FORESTさんのKAWASAKI KLX125 ツーリング日記 「湯岐温泉般若湯治_20220625」

山に夢中だった頃は、奥多摩に次いでよく訪ねた筑波山。
笠を被った姿は初めてなので、表筑波山からのスタート拠点にしていた神郡へ立ち寄り撮影。

朝食は笠間市で「もつ鍋定食」で有名な食堂へ。
0630時開店で少し前に着きましたが既に開店済み。
注文はもちろん「もつ鍋定食」。
ラーメン以外のものも食べるんですよ。
食事中、店の大大将が「バイク何処行く?」から始まって、ずっとしゃべってましたが、何言ってるかほとんど聞き取れずでした。

沈下橋と言えば、四国の四万十川や仁淀川の印象が強いのですが、久慈川にもいくつか沈下橋があります。
山々と久慈川沿いを走る水郡線の眺めは、自宅から気軽に来られる私の絶景エリアです。

やっぱり訪ねてしまうご当地寺院。
「山本不動尊」と称される『石堂山徳善院明王蜜寺』。
以前は娘と湯岐温泉に来た時に初めて参詣。
股関節の関係で奥の院は諦め、本堂のみで済ませました。

山本不動尊は参道が美しいのです。
猛暑の炎天下ではありましたが、ここは木々の緑が陽光と風ををフィルタリングし、時間までも止めてくれるような安らぎになります。

白河エリアですから昼はやっぱりラーメン。
当初は塙町の「みよし食堂」で『味噌ラーメン』を予定していたのですが、開拓してみようと山本不動尊を降りた「よしなり食堂」で『ねぎ味噌ラーメン』。
白河系は醤油味が有名ですが、店によっては味噌もあり、これがまた角の無い優しい味噌で、この店も滋味に富む味噌味で正解!
福島って「美味しい」の中で差はあっても、「外した!」が無いんですよね。

いつもお世話になる「山形屋旅館」さんは、『まかないつき湯治宿』と称し、案内の「イラスト湯治講座」で『〇〇して風呂に入る』的な解説があるのですが、私の場合は「呑んで風呂に入る」の繰り返し。
ぬるい温泉だからこれができるのですよ。
よい子はマネしちゃいけませんが。
猛暑に雲もモクモク湧き立ち、夕立の気配がありましたが、湯岐をぎりぎり避けて通り過ぎました。
その分、暑さも残りましたが。

「食事少なめ」でもこのボリューム。
これで大人の独り泊でも税込1万円切るのです。
地元のTVニュースを見ながら、地酒で日々からの逃避の至福感は最高潮に達します。
以前は携帯も通じない隔絶感も加わっていましたが、最近はしっかり通じるようになってしまいました。