道幅狭くてジメジメ鬱蒼としていて暗い林道しか無い北海道とは対極です(; ̄ェ ̄)

こんなカラっと明るい林道なら、つい1人でブラーっと走りたくなってしまいます。北海道もこうだったらなぁ…

日中でも、暗くて鬱蒼としているので、気分もイマイチですし、近年爆発的に増加しているヒグマやエゾシカどの遭遇が怖いので、決して1人では林道に入れません。天変地異的な災害が続いていますし、崩落&倒木多数、自治体にお金がないので放置され荒れ果てた林道ばかりorz
オフロードライダーにとって、北海道は実に残念な地です…

DTはYPVSのプーリーボルトが鬼門なんですかね??
私も何台かDTを乗ってきましたが、問題が発生した事は有りませんでした。ひょっとすると個体差?
ネジロックでしっかりと固定しなければ、安心できませんね( ̄▽ ̄;)
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decopeiさん
現役で林業が盛んな高知や愛媛の山々ではそれだけ林道も整備されて、仮に傷んでも復旧が早いようです。

YPVSの件はバイク屋さんも見たことが無いとのことで、ボルト側だけだったらいいのですが、YPVSバルブのタップ穴側も減っていないことを祈っています。幸いパーツは出るらしいですけど・・・。
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