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シグさん

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KAWASAKI EX-4
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セルモーターが壊れました。

今回セルモーターを交換するにあたって、素人整備ゆえの落とし穴にハマったので備忘録を残します。

壊れる前日はなにも問題なく、バイクは快調に動いていました。

翌日の朝、出勤のためにバイクを始動しようとセルボタンを押した直後

「バチンッ」

という、ボリュームは小さいがはっきり分かる音と同時に電源ダウン。

ニュートラルランプとオイルランプが薄く灯るだけでなにも反応しない。

後日、まずはテスターでバッテリーチェックしたけど電圧は12.6Vとやや物足りないけど正常値と判断。

ここでセルボタンを押したときの通電電圧も測るべきところ、無知故そこに思い至らなかった。これが後々落とし穴になる。

次にスターターリレーを予備に交換するが動かない。

レギュレーターをテスターチェック。問題なし。

最後の砦、セルモーターにバッ直する。動かない

「セルモーターかなー・・・」

と思い、とりあえずセルモーターを外すことに。バッ直したら動いた。

ただ動きが弱かったので、「これはそもそもバッテリーがだめなのでは?」

と思い、ショップにバッテリーチェックしてもらうことを決め、とりあえずモーターをもとに戻すことに。

取り付け動画などを参考にして、自分でもできると思い作業に入ったわけですが

ここで問題が発生。

オルタネーターケース内にある、モーターと直結させるギアが右にずれてる。

壊れたわけではなく、ギアを固定する仕組みがなかったため、ギアに絡んでるチェーンの重さで右にずれ込んだのだ。

モーターをはめ込む穴の中心にギアがなければモーターははまらない。

オルタネーターケースを開ける必要があった。

確かにマニュアルにはオルタネーターケースを開けると書いてあったが、

ホンダ車とか動画のバイクはそんなことせず嵌めてたので同様にできると思いこんでいた。

結果、手持ちの工具では長年開かずの間だったオルタネーターケースを剥がすことはできなかった。

結局ショップにお願いして交換することに。

これがバッテリーの劣化だけならあまりにも余計な出費。

ショップに持っていって、「とりあえず取り付けて欲しい」とお願い。

取り付けてもらったが、ここで思わぬことが起きた。

正常なバッテリーを取り付けても始動しない。

どうやら最初の見立て通り、セルモーターも壊れていた。

つまり今回はセルモーターとバッテリーが同時に壊れたのだ。

結果的には、セルモーター交換のためショップに頼む以外、道はなかったわけだが、

もしこれがバッテリー不良だけだったら無用な出費が発生していた。

静止状態の電圧で問題がないと早とちりしなければこんな遠回りはしなかった。

セルボタンを押した通電時の電圧もちゃんと計測するべきだと気づいたのはあとになってから。

やはりにわか知識では電装系は取り扱えないと反省した。

もうひとつ問題点として、交換してから1年半以上バッテリーのメンテをしていなかった。

開放型なのでメンテナンスは必須。このへんもトラブルの要因に繋がったんじゃないかと思う。

そのバッテリーは希硫酸を足して充電をしたが、静止時は12Vでも

通電時の電圧が著しく弱かった。メンテ不良に加えて今回の件で完全に壊れたのだろう。

今回の反省点とEX-4用の注意点。

(1)セルモーターはオルタネーターケースを開けないと填めることができない。(オルタネーターケースは強力な磁力で簡単には剥がれない)

(2)バッテリーは静止時だけじゃなく通電時の電圧も測る。

(3)開放型バッテリーはメンテナンスしないとトラブルのもと。

(4)まずはバッテリーを疑え。


今回の問題解決にあたり色々ググっていたけど、やはり多くの人がまず指摘するのはバッテリーだった。

ただ通電時の電圧まで触れている人が少なすぎたのでバッテリーを疑うには至らなかった。

(後々調べたら通電電圧に触れている人がいたのでそこで初めて電圧不良に思い至れた)

それでも色々手を出す前に、ショップなりに持っていってバッテリーの健全性を確認するべきなのだと今回は学習できた。

痛い出費以上に無用な労力を割いた反省としてここに書き残していきます。

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