sorrowstickさんのBUELL LIGHTNING X1 バイクいじり日記 「更なる10万キロをめざします(*^-^*)　~ピストン交換しました」

交換したのはこれです。
WISECOの鍛造ピストンです。(*^-^*)

サイズはSTDボアです。
数年前にかなりお安く手に入れることができて、いつ交換しようかとタンスの肥やしになりかけていたのですがついに日の目を見ました。(*^-^*)

相変わらずの余裕のない作業のため、肝心なピストンの画像を取り忘れました。(^^ゞ

本当はシリンダーも現行のスポーツスターのラージフィンのものを用意していて一緒に交換したかったのですが、内燃機屋さんにボーリングとホーニングをお願いしたところ、STDボアでは小さすぎるとのことで断られてしまいました。

新車外しと聞いていたシリンダーだったのでちょっと腑に落ちないところもあったのですが、プロの見立てがそれならば仕方がないので、とりあえず、最悪ヘッドの煤取りのつもりで腰上の分解から始めました。

もともとついていたシリンダーとピストンを合わせてシックネスゲージで測ると何とかメーカー指定のクリアランスでした。

ただ、本当はトルクプレートという分厚い金属の板でシリンダーを挟んで計測するのですが、生憎我が家にはそのようなものはなく、ピストンがガチガチに噛み込んでいるわけでもないので異音がしたらすぐに取り外すつもりで交換してしまいました。(*^-^*)

続投するシリンダーもこのまま組み込むのも何なので、以前からやってみたかったホーニングを自分で行ってみました。(*^-^*)

海外の動画でみて、次はこれもやってみたいと前もって道具を購入していたのでしたw
今回はシリンダーのボトム部分が少しきつめなのでそちらを中心にドリルにセットしてシャリシャリ削りました。

あまり変化はなさそうですが、最終的にピストンリングのギャップもシリンダーとピストンのクリアランスも規定内であることを確認して終えました。(*^-^*)

いよいよエンジンにセットして、後輪を手で回して変な音や引っ掛かりがないことを確認、最後はセルでクランキングを何回か行って異音がしないことを確認してエンジン始動。

無事エンジンがかかったのでした。!(^^)!

取り外したヘッドはそれほど汚れていなかったのでバルブステムシールの交換で済ませて今回は見なかったことにしてw
その代わりにだいぶ痛んでいたリア側のヘッドにあるロッカーボックスの取付ボルト穴を補修しました。(^^ゞ

なぜかここだけがひどく痛んでいて、やはり熱が関係していたのでしょうか?

左側はタイムサート、右側は最後の手段のビッグサートです。(*^-^*)
右側はリコイルで補修しても治らず、タイムサートでも治らずでとうとうビッグサートの登場です。

タイムサートをセットする時点で、ちょっと大丈夫かな?と思わせるところがあったので、今回は思い切って作業をしてしまいました。(*^-^*)

それ以外にはプッシュロッドカバーのベースの取付ボルト穴がダメになったので補修しました。

こちらはそんなに取り外しすることはないと思うのでリコイルで済ませました。(*^-^*)

例のシールの取付で四苦八苦したときにバカトルクで締め上げてダメにしたのではないかと思います。(^^ゞ

いろいろありましたので…w

それ以外に以前取り付けたチタンのリテーナーも削れることなく問題なく、びっくりしたのは一番気になっていたコンロッドのガタなのですが、マニュアルを見ながらシックネスゲージで測ってもほとんどなく、肝心なところは結構いい状態だったのは想定外でした。(*^-^*)

ピストンの重さは量ってないのですが少しでも純正より軽ければより安心です。

色々気になるところを確認しながら組み立てていったのですが、こんなパーツも取り付けてみました。(*^-^*)

一時期話題になった“魔法のネジ"です。
キャブのスポスタ用なのですが、ここはミリネジなので問題なく取付できました。
本当はインジェクターのステーの根元に取付したかったのですがギザギザが邪魔して取付できなかったのでこちらにセットしたのでした。

効果のほどはピストン交換と同時なのでこれ単体での効果はわからないのですが、3000回転からの力の出方がよりガツンと感じるようになったり、一時期より落ちてきていたエンジンのかかりがまた良くなったり、スロットルの開けはじめがちょっと今までと違いが出てきたので点火時期の調整をしました。(*^-^*)

これは、車検の後にモーターステージのサイレンサーのメンテをしたのも大きいかもしれません。

そんな感じでただ今慣らしで200キロほど走ったのですが、今回改めて慣らし運転について調べてみました。(*^-^*)
今までは漠然と1000kmをめどに走っていたのですが、調べてみると肝心なのはエンジンを温めて冷やしての繰り返しでピストンとシリンダーをなじませることということでした。
特に今回は初めてのピストン交換なので新車で購入した時以上にじっくりやっています。(*^-^*)

また10万キロ走れるように慣らしが終わったらZOILで下地を作ってマイクロロンを添加しようかと思っていますが道のりは遠いですw

追記
あと、3月はここまで行ってきました(*^-^*)
横浜から往復約2000kmでしたw
ちょっと気が早いかな?と思いましたがまとまった休みが取れたので頑張って行ってきました。

懸案のフットペグのボルトももげる事なく!?、ノートラブルで帰って来ることができました。

今年は遠出の年にしたいものです。!(^^)!