decopeiさんのYAMAHA トリッカー ガレージライフ・トランポ日記 「トリッカーのハンドガードとリアボックス塗装」

ハンドガードは2018年1月にAmazonで買った安物で、トリッカーのタンクよりは若干薄めの色合いではあるものの元からオレンジ色だったのですが、その後色褪せが進行してさらに薄くなってしまったのと、リアボックスは1年前に次男がトリッカーを通勤に使うようになった際に購入したやはり安物(笑)で、こちらは元々精悍なシルバーだったものが、わずか1年で色褪せというより黄ばんだ感じになっていました。

どちらもトリッカーのボディ色との違いが気になっており、かといって傷や使用上の不具合も無いのでそのまま我慢しながら、いつか塗装してやろうと機会を伺っていたところ、過ごしやすい気候になったので実行することにしました。

塗料はイサムの2液性ウレタン、ビビッドオレンジという色がトリッカーの純正色に近そうという理由で採用。恐らくリアボックスもハンドガードも素材はPP(ポリプロピレン)製で、いかに2液性ウレタンといえどもそのままでは塗れないため、プライマーにミッチャクロンを使います。その他は脱脂の際にシリコンリムーバーを使いました。

まずは車体から取り外して洗浄、表面全体に#800の耐水ペーパーをかけて下地を整えます。この時点でリアボックスの方は黄ばみが取れて色味が復活しました(笑)。とりあえずシルバーの部分を全てオレンジに塗るので、塗らない後方のリフレクター部分と下半分の黒い部分をマスキング、ハンドガードはアルミの芯が見えている部分もありますが、マスキングが面倒臭いので丸ごと塗ってしまいます。

ハンドガードは脚立を利用して、両端の穴に番線を通して吊り下げた状態で塗ります。場所によって吊る方向を変えながら塗れるため塗り残しが出ないはず。

リアボックスは捨てようとしていた木製のシューズラック?を置台に利用。細い木でできているのでこの後はバラして焚火用にとっておこう。

さすがはウレタン、塗った後は生乾きながら1時間半ほどで触って取り付けできるようになりました。もちろん1枚目が塗装後、2枚目の塗装前と比べればシャキッ!と引き締まった感じがします。

同じくリアボックス側からの塗装後と塗装前。

ちょっとオレンジ成分が多過ぎかな?というのは想定済みで、Chap.3の塗料の画像の奥で控えめに写り込んでいるデイトナのMCペインターはヤマハのシルバー3という純正色。以前にライトカウルをオレンジとシルバーのツートンで塗り分けた際の余りで、気が向いたらこれを使ってリアボックスも同様に塗り分けようと考えています。

ライトカウル、ハンドガード、リアボックスは全て自家塗装。いずれも後付けのアフターパーツなので取り外せば純正状態に戻せますし、仕上がりもいい感じだと自己満足に浸っています(笑)。