新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

0000536access

1546428142453M.jpg

matsuさん

ステータス

日記投稿件数
816件
インプレ投稿件数
17件
Myバイク登録台数
7台
ウェビ友
73人

技適な無線機その2


まず,発射可能な電波の出力周波数を制限します。

Baofeng純正の周波数書き換えケーブルは,いわゆるUSB-シリアル変換ケーブルです。パソコンに接続するにはドライバが必要です。次のURLからCH341SER.ZIPをダウンロードして,デバイスマネージャからドライバの更新でインストール。
http://www.wch-ic.com/search?q=CH340&t=downloads

付属CDの書き換えソフトのタイムスタンプは,2015年と古すぎて怖いので,最新版のCHIRP Programming Softwareをダウンロードします。
https://trac.chirp.danplanet.com/chirp_daily/LATEST/
ここのWindows Installer(recommended)をダウンロード,インストール。

一発目のジャブ・・・

CHIRPを起動後,comポート番号,メーカー,機種を選択します。機種リストには,UV-S9 Plusはありません。似た型番UV-9Rがあるのですが,これを選択しても,パソコンと通信できません。

もしやと,UV-5Rを指定したら繋がりました。UV-S9 PlusはUV-5Rの改良機なのかも。

あとで説明するつもりですけど,大陸製無線機の技適が厳しくなったのは,UV-5Rのスプリアス放射(不要電波)レベルが仕様に書かれている値と大きく異なっていたためとのこと。それが大陸製無線機の技適取得記事がここ数年ぱったりとなくなった理由のようです。

ここから先は,添付書類そのものの画像が出てきますが,バイクメンテで言う「書類チューン」を推奨するものではありませんので,解像度は下げてあります。まぁ,Webiの仕様ですけど(爆)

ネット上にある書類をコピーして添付書類として提出する,というのはさらなる規制の原因となりますので,よくないことですものね(^_^)

ネット上の情報を参考にしながら,無線機を調査・理解して,必要なら小型LPFやBPF(ローパスフィルタ・バンドパスフィルタ)を外付けするなど対策して申請します。(そのつもりで準備(カートに入れるだけですが)してました)

アプリ起動後,一度無線機から設定をダウンロードし,写真のように周波数を制限して,アップロードします。

国内でアマチュア無線として発射できるのは,
144-146MHz, 430-440MHzなのですが,ネット上には,アプリのドツボな仕様として,Upper Limitを146とすると,146.99・・・MHzまで出てしまうので,145とするのが正しい,という情報がありました。

つまり,144, 145, 430, 439と入力するのです。

はい。これは間違いです(リモートジャブ2発目)。最新版アプリの仕様は修正されており,144, 146, 430, 440と入力しないと,最後の1MHz帯が出力できなくなってしまいます。パターンカットまでしてから気がついたので,ちょっとくらっと来ました。

追記:もう一台入手して試したところ,今度は,144, 145, 430, 439としなければダメでした。えっ,っていうことで最初の1代目を再設定したところ,144, 146, 430, 440としないとダメでした。どうもソフトでなくハードの違い?で発生するようです。

発射できる電波の周波数制限が終わったら,パターンカットです。発射してはいけない電波は間違っても出したくはありませんから,潔くカットします。

ここまで詳しく書く必要はないと思いますが,ちゃんと作業したよ,感をしっかり出すのが吉でしょう。

パターンカットでも良いですが,1kΩのチップ抵抗をハンダの小手先でちょちょいと外してもokです。

送信機系統図を作成するため,さらに分解していきます。

基板の裏側を確認するのにLCDを外さないとネジが出てきません。写真はLCDの表示部分を外していますが,なんとLCDコントローラは基板上にあります。黒い部分。

で,薄い導電スポンジの板で,液晶に信号を送ります。

これ,しっかり構造を理解していないと,再組立した時,液晶のドット抜けが,大量に生じます。

ジャブ3発目でしたが,スポンジの方向を合わせて正しく組み付けて,スマートにかわしました。

基板裏側。

ここからは,双眼実体顕微鏡がないと私の老眼では無理です。

さすがに,実体顕微鏡。マークが難なく読めます。

これはCPUです。

水晶発振器。

電力増幅管・・・管は,真空管の管です。トランジスタの時代は過ぎ,FETが主流なんですが,未だに真空管時代の呼びが続いているって,面白いですね。

DSPからアンテナまで,きれいにブロックに分かれて,基板設計ができていました。ネット上の他機種の情報と合わせ,系統図を作成。

UV-5Rとは違って2系統ありました。

面倒な仕事はDSPがやってくれているので,すごくシンプルな感じ。

さて,問題はスプリアス発射強度です。

新スプリアス規定をクリアしていることを示す書類として,付属マニュアルのコピーを提出してみましたが・・・,返ってきたのは・・・。

続く・・・。

不要になったChapterって消せないのかな・・・。

  • 都道府県:
  • -
  • 関連サイトURL:
  • -

コメント(全10件)

朝4時のコメンテーター菜園 (暖季限定ライダー🏍)さん
メカ濃度が高い日記。

何がなんじゃら解からないんですけど、matsuさんがデキるのは判りました!
  • (0)
  • 返信
パチ10(忍魂!!!!!! )さん
前回の日記に続いて何とも私には難解な内容で~(爆)
周波数制限とかあるけど出力してはいけない電波を
出すと罪に問われちゃう?(汗)
  • (0)
  • 返信
軽量化以上に体重が増えたさん
なるほど
調子が悪いときCPUを叩くと通話ができるんですね
昭和か!

さっぱりわかりませんでした
  • (0)
  • 返信
matsuさん
菜園さん できないと無線機使えないだけです。(^_^)
  • (1)
  • 返信
matsuさん
パチ10 そのようなのですが,業務用無線とか携帯通話を邪魔する可能性もあり,そこはシビアです。
  • (0)
  • 返信
matsuさん
軽量化さん それ,正常な不具合対策です!
  • (0)
  • 返信
中華のシャリー乗り(流行の物を作るぞ~!)さん
かなり細かく設定しないとダメなんですね!
国産と違って周波数がワイド過ぎるんですね!
  • (0)
  • 返信
matsuさん
中シャリさん ワールドワイドに対応していますので,必要に応じて設定を変えるんです。
  • (0)
  • 返信
おっぺけさん
不要な電波をカットですね。

受信は良いんですよね?
  • (0)
  • 返信
matsuさん
おっぺけさん 受信は自由です。受信側は一切いじってません。
  • (0)
  • 返信