新濃 拓也/しんのう たくやさんのYAMAHA SDR200 バイクいじり日記 「MEGA-denshi製SDR専用設計デジタルYPVSコントローラへの交換」

届いたコントローラは配線が剥き出しで心許ないので、職場のゴミ箱から拾った(^^;;屑コルゲートチューブを巻いて配線を保護します。

シートと燃料タンクを外したところ。指さしているのが純正標準のYPVSコントローラ。その前方で光っているのがノイズ対策になれば、とアルミ箔を巻いたMEGA-denshi製SDR専用設計デジタルCDI。こんなものではノイズ対策にならなかったので、今回の整備ついでにアルミ箔は撤去。

取り外した純正標準のYPVSコントローラと取り付け前のMEGA-denshi製SDR専用設計デジタルYPVSコントローラ。30年も年月が経つと電子部品の集積技術の違いでこんなにも小さくなります。

燃料タンク取り付け前の、MEGA-denshi製SDR専用設計デジタルYPVSコントローラが固定された様子を撮り忘れました。(^^;;;;

早速、試走に出たのですが、走っている分には純正標準との差異はわかりません、ええ。(^^;;

純正標準のYPVS開度マップをベースにしたオリジナル開度マップを載せてある、とのことですが、パワーバンドが広くも狭くもなっておらずオーバーラン特性も変わらず加速中のシフトアップ回転数も同じようなものでしたので、何かエンジン特性の変化や劇的なパワーアップを求めているのであれば肩すかしとなるでしょう。

気付いた変化はキーをオンにしただけのエンジン始動前、一度YPVSは排気バルブを開→閉→開と動かすのですが、その駆動モーター音が力強くなったこと。これはメガスピードさんもウリにしていますね。

あまり劇的な変化はありませんでしたが、いつパンクして動作不能に陥るかもしれない30年前の純正標準のYPVSコントローラにびくびくしなくても良くなっただけでも僥倖でしょう。