杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「山菜の宝庫・南魚沼／越後路ツーリング NO.7 (改訂版)」

すると 道の駅・南魚沼が見えて来たので ここでカフェタイムにします。

入口に何やら のぼり旗が風になびいている。

そこに「南魚沼 きりざい丼」と書かれてある 何んだろう?

店員さんによると、南魚沼産コシヒカリに 野菜や漬物を細かく切って 納豆と混ぜた丼だと言う。

冬の間 食料が少なかった時代、納豆は貴重なたんぱく源、

その納豆に 漬物でかさ増しして食べていたという 郷土食の一つであったらしい。

店内には 新潟の特産品が並べられているが、目立つのは山菜 物凄い数です。

コゴミ・シオデ・トリアシショウマなど珍しいものもあり、お客さんは次々手にします。

そこに看板が立てられている。

「雪国の山菜は、雪の降らない地方と比べ 灰汁(あく)が少なく食べやすい」と書いてある。

これで謎が解けました。

だから、群馬の道の駅でも 新潟産の山菜が売られていたんだね。 

道の駅の敷地内に「今泉記念館」がありました。

これは郷里の発展に 尽力した今泉氏の記念館です。

彼は私財を以て財団組織の文化施設をつくり、郷里の文化向上に貢献したといいます。

1階は雪国交流館、観光情報と雪国の四季が感じられる憩いの場、

2階はアートステーション(美術館)、棟方志功などの美術品や絵画が見られます。

では出発、三国街道の両脇にはスキー場がたくさんあります。

左手に見えるは舞子スノーリゾート、その先は人気の岩原(いわっぱら)です。

そして7~8km走ると新潟県 越後湯沢の町、ここからは関越道を走ります。

ETCゲートをくぐり 一気に加速して本線へ合流、

前方に乗用車が2台、バックミラーには トラックが1台のみ ガラガラ状態です。

関越トンネルを抜けると、路肩にパトカーが止まっている。 

その前にはスバルレガシー ツーリングワゴンが、スピード違反かな?

前ばかり見ていないで、時々バックミラーで後続車をチェックしましょう。

そして群馬県 水上ICで一般道へ、

少し走ると「みなかみ清流公園」があるので一休みします。

公園の前は 道の駅・水紀行館、ここには水族館があり 珍しい淡水魚がたくさん見られます。

入口の黄色いのぼりには「陶器市」と書いてある。

もう夕方、客はいません。だが 日中は掘り出し物を求め多くのファンが押し寄せたようです。

では「みなかみ清流公園」、散歩してみよう。

ここは利根川の河川敷に整備された公園、レクリエーション広場や噴水、水遊びの池などがあります。

また 遊歩道やドッグランなどもあり、憩いの場といった感じでした。

水上温泉からは県道270号線を行きます。

走り出すと間もなく田んぼの広がる里の景色に変わりました。

そこに聳えるは谷川岳かな? 地元では見られない景色に ちょっと感動です。

だが その先は山深くなり、林道のような雰囲気に、

峠付近はカーブの連続、だがヘアピンカーブではないので バイクの走りが楽しめます。

そして峠を越え快適にコーナリング繰り返すと、橋が見えて来ました。

宿はすぐそこです。

宿の駐車場は千葉ナンバーばかり、安いからほとんどの人が連泊です。

早速 風呂へ入り手足伸ばせば 疲れが飛んで行った、温泉効果抜群だ(2日目 169km)

明日は新潟県の十日町へ行き、棚田と美人林の絶景を巡ります。

つづく