新濃 拓也/しんのう たくやさんのガレージライフ・トランポ日記 「冬眠」

自宅の方も段差越えスロープを片付けてしまいました。

週間天気予報を観ると来週日・月曜に雪マークが現れていました。

北陸の冬はもうすぐです。

晴れたので(たぶん)今季最後の暖機運転と冬眠に向けた手入れを。

ニンジャは煙も油も吹かないので庫内で暖機。煙も油も吹く2st.エンジン車3台は庫外に出してもくもくもくもく。雨や雪が降っていると出来ないことです。

自己放電を避けるために外した4台分のバッテリー。自己放電を避けるだけなら外すまでもなくマイナス側端子を外すだけでいいのですが、この賃貸ガレージには電灯も単相AC100Vコンセントも無いので、自宅に持ち帰って充電器に繋ぐのです。

先週の内にGSでガソリンを満タンにしておいたのですが、ガソリンタンク内側の防錆のため、少しでも湿気を含んだ大気に触れる部分を少なくするために車体を直立させ、フィラーキャップの摺り切り一杯まで燃料を注ぎます。触媒付きインジェクション4st.エンジン車であるニンジャにはガソリンを、キャブレター2st.エンジン車にはホームセンターで買って来た混合油を入れました。

んで、キャブレター・フロート室のドレンコックを緩めてキャブレター・フロート室からガソリンを抜き取ります。キャブレター・フロート室からガソリンを抜かずに一冬放置しますと、フロート室内でガソリンが変質し、それで出来たスラッジが各ジェットや燃料通路を塞いでしまうからです。来春に余計なキャブレターのオーバーホールをせずに済むように、このような処置をしておきます。

このような処置を施さなくても週一くらいのペースでエンジンを始動し、キャブレター・フロート室に残っていたガソリンを消費し、新たなガソリンがタンクから導かれて満たすまで掛け続けてやればスラッジ生成が起こらないでしょう。頻繁に冬眠中の愛車にアクセスできる方ならソレでいいと思います。