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名湯・下呂の旅/恵那峡~妻籠宿へ

ツーリング期間
2010年10月28日 ~ 2010年10月30日
走行距離
441km

はじめに
今年は台風による災害の多い秋になってしまいましたが、例年秋といえばやはり行楽の秋、
そこで思い出すのが14年前の名湯・下呂温泉と木曽路の旅です。今回はその時つづった日記です。

ある年の秋、旅行会社から岐阜ツアーの冊子が届きました。
それを見ていた妻曰く、「ねえ 下呂へ行かない?」、
下呂は昔から有名な温泉地、どんなところか興味のあるところです。

そこで下呂温泉と妻籠宿に宿を予約し、車で行くことにしました。
これは岐阜~木曽路~信州へと巡った思い出の旅日記です(2005.10.28)
(写真=妻籠宿にて)

一日目 恵那峡から下呂温泉へ・・・

気になる今日の天気は晴れのち曇り、どうやら道中快適なドライブが楽しめそうです。
では、荷物を積み込み出発します。

渋滞の首都高を抜け、中央道を西へ走り談合坂SAで一休みです。
そして甲府を過ぎ長野県に入ると、南アルプスの絶景が見えてきました。

しばらく高速を走り長い恵那山トンネルを抜けると、いよいよ岐阜県に突入です。
その先の恵那ICで高速を降りると、有名な「恵那峡」があるので立ち寄ってみます。

案内板に従い市内を走ると遊覧船乗り場に着きました。
ここでは恵那峡の渓谷美が楽しめるクルージング「恵那峡めぐり」が人気らしい。

出航は30分毎なので早速乗船です。
そこで乗ったのは高速ジェット船、ほかにはお座敷の屋形船もあるというので呑みながらの観光も楽しめるらしい。

ジェット船は木曽川の上流へと向かいます。
雄大な川の流れ、間近に迫る峡谷、圧巻の景色が満喫出来ました。

今回のカメラは2003年に買かった初めてのデジタル「コニカKD300Z」です。
これまではフィルム式のキャノンF1、現像代もプリント代も馬鹿にできません。
その点 デジタルは経済的、だが当時はすぐに電池切れです。予備は持っていなかったので少ししか撮れず残念!

では、今日の宿がある「下呂温泉」へ向かいます。
県道で中野方峠を越えると白川の町に到着です。
ここからは飛騨川に沿って飛騨街道(41号線)を北上します。

その途中、飛騨そばをいただきました。
料金は350円安すぎ!だがこれが絶品、今までのなかで一番おいしかった。

その近くに小さなお店がありました。そこには「栗きんとん」と大きく宣伝している。
これは珍しい、急きょ立ち寄り購入です。
今まで食べたことのない繊細な栗の風味、まさに旬の味覚です。
とてもおいしい!職人の技が光る逸品でした。

そして念願の「下呂温泉」に到着です。
飛騨川と鉄橋、山の麓には民家、のどかな里の風景といった感じ、
河川敷に野天風呂が見えます。囲いも無く開放的、しかも昔ながらの混浴です。

チェックインには早いので、妻と温泉街を散策します。
下呂は宿場町、ところが温泉が発見され温泉地になったといいます。

思っていた下呂は昔ながらの湯治場風情、ところがどこも現代的できれいになっている。
これはちょっと拍子抜け、どうやら高山本線が開通したのをきっかけに、近代化されたたようです。

山手の高台に温泉寺がありました。ご本尊は白鷺伝説の薬師如来さんです。
その伝説によると、湯ヶ峰からの源泉が急に止まってしまった。
村人が困り果てていると、お薬師さんの化身「白鷺」が舞い降り、新しい源泉を知らせてくれたというものです。

温泉寺からは下呂の町が一望、いい眺めです。
下呂温泉は、兵庫県の有馬温泉・群馬県の草津温泉と並ぶ「日本三名泉」の一つです。
これはどんな温泉か楽しみ!早速ホテルへ向かいます。

今晩お世話になるのは、寛ぎの宿・山形屋さん、創業170年という老舗旅館です。
大浴場は下呂温泉がたっぷり、露天風呂もあり名湯を存分に楽しめます。
湯は滑らかなアルカリ単純泉、美肌効果のある美人の湯です。

夕食は和懐石、今年初の松茸 いい香りです。
そして妻と下呂の地酒で乾杯、思い出の下呂の旅となりました。

二日目 木曽路・妻籠宿へ・・・

今日は曇り、夕方には雨が降り出す予報、でも車だから平気です。
下呂から木曽街道(257号線)を南下します。
今日は土曜日、しかも秋の行楽シーズンなので けっこう車が多いものの流れは順調です。

しばらく走ると「賽の神峠」、ここには疫霊を防ぐ神「賽の神」が祀ってあります。
ここは街道の難所、通行人の安全を見守っているらしい。

更にドライブを続けると、「妻籠宿」に到着です。
ここは中山道と飯田街道が交差する交通の要所、当時は旅人で賑わっていたといいます。

古い街並みが今に残され、皆さん当時の風情を楽しんでおられました。
その中で見どころは「上嵯峨屋」、当時の旅籠を復元したものです。
板の間に囲炉裏のシンプルな造り、でもその暖かさに旅人はほっと一息ついたのでしょう。

小雨が降っているので、観光は早々に切り上げ宿へ向かいます。
予約したのは御宿 大吉さん、家族経営の小さな旅館です。
場所は宿場街から少し奥まった静かなところ、玄関の格子戸をガラガラと開けると 若女将が笑顔で迎えてくれます。

夕食は和モダンな畳の間でいただきます。
料理担当は若女将、地のものを使った素朴な料理を手際よく並べます。
次は大女将の出番、妻籠宿ならではのトークで 客をもてなしてくれました。

三日目 諏訪からビーナスライン経由で帰宅・・・

下呂の朝を迎えました。外は小雨、肌寒いのでまずは朝風呂へ、
湯舟はこじんまりしたヒノキ風呂、湯けむりと木の香りに包まれ ほっとするひとときです。

では、朝食をいただき出発です。
妻籠宿からは快走路・256号線で木曽山脈を横断します。
清内路峠のトンネルを抜け一気に走ると、中央道・飯田ICが見えてきました。

ここからは木曽山脈を左手に見ながら快適なハイウェイクルージング、
約60kmほど走るとそこは諏訪湖、しばしの休憩です。

すると妻曰く「ビーナスラインから紅葉が見られるんじゃない?行ってみたい」、
では上諏訪から霧ヶ峰、車山高原へと紅葉のビーナスラインを走ります。

そして車山から下るとそこは「白樺湖」、山は枯葉が多く 間もなく永い冬を迎えことでしょう。
その後、中央道・首都高と乗り継ぎ無事帰宅しました。

今回は初めての恵那峡、そして雄大な木曽川と渓谷美を満喫しました。
そして妻籠宿でのおもてなしに感謝、心温まる思いです。
妻と巡った秋の岐阜、景色と歴史と食 素晴らしい、いつの日かまた訪れたいものです。
おわり

コメント(全22件)

Maxさん
こんにちは
170年の老舗旅館、素敵な所に宿泊で、羨ましい限りです。
中津川市は、今年少し観光して、良いところを発見した所でした。
苗木城跡地は、登山です。
景色は、木曽川を見下ろして爽快でした。また行きたくなりました。
では、また
  • (1)
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シェフさん
良い思い出ですね~!
40年ぐらい前にカローラ71で妻籠、馬籠と行きました。
死んだオヤジの読売旅行の本を読んでしるしが付いてたので
行ってみたくて、大した調べもなく国道一号線で名古屋まで行って中山道へ!今でも酷道な256号はダートで
行けるかわからないと言われて19号で塩尻まで行って
20号で帰ってきた記憶が有ります。クレジットカードがあるわけでもなくETCなど無いから全部下道で、ぶどうパンと魚肉ソーセージを家から持参して食いつなぎ・・・そんな貧乏な
旅行を思い出しました!今では考えられない時間が掛かりましたよ!
  • (1)
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杉さん
Maxさん こんにちは
当時は現役でしたが身分不相応な宿です、上品な料理の数々、松茸の香りも極上でしたよ。名湯にも癒されいい旅が出来ました。
苗木城跡地は知りませんで早速ネットで調べてみました。これは絶景が楽しめそうですね。でもまさに登山、足腰鍛えないと!
  • (0)
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チバアヒル(令和の馬笑)さん
恵那~馬籠~妻籠は、わが家でもよく行くエリアです。♪ 中山道の雰囲気がすばらしいですよね。(*^^*)

恵那周辺は「くりきんとん」...と言っても関東のくりきんとんとは別物...がおいしいので、食べ行きます。

9-10月が限定ですが、無理していく価値はあります。
https://www.enakawakamiya.co.jp/ 1573200038641M.jpg
  • (1)
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くれないの?デブっ!(ター坊改め。略称「くれデブ」)さん
杉さん、こんばんは。
ご夫婦での旅行は、本当に良い思い出になりますね(^.^)
羨ましい限りです(^◇^;)
  • (1)
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杉さん
シェフさん こんばんは
40年前ですか、カローラ70系は売上げ絶好調の頃ですね、当時はトヨタマンでしたからよく覚えていますよ。
おっしゃる通り、首都圏を出ると砂利道が多かったですね、道路標識と地図が頼りに走るも道を間違い現在地が何処なのか途方に暮れたりしたものでしたね。
でも妻籠・馬籠の旅、貴重な体験と思い出になりましたね(^-^)
  • (0)
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杉さん
チバアヒルさん こんばんは
恵那~馬籠~妻籠はチバアヒルさんもお気に入りのコースなんですね、私も木曽路は旅情を感じる好きなところです。
写真どうもありがとうございます。これはこれは食べてみたくなりましたよ。
道中見つけたくりきんとん、このとき初めて食べましてね、ほんと美味しかったですよ♪
  • (1)
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杉さん
くれデブさん こんばんは
妻は専業主婦ですので出かけるのは家族旅行のみです。今回も下呂温泉に行ってみたいというのでドライブしてきました。
下呂も妻籠も初めてでしたので思い出深い旅になりましたよ。温泉と地の料理、そして素晴らしい景色、旅行は人を成長させてくれますね。
  • (0)
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kurokuさん
杉さん、こんばんは。
名湯に松茸と地酒、羨ましいです!
下呂温泉は行ったことがありませんから、名湯に入りに行ってみたいです。

小雨に煙る妻籠宿も実に風情がありますね。
昔ながらの古い木造建築群は、日本の山の風景に上手く溶け込んでいる気がします。
  • (1)
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キム(first penguin) ヨガの眠り中さん
杉さん、どうも!
私も下呂行かない?て言われてみたい!
観光地ではカメラ女子が多いのに、職場は写真もろくに見てくれない女性ばかりです。(泣)
私もちゃんと調理した松茸が食べてみたいですね。
そろそろ蛇の鼻が見頃な頃ですよ。
二本松の菊祭りと一緒に奥様とどうですか?(ニヤリ)
  • (1)
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杉さん
kurokuさん こんばんは
下呂温泉は名湯だと聞いていましたので今回やっと念願が叶いました。滑らかないい温泉でしたよ。
そして翌日は妻籠宿を歩いて来ました。どこまでも続く古い町並み、見事なものでした。
そこで木工細工など職人の技も見学出来まして感心するばかりでした。kurokuさんも是非どうぞ、お勧めします。
  • (0)
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杉さん
キムさん こんばんは
周りの人からいつもお誘いがあるんじゃないですか?キムさんはファンがたくさんいるんでしょうね(*^-^*)
蛇の鼻とは知りませんでネットで調べてみましたら秋はモミジが見事ですね。
今年は秩父辺りへ行こうかと思っていましたが、蛇の鼻が第一候補になりました♪
  • (1)
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はらぐっちょさん
こんばんは♪

買ったばかりのデジカメ
よく画像を残してましたネ♪
下呂温泉、名前は聞いたことあっても行ったことはありません
杉さんの日記で雰囲気は、わかりました
冬の寒い日に電車で行ってみたい気もしますw

ではでは…
  • (1)
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杉さん
はらぐっちょさん こんばんは
当時はミノルタやペンタックスそしてコニカなどのカメラがけっこう人気でしたね。
そこでコニカが安かったので買いましてね、家でプリントしていました。カメラが好きだったので画像はパソコンに保存していましたよ。
下呂温泉は私も聞いただけでいつかはと思っていましたので今回やっと念願が叶いました。いい温泉でしたのではらぐっちょさんも是非行ってみてください(^w^)
  • (0)
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さとぺさん
こんばんは!
下呂温泉はせせらぎ街道経由や高山経由で行ったことがあります。温泉博物館なんて所もあって、楽しかったなぁ。白鷺が教えてくれたお湯、公共浴場や足湯の所に白鷺の像がありましたね。本当に肌当たりが柔らかくてポカポカ、さすが三大名湯!ってお湯で大好きです。
今度は下呂温泉に泊まって、妻籠宿まで足を伸ばしてみたいです。
  • (1)
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ゴリフさん
妻とは休みが合わないので泊りでの旅行はもう10年くらい行ってませんね。
半分妻の実家に居候のような状態なので、
たまにはご機嫌も取らないといけないのですが・・・
  • (1)
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taizoさん
杉さん、こんばんは!
遊覧船、ゆったり観光出来て楽しそうですね(^O^)
小雨の妻籠宿も、雰囲気バッチリですね!
最近、雨ならではの景色に、ハマりつつあります。バイク旅には難しいですが(^_^;)
  • (1)
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杉さん
さとぺさん こんばんは
下呂温泉へも行かれたとはさすがです。全国有名どころはおさえていますね。
湯治場風情かな?と思っていましたがなかなかオシャレな感じの温泉地でした。
温泉博物館は気が付きませんでした。岐阜も見どころがたくさんあるようですので又の機会にします。妻籠も情緒があっていいですよ、さとぺさんも是非訪れてみてください♪
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杉さん
ゴリフさん こんばんは
現役の時は仕事が中心ですので家族旅行もあまり出来ませんね。
我が家は専業主婦でしたので私の都合だけで日程が組めるのでその点旅行するチャンスはありました。
ゴリフさんはまだまだ先が長いですがこれから奥様と出かけることが多くなると思いますよ。ゴリフさんを支えてくれる奥様、大切にしてください。
  • (0)
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杉さん
taizoさん こんばんは
そうなんです、遊覧船は好きですので奥只見湖とか最上川などでも楽しんだことがあります。
迫力があるのは秩父のライン下り、飛沫を浴びお姉さんたちは悲鳴を上げていましたもの。
確かに当日は小雨で古い町並みがしっとりした感じでなかなか良かったですよ。次はバイクで行きたいのですが雨はいやですよね、晴れて欲しいです。
  • (0)
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SARAH沙羅(代)さん
こんばんは。

温泉街の雰囲気良いですね。
何もしないで温泉&街をぶらぶらとしてみたいですが、
こういうところに来るともったいないので観光も・・・
私の場合は結局疲れてしまいそうです(笑)
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杉さん
沙羅代さん こんにちは
おっしゃる通り、木曽路も宿場町も昔の面影が残っていて情緒を感じますね。
今回は下呂温泉と古い町並み見物が目的、でも折角なのでといくつも立ち寄ったのでけっこう歩いてしまいました。
夕食は宿のもてなし料理、疲れたのでちょっと呑んだだけで爆睡してしまいました!
  • (0)
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