2年前に交換したKEDOのフラットボールタペットスクリュー。
摩耗しているかと思い再度手配し交換してみたのですが、目視ではまったく摩耗は見られませんでした。
ノーマルだとバルブとは点で接触しますが、これにすると面での接触となるので交換サイクルはもっと長くて
よさそうです。
そしてここで最大の注意点!
シックネスゲージはこのフラットボールタペットスクリューを取り付ける前に挟んでおいて、グリスでボール部分
が取れないように取り付けた状態で、エンジンのほうに取り付けるようにします。
そうするとゲージを挟むように取り付ける事になるのでボールのフラット面がバルブ側にちゃんと向く事になります。
今回これをしなかったのでボールが正しい向きに向いておらず、それに気付かず走行したせいでボールが真っ二つ
に割れていました。
・ヘッドからカチャカチャ音がす
・カンカンかなりの異音がする(古い中古車でこんな音をしているものもありますが・・・)
・そもそもエンジンフィーリングがちょいちょい変わる(割れたボールが動いていたのでしょう・・・)
マグネットツールで真っ二つに割れたボールを除去するのに難儀しましたが、何とか摘出成功。
交換前のもので程度が良さそうなほうを再利用しました。
再度クリアランスを計測する場合は絶対にスクリューを緩めないようにしようと思います。
そうすれば少なくとも今回のようにフラットな面が横を向いたり逆になったりする事は無いですからね。
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