新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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ポイ・シュガポフさん

ステータス

日記投稿件数
490件
インプレ投稿件数
12件
Myバイク登録台数
7台
ウェビ友
3人

かなり面倒なオイル交換(XL600R)

車種名
HONDA XL600
Myバイク
HONDA XL600

奥さん! ワイでっせ。

ワイのバイクで一番発熱するバイクはどれでしょう?

・・・それは、圧倒的にこのXL600Rです。

どっか遠出しても、右の内ももが低温やけどするんじゃないか?っていうくらい発熱します。

まぁ、空冷ビッグシングルの宿命ですな。

貼ってあるシールによると2018年2月にモチュール3000に交換した、とあります。

まあ、疑ってもしゃーない。でもこのシールを信じたとしてももう既に1年経ちます。

モチュールの3000といえば定番ではありますけど「どこでも売ってる!」「安い!」「問題が起きることは少ない」以外褒めるところのない普通のオイルです。

水冷マシンならいいんだけど、空冷、しかも600ccにはちょっと冷却能力的に負担がデカい・・・というのがワイの感想。

本日はコイツの交換作業にかかりたいと思います。

この巨大なエンジンガード!

アルミ製でとても軽い。

オイル交換には、まずコイツの取り外しからです。そう、これが必須作業なんです!
まずは下部のナット二箇所。10mm。

まず、ホンダのオフ車(に限らんですが)のオイル交換を行う際には基礎知識として知っておかないといけない事があります。

それはフレームオイルタンクという構造。

つまり、通常のバイクのようにクランクケースだけではなく、別にオイルタンクがあって、そのオイルタンクにフレームの一部(フロントパイプ部)を利用しています。

なので、そこからもオイルを抜かないと全部抜いたことにはならないのです。

フロントパイプ下部に生えるチンコみたいなボルトがフレームパイプのドレンボルトです。14mm。

ドレンボルト前方に更にボルトが突き出てるのは、さっき外したエンジンガードのマウントボルトを兼用しているからです。8mm。

これを抜くと、ピューッと勢いよくオイルが抜けて出てきてしばらくはじゃじゃ漏れ状態になります。

前方に勢いよく飛んでいくのでタイヤにかからないように注意が必要です。

クランクケース側のオイルドレンボルトがココ。

シフトペダルの向こう側の奥まった位置にあり、とても作業しづらい。今回は何とかロングソケットレンチでギリギリ届き回せましたが。

今度アストロ行ったらT字レンチの17mm買っておこう。

こっちの方からの量が多いですし、ドロドロした沈殿物が含まれているのかかなり粘性の高いヘドロ感のあるオイルが。

やっぱり受けで失敗して周囲もオイルでビシャビシャに。

(´;ω;`)ウゥゥ

全部抜いたら、ドレンボルトもエンジンガードも元通り付け直して、次はみんな大好き、オイル注入。

さて、何を入れましょうか?と暫し考えます。

うん、やっぱこのワコーズタフツーリング25W-50にします!

こいつはその名の通りとても熱に強いです。

ワコーズが旧車専用オイルとして開発しただけあって、耐久性、放熱性、静穏性に優れ、距離を走った時でもシフトフィールが変化が少ない。

XL600Rはワイのバイクの中で一番排気量がデカい。つまりコイツが一番発熱する訳ですが、25W-50というスペックはかなり安心。

しかもですね、冬入れても始動性はそんなに悪くないと思います。

始動性にオイル硬度は重要な要素ですけど、その他も大事。

逆に言えばその他の要素、良い火花、良い圧縮、良いガソリンの3つが揃っていれば必ず初爆は得られます。

このタフツーリング25W-50ですが、寒い時にオイル粘度が高すぎてキックが降りない、なんてことにはなりませんのでご安心ください。

このワイが愛用するくらいですので。

ささ、どぞどぞ。
駆けつけ一杯。ググ~ッと!

XL600Rはマニュアル無いので、規定量が判りません。

ネットで調べてみたところ、1件だけ有用な情報がヒット!(´・ω・`)

XR600のオーナーさんのブログでXR600は規定量1.9リットルだそうです。

(・_・D フムフム

同系エンジンといえるでしょうし、参考にしましょう。

コイツには1.8リットルほど注ぎ込んでみましょう!

暫らく暖機運転。

5分ほどしてエンジン停止。

さて、ここからアイコスを一服して時間を置いて。

それからレベルゲージを診てみます。

をを、ドンピシャッ!真ん中よりちょい上くらい。

イイじゃないですか!

という訳で、XL600Rのオイル交換作業、無事に完了です。

やっぱCBやClに比べてオイルタンク有の車両はその分メンドクサイ。でもまぁ、やってよかった。

それと硬めのオイル入れましたが、交換前に比べて始動性は大分良くなった。

やはり古く劣化したオイルを使い続ける方がバイクには負担が大きかったんでしょうね。

キックも軽くなったし音も静かになりました。
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