コブさんのバイクいじり日記 「振り出しに戻る」

エポキシ接着剤を溶剤で溶かす事は不可能らしく、耐熱温度も高いので熱で溶かすことは難しい、ドリルなんかでほじったら穴が拡張されてしまってマトモには戻らないだろうし。

でもこの接着剤は穴の表面のみに薄く塗っただけなので奥深くまでは入り込んでいないはずなので、細い棒で突っころがせば上手くポロっと取れそうな気がしないでもない。
細くて硬くて強い棒さえあればなんとかなるのでは?と思い納屋を物色。
TIG溶接機用のタングステン電極を細く削って穴に入るサイズの棒を作りました。
タングステンてのはとっても硬い金属なのでこの細さに削っても曲がったりしません。

手作りの棒で塞がっている穴を突っころがして全ての穴を貫通させることに成功!接着剤のカスを入念に掃除してパーツクリーナーを燃料経路に吹き付けて正常に機能しているか確認。

上手くいきました!やってみるもんですね!
これでキャブレターを買い直さなくて済みました(^^)

その後今まで試した中で総合的なバランスが1番マシだったセッティングに戻して組み直して無事に調子は元通りになりました。

めでたし、めでたし(^^)