一ヶ月程放置していたSDRですが冬の晴れ間の暖かさに誘われて我慢が出来ずに試乗しました。
走行距離は2.2kmと短いですが今年初ライドです。
20年ぶりにSDRに乗りましたが楽しいバイクですね。
リアブレーキの引き摺りはキャリパーを二分割して徹底的に洗浄しました。
幸いブレーキピストンに腐食はなかったのでキャリパーボディのアルミ腐食で太った部分を綺麗にして組みました。
部品の手配をしていなかったのでダストブーツとピストンシールは再使用です。
張力がなくなったピストンシールではピストンの戻りが今一つなのか軽く引き摺りの気配も感じます。
走り出す前に少しピストンを戻しリアブレーキを使用しない様に走りました。
タイヤは年式不明の25年は前の物なのでグリップは壊滅的です。無理は禁物。
走り出して最初に感じた事は燃料タンクの細さですね。ニーグリップした内股がぴったりとタンクに沿って良い感じです。
次に感じた事はバックステップに交換してある両足の収まり具合です。攻めるには最高のポジションですが長距離走行には向かなそう。窮屈って訳じゃなく自由度が少ないって感じですね。
フロントフォークのスプリングの柔らかさを懐かしく感じます。
水温が上がってきたら低速トルクもそこそこあるので低回転からでもゆっくりですが滑らかに加速します。
上まで回せば充分以上に速いと思います。
2ストロークにしてはエンジンは乗り易いですね。美点です。
燃料が500cc程しか入っていないので近所を周って帰りました。
100km/hまでしか出さない様な条件下では結構速いと思いますよ。
ポジションが短距離向きなので私の使い方には合わないですが車検も不要だし維持し易く高速道路も走行可、中々良いバイクですね。
本気で走るならフロントの柔らかさとスイングアームの剛性不足等気になる点もありますが愛着を持って長く楽しむ間に少しずつ自分好みに手を入れるのも楽しいと思います。
時間が出来たら売却しよう。TZ125の部品が色々あるのでセットで売ろうかな。
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