気怠い午後にこんにちは。
他の方が書いていたので、思い出したように軽くFIのバイクについて語ってみます。
FIに付いている部品にバンクアングルセンサーというブツがあります。(以下、B.A.と書きます。)
どういう物かと言うと、バイクが倒れた時にエンジンを停止させるブツですね。
何故、付いているのかと言えば、キャブと違って倒れてもエンジンが停止しないからです。
仕組みは重力によって一定以上に角度が変化するとキルスイッチが作動するシンプルな構造。
これが車両に搭載されているのですが、メーカで何度も検証し車両に固定されているんです。
ふわっとした表現で存在した事例ですが。
B.A.を適当にタイバンド等でブラブラさせて固定すると如何なるのか?
コーナーで失火したり、ストッピーやリフトしただけでも止まる恐れがあるのですよ。
出荷される筈もない某国で何処ぞのお金持ちのお馬鹿がB.A.をプランプランさせて自称競技走行し、壮絶にクラッシュして損害と賠償って文句言ってたっけ(滝汗)
これはローダウンにしても同様で、角度が変わっちゃうから止まる事もあります。
それに加え、フューエルポンプが角度を許容できず失火するお話もあったりなかったりする。
総じて。
メーカからしたら、勝手に改造しといてそんなのシラネーヨ!wwって話なんですが。
メーカ基準を逸脱した仕様については保証なんてできませんので、メーカではそれを纏めて改造車とカテゴライズされます。
お客様使い勝手ってやつですね。
尚、実例も含めて色々細かく書くとかな~りヤヴァいので書けない。
ですが、何とな~くお判り頂けましたでしょうか?
そういう事も知っていないとキャブ車にFIエンジンを搭載するなんてできません。
事情を知っている故に語れず、悪趣味に思われがちですが書けない物は書けないので以上です。
つー訳で、写真のブツは次にやるべきアルミ加工の生贄です。
エンドミル入荷待ちでこいつをスタイリッシュ(?)に変態パーツを作製致します。
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