チバアヒル(令和の馬笑)さんのツーリング日記 「ふたたびの四国旅(3)...土佐の偉人は龍馬だけじゃない♪」

高知と言えば桂浜♪

私にとっては思い出深い所です。

大学時代にツーリングで高知に来てここで野宿しました。桂浜の波の音を聞きながら、龍馬もこの音を聞いて日本の未来を案じていたのかと、ロマンチックに浸っていましたが...

深夜、シンナー中毒の地元のヤンキーに絡まれてロマンチックどころではなくなり、ヤバイ現実に引き戻されました。(==) その後の顛末はご想像にお任せします。汗

桂浜の龍馬像もその一部始終を見ていたに違いない(^^;

ちなみに、坂本龍馬が有名になったのは昭和30年代に発表された司馬遼太郎の小説「龍馬が行く」で紹介されたからで、それまでは地元でも幕末に活躍した侍のひとりくらいの認知度でした。

龍馬の功績は、司馬遼太郎の小説とともに観光資源の側面で過大評価されて現在に至りますが、本当の意味で明治の日本を作った高知の偉人は、坂本龍馬でも無ければ同志で寺田屋事件でともに暗殺された中岡慎太郎でもありません。

岩崎弥太郎は、高知市の近く安芸市の出身で、龍馬や慎太郎と同じ下士の出身です。

今の三菱グループの創始者です。

日本の財閥として三井、三菱がよく挙げられますが、日本の海運を育て上げ日本経済けん引の一翼を担ってきた日本郵船の育ての親です。

どうも、財閥=戦争を引き起こした悪い奴!!と戦後刷り込まれてしまいましたが、最近は再評価が進み、渋沢栄一ともども資本家であり経営者として評価されています。

歴史にIfはありませんが、坂本龍馬も生きていれば、勤王の志士の名声より、三井、三菱、渋沢に並ぶ資本家として、後世に名を残していたのかもしれません。

そのあとは、高知から徳島に立ち寄りました。

潮見表から大潮なので鳴門の渦潮を期待しましたが、風が強くて遊覧船に乗る状況でもなかったので、あきらめて徳島ラーメンを食べるだけにしました。

ラーメンは、徳島ラーメン定番の東大です。

今回は、もう一つの徳島ラーメンの名店の王王軒に行こうかと思ったら、グーグルマップで王王軒は混雑中と表示されたので、こっちにしました。(==)

徳島からは、早めに高松に着いたので、レンタカーを返却して、駅周辺で土産を買って、夕飯を兼ねて一鶴で親鳥で一杯やりました。♪

固くて味わい深い親鳥のモモ焼きをビールで流し込みながら、キャベツやおにぎりで口直しするという食べ方です。久しぶりの親鳥も旨かった♪

高松駅からはシャトルバスで高松空港まで移動して、ジェットで成田空港に帰りました。

四国は、食べ物は海も山も川もおいしいし、景色も良いし、次回は久しぶりにバイクで走りたいです。