2019年のリターンから3年目の夏の終わり。
バイク熱は冷めない。
その間に大型免許を取得して大型バイクを購入した。
ついでに言うと、今年だけで3回転倒した。
転倒の痛みや悔しさを、熟年になり味わうことになろうとは。
人生とはかくも楽しいものだ。
それというのも、バイクにリターンするまでは、のめり込むほどの対象が皆無であった。
そして、我が人生に悔いなしと、ラオウ宜しく勝手に達観する自分がいた。
熟年を迎え、健康診断の数値改善と会社の愚痴だけが日常のようなヘルジャパンにあって、バイクとの再会は天啓とも言える。
天啓の仲介者には深い感謝の念を送りたい。
ありがとうございました、と。
さて、そんなバイクライフだがいつまで続くのだろうか。
気持ちの面では永い年月携わりたいと願う。
懸念はフィジカルだろう。
筋トレの効果はいつまで続くのかわからない。
だが、筋力に応じた携わりもある。
大型バイクだからのめり込んでいるのか。
転倒を繰り返すバイクだから手なづけたいのか。
純粋にバイクが好きだからのめり込んでいるのか。
明確な答えはない。
ただ、ひとつの事実は寝食を忘れるほどのめり込んでいるということだ。
もはや依存症と言えるかもしれない。
だけど、それで構わない。
3回転倒してもバイクの治し方を検索する自分がいる。
その事実だけが真実なのだろう。
まごうかたなきバイク依存症だ。
だが、依存症になるほどの魔力。
おぼろげに見え隠れする涅槃へのリスク。
リスクと快楽。
バイクとはかくも魅力的なものだ。
と、改めて思う夏の終わり。
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