ヒロオさんのHONDA DN-01 近況日記 「ホンダ「DN-01」ご存じですか？」

各部の質感の高さや、塗装などちゃんとお金がかかってます。フロントフォークや、リアのスイングアーム、キャリパーなど細部まで高級感があります。高コストと感じていましたが、コストに対するパフォーマンスのバランスは、取れていると思います。

最初の印象「これスクーターだね」でした。
とは言え、低シートで足のポジションを自由に変えられるステップボードによって、ハンドリングも軽快にできる仕様となっています。
タンデム乗りにも安定した性能を見せているため、様々なシーンで乗りやすさを実現したクルーザータイプのバイクと言えます。

搭載されているパワーユニットには680ccの水冷OHC4バルブV型2気筒エンジン。
これにホンダ独自のオートマチックミッション「HFT」が組み合わせられています。このHFTは油圧を利用したオートマチックトランスミッションで、油圧機械式無段変速機では世界初となるロックアップ機構を採用しています。高レスポンスやスムーズな変速だけでなく、巡航時の高い燃費効率にも配慮されている様です。

トランスミッションは詳しくないのですが、
1.スクーターのCVTはプーリーをベルトで引っ張ってウェイトローラーで変速。無段変速だがダイレクト感にかける。
2.DCTはMTをAT化させたもの。ダイレクト感はあるがベースはMTなので無段変速ではない。
3.HFTは油圧を用いた無段変速機。車のトランスミッションで言うとトロイダルCVTっぽい。ダイレクト感があり無段変速する。しかし、高コスト。

3のHFTは、スクーターのベルトCVT変速機ではなく、完全なトランスミッション。それを証拠に、DCT同様に空ぶかしが出来ます。つまり、車のように「D」と「N」を切り替える必要があります。また、マニュアルで1速~6速を切り替える事ができ、車のATと同じ操作です。

個人的にHFTを体感したくDN-01を選定しましたが、HFTの搭載はDN-01のみで、その後のホンダ車のATトランスミッションはDCTになりました。
魔法のじゅうたんの様なスムーズな加速が味わえるのでHFTの復活を願いたいものです。

パワーユニットには、低回転からトルクフルな680CC水冷OHC4バルブVツインエンジン。
低回転からの力強いトルク、そしてそこからスムーズな吹け上がりを実現する仕様となっており、フラットに加速性が魅力的です。

このスタイルに満足して購入した。

心にゆとりを持って楽しむクルージング。
景色を眺めながらのロングツーリング、となればDN-01は無類の快適性を発揮するものと考え新たな相棒にしました。
これからDN-01の良い部分を探しながら、付き合って行こうと思います。