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きたきつねさん

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日本ふかし話:山鬼どもの酒盛り


ほっほっほ・・。わしじゃよ、「きつね爺」じゃ。
みなの衆、ご無沙汰しておったな。
ちょっと日が経ってしまったんじゃが、こないだな、いつものゆかいな仲間達とな、山奥の温泉へ日頃の疲れを取りにいってきたんじゃあ。

それは四月の一四日じゃったなあ。
野乃武どんから温泉へ行くベえ、と声をかけられてな。
普段から野良仕事でくたびれておったのでな、温泉と聞いてわしも乗り気じゃったのじゃ。
でな。その日の朝。
庭にぼうぼうと生えとる草むしりを終えたわしは、大きな牛車に乗ってな、遠く会津のほうへと目指したのじゃ。

と。途中に立ち寄った阿賀町の麒麟山が気になってなあ。ちょっくら登ってみるベと思いついたのじゃ。

牛車を停めた広場にはな。今が盛りと桜が咲いて、わしを歓迎しとったよ。

ほっほっほ。さながら花咲かじいさんのような気分じゃ。見事、見事。

ほおれ。
山道の左には大きな川が流れておるぞ。
なんという川じゃ?
左手にあるから「左がわ」じゃとな。ほっほっほ・・面白いが大はずれじゃ。「三途の川」でもないぞ。
常浪川という川じゃよ。
津川の奇祭「狐の嫁入り」行列は、狐の嫁さんを乗せた木舟がこの川を渡ってくるところが見せ場なんじゃ。
ほうれ。向こう岸にも桜が並んで咲いておるよ。

静かな林の中の山道を歩いていったらな。
石段が上に向かって伸びておる。
やあ。足腰くたびれてきたわしには、ちょいと難儀じゃのう。

見上げた山肌にな、真っ白い土が剥きだしになっておる。
そうじゃ、あれは「べんとないと」というここらでよく見かける土でな。あれは倍駆乗りにはツルツルとたいやを滑らせる、やっかいなやつなんじゃ。
たしかな、昔はこの麒麟山でも採掘しとったと聞いたことがあるぞ。

ほうれ。道の脇には春蘭が控えめな花を咲かせておるではないか。
日本のわびさびを感じさせるのう。

そしてな。道ばたの木に看板が取り付けられておった。
わしは茶目っ気で名前に○を書き込んでみたんじゃが、「○んぽ無し」できつ姉ェみたいになってしまったぞい。

暖かな林の日だまりにな。にょろにょろさんがひなたぼっこをしておったぞ。
わかるかのう。縞が入ったながーいにょろにょろさんが写っておるがのう。

んや?
岩の上になにやらあるのう。
あれはいったい、なんじゃろうか。

「展望台 白狐」と書いておる。
狐を崇めて造った展望台なんじゃな。まっこと、よい心がけじゃ。

せっかくじゃから、この狐の櫓で一休みじゃ。
ほっほーー。これは、いい眺めじゃのう。
ここで啜る茶は、また格別じゃあ。

まあ、せっかくここまで来たのだからな。てっぺんまで拝んでいこうとは思うとったんじゃ。
ところがな。
この展望台までは道がよかったのじゃが、その先の様子がどうにも怪しい。

なんじゃとて。
これが道じゃというのかい。
ただの崖に見えるではないか。
これはおっかないのう。

嶮しい山道をとぼとぼと歩いていったらな。雪のように白いこぶしの花がわしを出迎えてくれた。
すっかりと、春よのう。

登るほどに険しくなる道。
登るほどに美しく見える景色。
幸せというのは、いつも険しい道の向こうにあるんじゃなあ。

切り立った尾根に立ち並ぶ、墓標のような石があったぞ。
この柱のようになった石はなんどもお目にかかってよく知っておる。
溶岩が冷えるときにできた「柱状節理」というつくりじゃ。岩は流紋岩じゃな。
これがわしの墓標とならぬよう、崖みたいな道を慎重に歩いていくとしよう。

うひゃああああ・・
なんじゃこの場所は!
手前にある岩のふちは、奈落の底へと向かう断崖の絶壁じゃあ。
岩の上に立ってな、下を見下ろしたんじゃが背中がゾクゾクとしてくる光景じゃった。

そんなこんなでやっと登ってきた山頂じゃ。
標高で言うとな、わずか二百めーとるほどしかない山なんじゃ。
なのに、登り着いた達成感は表わしようがないほどあった。
それにはこの険しさと、周りの風景の見事さが相俟って感じられるものなんじゃな。

山並みはこの山頂からさらに東の方向へ伸びておるが、「狐戻し」と呼ばれる、狐さえ引き返すあまりに危険な道じゃそうじゃ。
どれ、わしもここで引き返すとしよう。

てっぺんから見える阿賀野川は、まるで大蛇の如く曲がりくねっておる。
深く澄んだ翡翠色の水がいいのう。

足下の山すそを、電車が通り過ぎてゆく。
おお、そうじゃ、今日はここを名物の蒸気機関車が通るのじゃった。
ちょっと見てみたい気もするが、そろそろ腹が減ってきたな。
わしはおとなしく降りるとするよ。

登ってきたあの急な山道をな、滑り落ちんようゆっくりと降りてきてな。
麓にある町で昼飯にしよう。
ここは国道49号のすぐ脇にある農家がやっている食堂じゃ。
「久太郎」という店じゃが、ここがわしのお気にいリなんじゃよ。

店のばあさんに頼んだのはとろろご飯定食じゃ。この量にしてお値段は六百円じゃ。
紫色の古代米に、とろりとしたとろろをぶっかけて食べる。
季節の山菜の小鉢が添えられているのもじつに素朴でよい。
「ずるずるー、ずるずるー。」ふうむ。濃厚な旨味と喉ごしの良さ。たまらぬのう。
いや、堪能したぞ。ごちそうさま。

ここからは他の連中と合流するぞ。
午後二時頃じゃな。
柳津駅で電車から降りてきた野乃武どんと合流じゃ。
ここまで半日電車旅してきたようじゃが、ほんに電車が好きなヤツじゃ。

でな。
柳津駅には蒸気機関車も置いてあったんじゃな。
これを見物。

さらに、「道の駅柳津」でとむどん、げんまどんとも合流じゃ。
ここであとからおんりいどんも追いついたでな、みな揃うことができたようじゃ。

柳津と言えば岩の上の神社じゃな。
んぬー。またしても見上げるような急坂とな。
わしもそろそろ膝に来ておるのじゃよ。もうすこし年寄りを労りなされや。

上で待っていたのはでっかい赤べこじゃ。
こんな真っ赤なのは「しゃあ専用」じゃな。なみの三倍のすぴーどが出せるとかどうとか。
なまえは・・ま○こ?おっとっと。「みつこ」であったか。危なや危なや。

夕刻となってやってきたのは山奥のひなびた温泉宿じゃ。
わしらもさんざん歩き回って汗をかいたからのう、取り敢えず温泉へ浸かってな、汗を流してさっぱりとしてきたぞ。
そして茶卓にずらーっと並んだご馳走の数々。

山の幸で埋め尽くされた茶卓。
滋味深い味わいを楽しみながら、酒をたしなむ。
ほっほっほ。みなの話も弾むのう。

そしてな、かねてから食べてみたかったひめますが塩焼きで出てきたぞ。
熱々のをむしってみると、ヤマメみたいな白い肉ではなく鮭のような橙色をした肉じゃった。これは意外じゃったのう。
あれやこれやのご馳走のもてなしで、わしらはすっかり満腹じゃあ。

明けて翌朝な。
宿の帰り際、わしの乗ってきた牛車の前をなにやらうろうろしているヤツがおる。
そうじゃ、丸で囲った中に後ろ姿が写っておるな。

ぼやけていて見づらいがの、こやつはタヌキじゃ。
朝からふらふらしておるとは。わしに化かし合いでも挑もうというのかの。
わしならな、なーんにでも化けてみせるぞい。

ほんで柳津まで戻ってきてな。今日は粟まんじゅうを土産に買っていったのじゃよ。
げんまどん:「これを持ってると、サルとか犬が味方になってくれるよね」
うんにゃ。それはきびだんごじゃ。

ほんでな、玉梨温泉へやってきた。
ほっほ。ここはきつ姉ェの因縁がある風呂じゃったな。たまなしだけに。
ゆったりと湯に浸かって、また出発。

玉梨温泉のすぐ近くじゃった。
道ばたでな、きれいな花が咲いているのにわしは気づいたんじゃ。
牛車を停めて見に行ってきたが、自然に生えた福寿草だったのじゃ。こりゃびっくり。

見物しているところへな、近所のじいさんがやってきたから聞いてみたのじゃ。
「ああ。これな。毒草じゃから、わしらはかまわんでおる、じっさいどうでもよいな」
と言っておった。身の回りに普通にあるからな。その価値に気づいていなかったようじゃな。ちょっと拍子抜けしてしまったわい。

うねうねと曲がりくねった国道をな。越後国に向かって戻ってきたわしらは、げんまどんの車を置いてあった「道の駅阿賀の里」へ立ち寄った。
そこで、みんな解散してな、それぞれの家路についたんじゃ。
いや、温泉三昧のよい旅であった。

事後談じゃが、泊まった宿で女将から持たされた土産のコゴミ。
さっと湯がいてな、くるみ味噌であえて食べたがの、家のもんから大好評じゃった。
えちごぶらーんとさーがった。
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コメント(全16件)

Maxさん
おはようございます
うわー断崖ですね
それにしても、タモリ倶楽部ならぬ「きつねクラブですね」
道の駅阿賀の里、ライン下りの船がある所では・・・懐かしい
荷物半端ないですよねー^-^-

では、また 1524693968683M.jpg
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キム(first penguin) ヨガの眠り中さん
キツネ爺、どうも!
赤べこはマツコ・デラックスですか?(爆)
阿賀野川も喜多方も、桜の名所ですよね。
来年は、駅前の1000本垂れも見たいなぁ。
やっぱり、食べられない野草は現地では興味が薄いんでしょうか?(笑)
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チバアヒル(令和の馬笑)さん
阿賀野周辺は、まだコブシや桜のシーズンなんですね。

オヤジたちで早春の野山のトレッキング...そして温泉...道中や宴会でのエロ話が聞きたかったなぁ(^o^)
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杉さん
三途の川では奪衣婆に捕まらなかったようでよかったですね。
川を渡ると狐火伝説の阿賀町なんですね。これは興味深い、いつか行ってみたいです。
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きたきつねさん
元気にあちこち走りまわっておるのう。まっくすどん。倍駆の荷物の積み方もまっくすじゃ。ひとりで自由な時間をのんびり楽しみ、夜は仲間達との宴会。たまにこういう旅もいいもんじゃ。
阿賀の里は会津から越後へやってくるらいだあから人気の休み場所でな、そうか、まっくすどんもここへ来ておったか。またゆっくりと来られるがええよ。
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きたきつねさん
いつになったら倍駆で走り出すんじゃ。きむどん。もういくらなんでも走りよい季節となっておる。お花畑めぐりもよいが、そろそろ乗ってやった方がええ。
あの巨大赤べこはな、亜米利加ではれっど・ぶると呼ばれてな。わしにはよくわからんが「えくすとりーむ」なんだそうじゃ。ありがたや、ありがたや。
桜はな、この時期じゃと八重桜ばかりじゃな。それでもな、雪深い奥会津まで行けば連休あたりでもそめいよしのが咲いておる。ひそやかな名所なのかもしれんなあ。 1524745496268M.jpg
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きたきつねさん
ほっほっほ。ちばあひるどんなら気心知れたもん同士の旅の良さをよくご存じじゃろ。
今回はな、柳津で合流するまではな、野乃武どんなら電車旅、とむどんなら喜多方ラーメンを食すとかな。それぞれの好きな旅を楽しんでくる、という趣向だったんじゃ。野宿ばっかりやっておったわしらじゃからな。なかなか新鮮じゃったよ。
連休はみちのくへ「通りんぐ」じゃそうじゃな。くれぐれも気をつけてな、旅を楽しんで来ておくれ。
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Refさん
きたきつねさん、こんばんわ。
nnmさんは、野武士のような容姿だから野乃武と命名されたんですか?(気になりましたので)
山鬼については調べた処、中国・秋田・遠野のどの地域に伝わる民話でも妖怪となっていました。”妖怪どもの酒盛り”” タイトルに納得です(笑)。
ちなみに、きたきつねさんは、奥州遠野の民話「山鬼妖艶」の役回りでは、たやすく邪に呑み込まれないで、大蛇を退治した三男でしょうね!!(勝手な推測ですが)

なお、「えちごぶらーんとさーがった」の意味は判りませんでした。是非、御教授願います!!
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きたきつねさん
杉どん、おばんですよ。
三途の川もそう遠くないわしじゃが、かぬーが得意じゃからな。あんがい楽しみながら渡れるのではないかのう。まあ、それは死んでからの楽しみということでな。
奪衣婆かの。わしのほこり臭い服など、ババもいらんじゃろうし「やふおく」だって売れんじゃろうなあ。そろそろ新調したいのじゃがな。
それと狐火伝説をご存じとな。むかーしむかし、津川は狐火がよく見られたとかでな。地元のもんは狐を崇めておるのじゃ。ただな。わしの経験ではあの地に狐はおらぬ。タヌキなら沢山住んでおるのじゃが。 1524747145622M.jpg
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きたきつねさん
だんだんとよい日柄になってきてますな、れふぇりいどん。
ののむどんはな、そもそもなんであの名前になったのか謎は多いのう。なんかの頭文字じゃったと思う。野武士のような容姿だからというのは当たっておるぞ。山ばかり動き回っておるやつじゃからな。わしもよーく考えたうえでてきとうに野乃武としてみたんじゃ。ほっほっほ。
妖怪どもという表現は言い得て妙じゃな。「糖がたりない」とか「にこちんを吸わせろ」だの訳のわからんことをいいながら酒をののむ、ではないな、飲むわしらはあながち間違ってはおらん。わしもその正体は九尾の狐じゃからな、強烈な妖力を持っておる。
「えちごぶらーんとさーがった」とはな。詳しい意味はよくしらんのじゃが、新潟の昔話の最後に付けるしめの言葉じゃ。「いきがぽーんとさけた」とかな。おそらくは「めでたし、めでたし」程度の言葉ではないかいのう。ためしにな。「○○○ぶらーんとさーがった」にしてみるぞ。おや?なんともえろくなるではないか。
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パンダさん
きたきつねさん(。^ω^)ノ゙コンバンワ!

オマンコ!ε=(゚ω゚;)ハアハア!

な~んて!母、満子とは白々しい。これ作った人、絶~対
狙ってますよね~。(*≧ω≦)アッハッハ!

それにしても、先のnnmさんの日記で知ってはいましたが、
やはり食べ物が美味しそう!とくにとろろ汁は、この盛りで
600円って安いっすね~。ホント羨ましいです!(。ゝω・)b

【C24】

......( ̄ω ̄;)マジデ?
散髪したて?他の写真はいつもの感じなんですが、これだけ
全然nnmさんに見えねっす。(*≧ω≦)アッハッハ!
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きたきつねさん
おう、おう。ぱんだどん。いつもありがとうなあ。
禁断の4文字をいともあっさり口にするところ、まっこと度量の大きな男じゃ。わしもうかうかしておれんぞ。名前に興奮してあのでかい赤べこに後ろからかぶさったりすると他の客から怒られるからな。気をつけてな。
狙った名前かあ。わしもそう思っとったよ。その証拠にな、離れた場所にいる父べこが「金太」、子べこが「ち○こ」じゃったからな。ほっほっほ。うそじゃ、うそじゃ。いつものほら話じゃからな。
とろろ定食はな、地元のかあちゃんのつくる普段のご飯といった感じでな、その飾らぬ感じがなかなか良いのじゃよ。そしてな、お値段も控えめでな、他の献立もだいたい五百円なのじゃ。お薦めじゃぞ。
あと、野乃武どんかの。おまえさん、兜をかぶった野乃武どんの印象しかなかったのではないかの。あやつはだいたいあんな感じの頭をしておるよ。おお、そうか。頭から角が生えていないからおかしいと申したのか。
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V-Striderさん
きつね爺さん

こんばんは~!
今回は、気の置けない仲間と楽しい思い出が出来てなによりじゃ。
スト爺も楽しんで読ませてもろたぞ。
山菜が盛りだくさんの夕食は、身体に優しく寿命が更に延びたんじゃなかろうかと思うぞ。
こりゃきつね爺は100まで生き延び、しっぽが三つに分かれるんじゃなかろうかの~。
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きたきつねさん
かしこまって「きつね爺さん」などといわず、きつね爺でたくさんじゃよ。すとらいだあどん。
いつもの仲間達とのまったり温泉旅、げろとれ要素がないかと言えばあったのじゃ。麒麟山の山道こそ、げろとれっきんぐるーとじゃったからな。あの道から転げ落ちれば、その向こうはハスのお花畑じゃ。もう戻ってはこれんわな。
「スト爺」というと、なんぞや、「すとりいとふぁいたー」しりいずの新章みたいでかっこよいな。最強無比の戦士といった感じじゃ。
しっぽが三つに:ほっほっほ。わしの尻尾はな。腰の真ん中についておるよ。前のほうにな。あやや、こりゃ尻尾ではなかったぞい。
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NINJA BAKAさん
雪も溶けて山の中へ、入って行けるようになりましたね。
しかもお友達と合流して宴会。山の中の散策と、友達と宴会の組合せ。しかも料理は旨い!これぞ旅です!
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きたきつねさん
にんじゃどん、連休中はいかがお過ごしですかな。
やっとな、雪が消えたから柳津の奥まで遊びに行ってこれたのう。昨日もな、孫達と山形の羽黒山まできゃんぷへ行ってきたのじゃが、わしのテントのすぐ横には雪の塊があったぞい。
わしの仲間達とはな、現地で落ち合う話だったからな。それまでどこを寄っていこうかいろいろと考えてみたんじゃよ。こんな旅も、いいもんじゃ。 1525086895311M.jpg
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