6月頃に注文したK&N リプレイスメントフィルターが先日ようやく到着しました。
そもそもGSX250S用の製品は存在せず、形状がおなじGSX1400用を流用するかたちでの装着です。
写真のようにK&Nの方がフィルター部分が縦に長いです。他方、純正はファンネルが付いています。
ちなみにGSX400Sも流用できるようですが、ファンネルがもっと細くなっているようです。
<効果>
一般的に言われているとおり、吸入抵抗が減っていると思われます。そのため、明らかにエンジンの回転の上がり方がスムーズ(軽やか)になりました。純正ならアクセルを開けて7000~8000rpmくらいの感覚なのに、9000rpm以上回っています。高回転の伸びが良くなったのは間違いありません。
他方、すぐに感じたことはアクセルの開け始め…ゼロ発進の時の挙動がワンテンポ遅れることです。
プラグやイグナイターなど点火系にかなり力を入れてきたため、いまのカタナはゼロ発進時に普通にアクセルを開けただけで「ポンッ!」と前に飛び出すようなスタートをします。これがとても気持ちよいのです。
ところが、それが無くなりました。半クラッチから摩擦しながらクラッチをつなげ、動力が後輪に伝わっていくまでのコンマ何秒のタイムラグを感じます。
フィルター交換と同時にリアショックのプリロードや減衰力などを軟らかい方にいじっていたため、それがテンポを遅らせているのかと思いセッティングを硬めにしましたが改善せず。
仕方がないので純正フィルターに戻し早速試走…無事、発進時のレスポンスが戻りました。
吸入抵抗を減らすと、低速時のトルク感が減るとはよく言われていますが、今回はそれが原因だったのでしょうか如実に違いを感じることが出来ました。
せっかく手に入れたK&N リプレイスメントフィルターですが、中~高回転の伸びはよかったものの、私の乗り方だと純正の挙動の方が好みと判断しました。残念ですがお蔵入りです。
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