新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

0000522access

1651732447094M.jpg

さん

ステータス

日記投稿件数
717件
インプレ投稿件数
0件
Myバイク登録台数
5台
ウェビ友
59人

秋田~青森 桜めぐり(4泊5日)/角館&弘前城へ

走行距離
1712km

今年も春3月、寒さも一段落し日中は日差しも暖かく感じられるようになりました。
来月は桜も開花する季節、花見が待ち遠しい今日このごろです。

花見といえば一度行ってみたいのは青森県の弘前城、
そこで開花情報をチェックすると、例年より一週間ほど早く咲く見込み、
と、いうことは例年5月連休が見ごろなので、今年は4月下旬かな、

東北の花見シーズンは多くの観光客が押し寄せ ホテルはどこも満室になるらしい、
そこで、まだ3月だがホテルを確保しました。

今回巡るは秋田県・角館のシダレ桜から青森県・弘前城です。
交通機関は 初めての秋田新幹線を利用します(2013.4.26)

1日目 角館から乳頭温泉へ

いよいよ旅行の日を迎えました。
ところが東北はまだ蕾だという、期待していたのに残念!
宿を予約してあるので、東北の料理と温泉を満喫すべく出かけることにしました。

そして ここは東京駅、秋田新幹線に乗るのは初めて 鉄道ファンではないが 少しわくわくします。

ホームへ立つと丁度連結の場面、これも初めて見る光景です。
新幹線車両の先端部は流麗でダイナミック、スピード感に溢れています。

東京駅を出発して3時間、秋田県の角館(かくのだて)に到着です。
ところが小雨、しかも予想外れで桜は開花していない。
これは残念、満開になると こんな感じになるらしい。

せっかくなので、武家屋敷通りを歩いてみよう。
あいにくの天候なのに、多くの観光客が散策していました。

道路の両脇に黒塀の武家屋敷が建ち並び、江戸時代の武士になった気分です。
石黒家へ入ってみると、ガイドの女性が屋敷の説明をしてくれました。

その先では 秋田名物・稲庭うどんの看板が目につきます。
秋田ブランドの 佐藤養助さんの うどんだという。
滑らかで口当たりが良く、おいしく頂けました。

角館からは電車で田沢湖駅へ、
そしてバスに揺られ細い道を行くと、乳頭温泉郷の宿に到着です。
この辺りには蟹が多く生息していたことから蟹場と名付けられたとか、

そんな自然豊かな所に露天風呂があります。
それは宿から50mも離れたところなので、露天というより野天といった感じです。
しかも混浴、私達夫婦のほかに若いカップルが入っていました。

2日目 秋田から青森へ

乳頭温泉から角館駅に戻って来ました。
秋田へ行きたいが、在来線は一日に数本しかない。

新幹線を見ると頻繁に走っている、在来線より本数が多いとはびっくりです。
隣町への買い物も、地元の人は新幹線で行くのだろうか?

では新幹線で秋田へ、そこからは特急列車で弘前へ向かいます。
そして駅弁に舌鼓を打ちながら2時間半、ようやく弘前駅に到着です。
そこでは巨大なリンゴと津軽三味線がお出迎え、見事なバチさばきに聞き惚れてしまいました。

駅前からバスに乗って弘前城にやって来ました。
ところが 桜はほとんど つぼみ、ここでも開花予想が外れたようだ。これまた残念!

追手門(おおてもん)をくぐり、歩いて行くと赤い橋がありました。
これは本丸と二の丸に架かる下乗橋(げじょうばし)というらしい。
ポスターでよく見かける橋で、城に赤い欄干が良く映えます。

係員によると、江戸時代から現存する天守は12ヶ所、その内 東日本では弘前城だけだという。
現存天守だけに階段はかなり急でたいへん、だが岩木山も望めなかなかの景色です。
そして、青森市内のホテルで一泊しました。

3日目 弘前から岩手・網張温泉へ

青森市内に棟方志功の記念館があるというので、見に行きました。
世界的な版画家で、青森市の名誉市民第1号だとか、

彼は小学生の頃、田んぼに不時着した飛行機を見に行きました。
ところが小川の所でころんでしまい、そこで見つけた白い花の美しさに感激したという。

それがきっかけで、版画に打ち込むようになりました。
彼の作品を見ると、人並みならぬ熱意と彼の人柄が感じられます。

それでは タクシーで青森駅へ向かいます。
運転手さんによると、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」が観光名所だというので 立ち寄ってみることにしました。
津軽弁だが何んとか理解出来た、とても親切にしていただき感謝です。

そして「ねぶたの家 ワ・ラッセ」に到着です。
「ワ・ラッセ」とは、笑うの「ワ」と ねぶたの掛け声「ラッセラー」を合わせた愛称だという。
ここは青森ねぶた祭の歴史や 魅力を紹介する文化交流施設です。

受付を済ませ、会場へと進みます。
通路の天井には、金魚のようなオブジェが吊るされ不思議な空間です。

中に入ると、これはびっくり!
館内は2階まで吹き抜けになった広大なスペースとなっている。
そこに本物の「ねぶた」が展示されている、その大きさに圧倒されます。
絵柄も迫力があり、色遣いも鮮やかです。

祭本番に出陣した「大型ねぶた」や、触ることが出来る「パーツねぶた」などが紹介されていました。
また体験工房やイベントなどもあり一日遊べそうです。

青森駅へ戻り 小料理屋さんで昼食、
そこでは 女将さんが青森の郷土料理を作ってくれた。
特に魚がおいしい、女将さんの話と料理で青森の味を満喫です。

青森駅から東北新幹線に乗り、岩手県の盛岡駅へ、
そして駅前からバスで雫石(しずくいし)の宿に到着しました。

ここは岩手山の中腹、眼下に雫石の町が望める 景色のいい所です。
周りの山々は雪を被り、まだ真冬と行った景色でした。

宿の隣はスキー場、
もう4月下旬なので そろそろシーズンオフに入るのかな? 人影は見られませんでした。

辺りの雪は解け始め、斜面の地肌が顔を出しています。
北国もいよいよ 芽吹きの春が そこまて来ているようです。

フロントへ行くと、若い女性SFがにこやかに迎えてくれました。
言葉づかいも丁寧で、気立てのいいお嬢さんです。

部屋はふかふかベッドのツインルーム、ゆったりしたスペースに 大型テレビや冷蔵庫などがあり備品も充実、
スリッパクリップは、ちょっとした心遣いですね。

風呂は青みがかった白濁の硫黄泉、私の好きな泉質です。
たっぷりの湯につかり、至福のひとときでした。

そして午後6時半、山は夕日に赤く染まり始めました。
もう夕食の時間です。

郷土料理の 重っこ(じっこ)や、オープンキッチンの天ぷらなど 思考を凝らした料理が並びます。
食べやすさと見た目の美しさから、料理人の心意気が感じられます。

4日目 ホテルステイ

今日は一日ホテルでまったり過ごします。
午後は近くを散歩、吊り橋を渡ったところに日帰り温泉がありました。

ここには露天風呂もあり、遠くの山々が望め開放感が楽しめます。
館内には軽食コーナーや、80畳の休憩室もあり 多くの人で賑わっていました。

外へ出て少し歩くと眼下に雫石盆地が見渡せました。
背後は日本一長いという奥羽山脈がそびえています。
雪の山岳、素晴らしい景色でした。

そして宿に戻ると、フロントSFが近くに野天風呂があるというので行ってみることにしました。

そこは宿の裏手、林の中をしばらく歩くと野天風呂が見えて来ました。

殺風景な雑木林の中にあって、湯舟に透き通った青い湯が満たされています。
滝と湯煙から仙女の湯というらしく、神秘的な野天風呂でした。

宿に戻り、部屋の外を見ると ライトバンが一台やって来た。
家族で何か商売でもしているのかな?
今日は仕事を休んで、家族をドライブに連れて来たようだ。

車から降りると、妻と子供の写真を撮っている。
写真を撮る姿から、誰よりも大切な家族への愛が感じられました。

すると、次にバイクが一台やって来ました。
バイクはハーレーダビッドソン、ライダーは立派な紳士です。
身なりもバイクもカッコいい! 休日をツーリングして楽しんでいるようでした。
私もいつの日かバイクで東北を旅してみたいものです。

5日目 盛岡・石割桜へ

まずは路線バスに乗り盛岡駅へ戻ります。
道中、運転手さんが「石割桜が咲いているので是非見て行って下さい」と勧めてくれた。

彼は以前 東京に いたことがあるという。
「東京は時間に追われ自分には合わなかった、とうとう岩手に戻ってしまいました」と、

続けて「東京にいた頃、凄い美人さんに出会って、そばにいたら岩手弁で話していた。しゃべんなければ いい女なんだけどなぁ」と言う。
運転手さんのユーモアあふれる岩手弁が どこか人の好さが感じらました。

そして岩手駅に到着、新幹線の時刻まで市内見物をします。
まずはレトロな岩手銀行赤レンガ館、明治44年に盛岡銀行本店としてオープンしたものらしい。
係員によると、当時の洋風建築の特徴が残っている貴重な建物だという。よく分からないが、

そして盛岡といえば宮沢賢治、彼は岩手県出身の詩人、
記念館では愛用品や原稿などが展示され 彼の生涯を紹介しています。

そして「石割桜」、ここでは満開の桜が見られて良かった!
大きな石の割れ目に桜が生えているという珍しいもの、
何んと樹齢は350年、国の天然記念物に指定されています。

そこからは桜並木を歩き盛岡駅へ、そして東北新幹線で帰宅しました。

今回は東北の料理と温泉を楽しむことが出来て良かった。
桜は残念な結果に終わってしまったが、またいつか訪れてみたい東北でした。
おわり

コメント(全6件)

no_photo.jpg
hiroさん
こんばんは、先月25、26日と出張で秋田に行ってきましたが、ちょうど桜が満開のタイミングで、杉さんのレポートと同じ季節に訪問していたようです。
「こまち」と「はやぶさ」の連結ですね。自分は盛岡駅で写真に納めましたが、自動で連結器のカバーが開いて、超高速で走行する車両が超低速で静かに連結するシーンはちょっと感動的でした。
  • (0)
  • 返信
きたきつねさん
自然相手の旅だと、当てが外れることもあります。例年なら角館の桜はG.Wに満開を迎えていたと思います。
しかし、魅力は桜だけでなく、重厚な歴史を感じる街並みや史跡です。ツーリングだと急ぐあまりスルーしてしまうことも多いですが、列車の旅ならマイペースで楽しめるところがいいですね。
  • (0)
  • 返信
杉さん
hiroさん こんばんは
出張で秋田とは いいですね。でも仕事じゃ観光気分にはならないですかね。
私も出張で名古屋へよく行きましたが、地下街を歩いただけで名古屋城も見ませんでした。今思えば損した感じがします。
一人のときはバイクで、妻と行くときは車か飛行機を利用します。
だが、電車の旅もいいもんですね。待ち時間に街歩きをしたり時間を贅沢に使い、まったりと過ごしました。
私の趣味は温泉とバイク。 今回も東北の温泉に入れて満足の旅になりました。
また、新幹線の連結は、あきたこまちならではの光景ですね。思い出の一コマになりました。
  • (0)
  • 返信
杉さん
きたきつねさん こんばんは
確かに自然は気まぐれな奴。花も紅葉も毎年時期がずれますもんね。
又、私は雨男、妻は雨女なのでツーリングや家族旅行でよく雨に降られます。
まあ雨も自然。雨が降るから温泉があるんですよね。温泉好きな私にとっては、ありがたい雨でもあります。

今回は時間に余裕がありましたので、青森と弘前、それに角館 それぞれの食と歴史と文化に触れることも出来ました。
何より、優しく迎えてくれた地元の人たちのご厚意に感謝です。心温まる思いで帰途につきました。人ってすばらしい。
  • (0)
  • 返信
ジッポーさん
こんばんは。
バイク旅かと思いきや乗り鉄ですね。
弘前はオヤジの故郷です。名字も青森に多い○○。
親戚が駅前で「まいどや」という魚屋を営んでおります。
弘前は扇型のね「ぷ」たで有名ですね。
一度バイクで行ってみたいです。
  • (0)
  • 返信
杉さん
ジッポーさん こんばんは そうなんです乗り鉄なんですよ。
お父様は弘前だったんですね。
失礼しました。弘前は「ねぷた」なんですね。為になる話、ありがとうございます。
弘前ではタクシーの運転手さんが、優しく迎えてくれました。
弘前の風土や見所なども親切に教えていただきました。その時紹介してくれた「ねぷたの家」では、本物のねぷたが見られ感激です。
面白い話も含め観光で来た私たちを、もてなしてくれました。

また青森駅前の小料理屋さんでは女将さんが青森特産の新鮮な魚などで、色々ごちそうしてくれました。
その土地の名物は旅の思い出になりますね。だがそれ以上に心に残るのは人とのふれあいです。
青森県のみなさんには親切にしていただき感謝です。また青森の旅をしたくなりました。
  • (0)
  • 返信