杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「榛名山･北面道路／群馬バイク一人旅 NO.6 (改訂版)」

まずは、榛名山を目指します。

水上の宿を出て国道17号線・三国街道を南下、

脇を流れる川のせせらぎも聞こえ、旅情たっぷりです。

しばらく走ると、利根川の橋に差しかかりました。

そこからは 谷川岳が見えます。

辺りの新緑と雪景色の谷川岳、美しい景色に感動です。

月夜野からは36号線・渋川下新田線を走ります。

ここは赤根峠越えの山岳ロード、緩やかな登り坂を行くと そこはリンゴの産地、

眼下に月夜野の町が、その背後には残雪の谷川岳が見られました。

更に進むとヘアピンカーブとS字カーブが、その先の高速コーナーを立ち上がると トンネルが現れました。

ここは難所の赤根峠だったが、現在はトンネルで一気に越えられます。

その先は高山村、そこを右折して145号線・日本ロマンチック街道を行きます。

のどかな山村風景を眺めながら走ると 中之条町に入りました。

すると、 中之条駅の看板が出ていたので ここで一休みしよう。

駅前に行くと、鉢植えで花壇が作られている。

これは群馬のマスコットキャラを描いた鉢植えアートだ!

それは群馬県の「ぐんまちゃん」と、中之条市の「なかのん」のコラボ、

色合いも綺麗、ユニークな発想に拍手です。

中之条町から吾妻川沿いに走り、郷原(ごうばら)を左折すると 28号線・榛名山北面道路の始まりです。

新緑の中、なだらかな登り坂が続きます。

道巾も広く、良く整備された走りやすい山岳ロードです

しばらく走ると、中速コーナーが次々現れます。

車体を倒し込みコーナリング、だが勾配がきつく 相棒はヴオオォッと苦しそうだ。

そして、榛名湖にようやく到着しました。

正面の山は榛名富士、もう5月中旬なのに枯れ木に覆われ まだ冬の様相です。

だが湖畔は桜が咲き、春真っ盛りといった感じでした。

ここは群馬県屈指の観光地、ボートや遊覧船、トテ馬車、ロープウェイなどレジャー施設が充実しています。

観光客も多く それぞれ群馬の春を楽しんでいるようでした。

それでは今日の宿がある伊香保温泉を目指し出発、

走るは榛名山の東斜面を走る33号線、下り坂でヘアピンカーブの連続です。

所々 路面が荒れているので慎重に走り、無事 伊香保温泉に到着しました。

ここは石段街の広場、写真を撮ろうとカメラを向けると、

そこにいた人たちが 邪魔をしてはと脇に寄って前を開けてくれた。

男女6人組の台湾から来た観光客だ、これはビックリ 日本人より礼儀正しい。

撮り終わると、その若い女性がカメラを差し出し 何か言っている。

撮ってくれということかな?カメラを受け取ると石段の前に笑顔で整列、

台湾の方と、ささやかな交流が出来ました。

そして伊香保温泉の宿へ向かいました。

ロビー前へ行くと 係のスタッフが屋根付きスペースへ案内してくれた。

古い建物だがロビーは広々、高級感が漂います。

Wベッドの洋室は一人なのでゆったり、有線ランだがネットの閲覧や備品も充実している。

大浴場はローマ風呂風のモダンな造り、名湯「黄金の湯」が ざわざわとかけ流し、

茶褐色の濁り湯で、肌に優しい温泉でした。

外はまだ明るい、名所の石段街が近いので 散策してみます。

伊香保温泉は榛名山の中腹に佇む温泉地、道路は急勾配 これはキツイぞ、

そして石段街の上にやって来ました。

まずは伊香保神社にお参り、そして帰りは365段の石段を下ります。

昔ながらの店を覗きながら歩くのが楽しい。

足湯や関所など見所も多く 一日遊べそうだ。

今日は平日 閑散とした感じだが 休日には多くの観光客で賑わうようです。

(訂正版につきコメ不要)

つづく