matsuさんのバイクいじり日記 「RG50ガンマの整備　その9･･･サービスマニュアル・パーツリストの間違い？」

花が終わった,「銀河」は,剪定して挿し木。

家の前の歩専道は,何年か先には,銀河通り!?

この鉢は養苗用のジフィーストリップ角型 8cm6個連結+鹿沼土。

発根後は,そのまま地植え等できます。梅雨が終わったら植え替えです。

460円安いなー。

なかなかかっこいい。

フロントフォーク整備用に購入。

フロントフォークダンパーロックソケット。

スズキのSSTとしては入手できなかったので,アストロ製です。

ロングなエクステンションバーも。

これで,フォークの供回り防止ができます。

アストロに通うようになってしまった。(^^ )

走行距離700キロ,30年間ショップ保管のコガンマ君。

大丈夫なはずですが,バネの長さを計測してみました。

規定では,
右:469.5mm,限度:446mm
左:436.5mm,限度:414.6mm(アンチノーズ側)

測定結果は,
右:434mm
左:438mm(アンチノーズ側)

えっ??? 右側が限度を下回ってる。右側はスペーサーが入ってたし,短くても不思議はないんですが・・・。

しょうがない,新品を買うか・・・えっ?
右も左も,51171-04700って,同じじゃん。

測定結果を見る限り,バネの自然長は438mm位であることは間違いないと思われます。新品部品を買っても,これは同じ事かと。

とすると,サービスマニュアルの間違い?

そもそも同じ型番のバネで,右と左の標準-限度の範囲が全く重なってないのが明らかにおかしい。右の限度と左の標準で10mmも差がある!

同じ型番であれば同じ長さなのに,これじゃ新品時からバネの長さは異常って事です。右がスペーサを入れて同じ型番のバネにしていると思われるのですが,そのことをサービスマニュアルでは反映していないみたい。

スペーサの長さは,31.6mmでした。ワッシャも入れると33mmくらい。これを反映させると,

規定では,
右:469.5mm,限度:446mm
左:436.5mm,限度:414.6mm(アンチノーズ側)

測定結果,右スペーサ入りは,
右:467mm
左:438mm(アンチノーズ側)

ぴったりじゃん。しかもパーツリストを見ると,アンチノーズ側に,スペーサが入る図が・・・。アンチノーズでない右側の分解図がない。しかも必要数はスペーサー1個となってるし。

こりゃひどいなぁ。基本的にフォークの左右で仕様が違うのは珍しいパターン。で,パーツリストを作るとき,基本的に片方だけの分解図で済ませるのが普通の描き方。

で,左右のすべての部品を反映させた図だけを左側として分解図を描いた(これが混乱の元)。これじゃ,バイク屋で一度でもフォークのOHをしたら,バラしたときの記録を取ってない限り,組み方を間違える可能性が高そうです。

さらに,サービスマニュアルには当初の設計通り,長いバネの長さを書いたものの,現実にはコストダウンのためか,同じバネで済ませ,右側にはスペーサを入れる仕様に変更。しかしサービスマニュアルは修正せず。

こんなところでしょうか。バネが傷むはずのないほぼ新車のコガンマ君で,記録を取りながら分解したため,気がつきましたが,普通に整備してたら新品バネを取り寄せてしまいそうです。(組み方間違っているコガンマ君,結構あるかも)

写真は人間ドック後に提供された料亭ランチ。