昨日のCDI取り付けの写真の中に、通常なら車載工具を収納してある部分に、透明なケースのような物が装着されていますが、これはピックアップが拾った波形のトリガー位置をズラす装着です。
とは言っても大したものではなく、ダイオード2個で周回路をつくり合間の前後に抵抗を備えただけのものです。電気工作したときに余った抵抗を色々用意してピックアップと、点火の波形をオシロスコープで計測しながら、SUZUKI車によくある波の下ピークでトリガーする(逆位相)←正しい表現かわかりません。 を、一般的な山の頂きで拾う正位相位置まで、抵抗を替えながら丁度良い位置を探ります。
フライホイールの突起がピックアップに近接通過するときマイナス→プラスの順で波が出来ますので、要するに時間稼ぎをさせる訳です。位相がどちらだろうと点火はします。スピーカーの配線がプラスマイナス逆だろうと普通に音が鳴るのと同じような事です。ですから、装置については詳しくは書きません。素人レベルの装置で、恥ずかしいから。。。
せっかく作ったから、透明なケースに基板を内封して車体に取り付けました。結線は、ピックアップからのコネクターを抜いてCDIまでの間に割り込ませてあります、僕らの世代の者には、映画バックトゥザヒューチャーのデロリアンのアレみたいでたまりません。
ちなみにマイナス位相で点火だと毎ストロークごとの失火が、少ないです。ピックアップが第1波を拾い損なっても突起通過直後の波で点火する場合があるからです。排気音がSUZUKIっぽい「ガオーン」て感じに吹けます。
プラス位相にすると大きくキレイな波の頂きで点火する為、タイミングか正確になります。が、アクセル急開など悪条件のとき不発率がわずかに上がります。排気音はホンダ車っぽい「ベ~ン」てな感じです。それと理由は分からないのですが、始動性がよくなります。怪しい事を書くみたいでイヤですが、経験上ではエンジンのかかりが良くなります。誰か理由を教えてください。。
それではまた。
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