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ぞのさん

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      2015年12月06日

    CB400SB（NC42）フロントフォークO/H　「分解編」

    ■車種名
    HONDA CB400スーパーボルドール
    ■Myバイク
    ボル
    ■難易度
    中級
    皆さんおはこんにばんわ!

    久しぶりのCBの日記はフロントフォークO/H編となります!
    新車から3年間ノーメンテのフォークだったのでいい加減メンテナンスをしようと思い実行しました。

    なお、今回は「分解」と「組付け」を分けて書いていこうと思います。

    〔今回必要になる物〕
    ・各種工具
    ・フォークシールドライバ又は塩ビ管(塩ビ管はフォークシールより直径が2~3mm小さい物)
    ・フォーク油面ゲージまたはノギス
    ・フロントスタンド
    ・リアスタンド
    ・ウエス
    ・パーツクリーナor灯油
    ・トルクレンチ
    ・パーツトレイ(出来るだけ大きなものを2つ以上)
    ・廃油パック

    〔部品・油脂類〕※部品については全て2セットずつ必要。SF/SB(ABS含む)共通

    ・フォークオイル (ホンダ COスペシャルIII 又はSAE10同等品 1L)

    ・オイルシールストッパー (51447-KA4-711)
    ・Oリング (91356-KF0-003)
    ・スライダーブッシュ (51415-KCR-003)
    ・ピストンリング (51437-KV3-701)
    ・ワッシャー8mm (90544-283-000)
    ・フォークシールセット (51490-MER-R61)
    ・ガイドブッシュ (51414-KCR-003)
    ・バックアップリング (51412-MB4-003)

    部品番号はあくまでもオマケとして考えてください。万が一間違っていても責任は負いません。
    日記写真

    まず、キャリパーのボルトと左右の割り締めボルト4本を緩めたらアクスルボルトを取り外し、ホイールをフォークから外します。


    キャリパーはそのままぶら下げるか、紐などで固定(推奨)しておきます。

    ホイールを外したら、フォークキャップを少しだけ緩め、アジャスター(青いやつ)を上から5本目のラインまで緩めたら、左側フォークにあるバンドも切らずに緩めます。
    日記写真

    次にフェンダー及びホースを固定しているボルトを外し、フェンダーを少し内側に押し縮めながら前方へ外します。

    フェンダーが外れたら、トップブリッジとボトムブリッジ割り締めボルトを緩めますが、工具が使いにくくなかなか難しい工程です。
    またボルトを2本緩めるとフォークが落ちてくるので、手や足などを使って落ちないようにしましょう。
    日記写真

    フォークが車体から外れたら、キャップを取り外し中身が飛び出さないように押さえながらオイルを抜きます。
    オイルをある程度抜いたら、スプリングカラー・スプリングシート・フォークスプリングを取り外し、フォークパイプを10回程伸縮させながら残っているオイルを抜きます。


    あとの記事に載せる予定ですが、新品のフォークオイルは綺麗なピンク色です。
    それを考えると凄く汚いですねwww
    日記写真

    部品・オイルを抜いたらフォーク下部にあるフォークソケットボルト取り外しますが、共回りする場合
    は、
    1,ケースの中にエクステンションバーを入れて固定(ロングタイプ2~3本は必要になります)
    2,インパクトレンチを使う
    3,カラー・シート・スプリング・フォークキャップを仮組みして外す

    のいずれかを試してください。
    (ボトムケースはバイス等で固定するか、台の上に置き体重を掛けて固定します。)

    ボルトが外れると、フォークピストン・リバウンドピストンが外れます。
    (写真では取り外していないですが、本来はフォークプロテクタも外します。)
    日記写真

    中身を全て取り出したら、ダストシールをマイナスドライバーでフォークに傷がつかないようにコジって外します。
    そしたらストッパリングが見えるので、コレもフォークに傷をつけないようにマイナスドライバーで内側に縮めながら上に押し上げるとあとは手で外す事が出来ます。

    ストッパリングを外したらオイルシールを外しますが、写真15の様に勢い良く外れるまでフォークパイプを引き当てるように取り外します。

    全ての部品が外れたら、クリーナー等でオイルや汚れを落とし、ウエスで綺麗にしましょう。
    汚れが酷いときは灯油等で洗います。

    なお、全ての工程でいえることですが、特に「フォークパイプに傷を入れない」ように作業してください。
    縦傷を入れたらご愁傷様です……
    ですので、注意を払いながら作業をしましょう。

    と、【分解編】はここまでです。
    年内には、【組付け編】を更新しようと思いますのでよろしくお願いします!


    ※当日記は初心者に向けた整備日記ではないので、1~10まで説明はしていません。自己責任での作業をお願いします。
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