杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「上州・かかあ天下／越後路ツーリング NO.17 (改訂版)」

ここは湖畔を一周する道路、良く整備され舗装も新しく快適な道路です。

一部細いところもあるが、立ち寄りスポットもあり車でも楽しめます。

空は真っ青 とても気持ちがいい、景色を見ながらバイクをゆっくり走らせます。

そして16号線「赤城南面 裏ルート」で、下山することにしました。

牛石峠は急こう配のヘアピンカーブが延々と続く難所、しかも道幅の狭いところが多く 慎重に下ります。

そして森の中を出ると忠治温泉、ここからは高原の雰囲気 軽快にクルージングが楽しめました。

そして赤城八巻道路・353号線を行くと、上毛電鉄のあかぎ駅、

そこから間もなく桐生(きりゅう)に到着しました。

ここは絹織物で発展した町、江戸時代から昭和初期に建てられた古い町並みが見られます。

聞いた話によると、

上州は古くから女性が養蚕・製糸・織物で 生計を支えていたという。

男たちは「俺の かかあは天下一」だと自慢、これが上州名物らしい。

そんな かかあたちの「情熱と夢」が詰まった織物工場が 今に残されています。

ホテルは桐生駅前通りにあり、観光に食事に便利な立地、

フロントの男性SFは丁寧な応対、気兼ねなく話が出来て心和みます。

では、町へ出て食事をしよう。

通りに出るも どっちへ行ったらいいか わからない。

そこで手堅く駅方面へ行ってみました。

これが桐生駅、ここは「わたらせ渓谷鉄道」の始発駅です。

春の観光シーズンだが、人影は無く しーんとしている。

日中は賑わっているのかも、

駅前に居酒屋さんがある、しかし提灯の数が半端ない。

これは ぎょうらしく一人では入りづらい、

だが ほかに飲食店が見当たらない。

そこで ホテルの近くに デニーズがあるのでそこへ、

店員さん、「本日のおすすめはハンバーグです・・・」という。

なんと可愛い女性店員さん、桐生にもこんな美人さんがいるもんだね AKB並みだ!

織物産業で栄えた桐生の女性たちは教養を備え、かつ洗練された身だしなみで、美人の多い町と いわれるようになったとか、

ホテルはシングルルーム、典型的なビジネスホテルです。

でも ツーリングで泊まるだけなのでこれで十分、街歩きにも便利な立地の宿でした(7日目 91km)

ここは かつて繊維産業で栄えた伝統ある町、明日はそんな桐生の町を覗いてみます。

越後路ツーリングも8日目、最終日に相応しい町です。

つづく