新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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バイクマン1995さん

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ウェビ友
2人

ステップワゴンRF1前期へオートクルーズ取付け リニアクルーズ(Linear Cruise)LC210

走行距離
225000km

遠出で楽がしたいために調査したところ、シリアス社(VYNATEC社)のワイヤー式クルーズコントロール「リニアクルーズ(Linear Cruise)LC210」が後付け可能らしいと分かりました。
純正ライクに操作もできそうなので、早速本体をシリアス社のHPより購入。
現金特価だと3年保証を付けて税込44,280円。思い切って購入しDIYで取付けをすることにしました。
シリアス提携店が近くにありました(HPで確認できます)が、取付工賃もかかるし自分で把握しておきたいのでDIYとしました。

別車種に取り付けた参考写真は当ブログ別ページを参照ください。
ステップワゴンRF3 http://imp.webike.net/commu/diary/0134932/
ライフJB7 http://imp.webike.net/commu/diary/129204/


参考url(シリアス社HP) http://www.seriouswave.com

取付車種情報...メーカー:ホンダ、車種名:ステップワゴン、グレード:N(5人乗り)、年式:1998年(平成10年)10月、車両形式:E-RF1、エンジン形式:B20B

【取付作業】 取付作業4時間(下調べ別)、設定試運転1時間程度
取付に当たっては日本語の詳細な取扱説明書がありますので、少し車の電装系のDIYをしたことのある方なら問題なく可能だと思います。当方は車のDIYに多少慣れているので4時間で済みました。
ある程度工具があり、近くにホームセンターがあると仮定すると長く見積もっても日中で作業可能ではないでしょうか。
私はクルコンのワイヤーステー作成のために汎用ステーを買いに行ったり近場ですが数度ホームセンターに行っていますので、1時間はロスしてます。。。

・スロットル周り
(プーリーステー)
まずプーリーステーを組み立て、スロットルが動作した時に補機類に当たらないように加工します。
このステーは1.5mm厚程度なのでペンチやプライヤーで容易に加工できます。
取説通りに純正のスロットルプーリー外周部等に干渉しないように加工して取り付けます。
付属のロックワッシャは2種類ありますので、共締めするボルト山の具合などを見ながら確実にボルトを締めつけられる方を選び、純正のボルトを使用し確実に取り付けます。
(ワイヤーステー)
次はワイヤーステーの取付ですが、付属のワイヤーステーは3mm厚で非常に硬く、取説では万力や電動ドリルなどを使って加工しています。しかし私にはハードルが高く作業時間もかかりそうなので付属ステーの使用は諦め、ホームセンターにある丈夫な汎用ステーを組み合わせてがっちり固定することにしました。
このあたりの寸法は実車現物合わせで出すしかありません。
純正スロットルケーブル固定部からクルーズコントロールワイヤー固定部までは90mmオフセットする必要がありましたので、汎用L字ステーを2個組み合わせて現物合わせでワイヤーステーを作っていきます。長い方のステーの切断はホームセンターでやってもらいました(加工料は50円でした)
(スロットル周りへの取付け)
ワイヤーステーができたらセットしていきます。純正ワイヤーケーブルをスロットルから完全に外し、汎用ステーの穴に通します。
この時汎用ステーの穴にアクセルプーリー側のワイヤー固定ボルトが通るか心配でしたが、ボルトを斜めにすると通り、かつ、ボルトをねじ込むと固定される絶妙な汎用ステーの穴に助けられました。
そうでなければワイヤーステーにワイヤーを通すためのスリットを入れる必要があったからです。スリットを入れずに済んだため強度的にも安心です。
次にオートクルーズ側のワイヤーを同様に取り付け、両方のワイヤーケーブル・ステーの位置を調整しながらセットしていきます。
ワイヤーステーは純正のスロットルワイヤー固定部に共締めします。
この時、純正のワイヤーの引きしろが狂っていないか(ワイヤーの張り具合が作業前と一緒で適正か)確認し、必要であれば調整します。
(モータープーリーの選定)
また、取説には「モータープーリー設定と考え方」が載っていますので、純正・オートクルーズのワイヤーの引きしろと適正なセット方法が見つかると思いますので心配は不要でしょう。
必要であればアクチュエーターのモータープーリーも容易に2サイズ選べるので変更します。
このあたりは大きく基準を外れていなければ標準のモータープーリー径38mmで取付け、様子を見てオプションの45mmを試すといいと思います。

取付メモ
・アクセル全閉-全開 ノーマルワイヤー移動量38mm
クルコンワイヤー移動量 中心より2つ目の穴で53mm
→プーリー径38mm÷移動量53mm=72% →OK よってクルコンプーリーは38mm(ノーマル)とした
クルコンワイヤー移動量 中心より3つ目の穴で76mm
→プーリー径38mm÷移動量76mm=50% →不適格
・ノーマルワイヤーアソビ量 先端ボルトより5山の位置に固定ボルトあり(復旧するときに参考にします)

・アクチュエーター
これも現物合わせになります。まあ付くようにしか付かないと言いますか。。。
室内に設置するLC210のコントロールユニット本体からの配線と、クルコン側ワイヤーの屈曲等を勘案し位置を決めなくてはなりません。
ちなみに配線長は十分にあるのでそんなに心配しなくていいと思います。
メーカーにはどれぐらいの屈曲までいいのか確認していませんが、常識で考えればおのずと決まってくると思います。あとからでも固定場所は変更できますから。
あと、メンテ性・ボンネットを閉めても当たらないか・干渉する部品はないか等々の検討確認も必要です。。。
大体の位置を決めたら固定方法を考えます。
いいネジ穴があればいいのですがなかなかそううまい具合にはなりません。
付属の固定用のビスネジ等も使えない場所に取り付けなくてはならなくなったので、ここも汎用のステーを組み合わせて問題なく固定できるか考えます。寸法を取りホームセンターに走りました。。。
結局私はエンジンルーム前部のエンジン上部になりましたので、簡易遮熱しています。ボンネットを閉めたら温度的にはどこも一緒かなと思いましたがエンジンの熱ってすごいですからね。
いずれアクチュエーターの設置場所は変えるかもしれません。

・電気配線(詳細は後述参照)
ON電源(IG)、車速信号、ブレーキ電源、ブレーキ信号、アースを付属のエレクトロタップ等で接続します。バッテリーは外しておいた方が吉。
キャンセル信号は必要性の低さから配線せず。
LEDブレーキ配線は今回は不要ですので配線せず。
使わない配線はちゃんと絶縁テーピングして収納しました。
レバースイッチ行配線、アクチュエーター行配線も取説に従って行います。
コントロールユニットは運転席右下に収納。

【各種設定】
設置が全て完了したら接続テストとスロットル制御テストを行います。(取説通りで簡単です。コントローラーからの音で判断します)
不具合があれば接続確認やクルーズ側ワイヤー調整などが必要ですが、ワイヤーの調整は簡単です。

クルーズ本体の設定は、
1.車速パルス設定(クルーズ速度域を設定するようだ):55km/h
2.感度調整:弱より7段目(メーカー推奨値)
3.加速度調整:弱より5段目(メーカー推奨より2段強)
の3つありますが、取説通りに作業を進めればいいので容易に可能です。
クルーズ操作レバーとブレーキ操作の組み合わせで設定を始めたり確定したりするので、郊外の空いた安全な道路でやるといいでしょう。

【使用感】
クルーズ性能・操作感とも無茶苦茶最高です。感動しました。あと、俺のアクセルワークは超下手糞だと分かりました 笑
クルーズ装置を起動後、設定可能速度(私の場合は約30km/h以上)で、現在速度でのクルーズ設定動作とレジューム操作(前回設定速度に復帰してクルーズする)、メモリー速度(2つ可)でのオートクルーズ設定の3つができます。スイッチ操作後0.5秒もしないでクルーズしますので操作感も抜群でイライラしません。操作のクリック感も上質で確実に操作可能で好感が持てます。
クルージング性能は、ほぼ平坦路では±1km/h程度のブレで収まり、非常にスムーズです。
多少の上り坂であれば設定-2km/hぐらいでエコ運転します(ロックアップでなるべく走ろうとし、回転の上昇も最小限で制御します)。それ以上速度が下がりそうだったらRF1の場合はD3へキックダウン(当然自動で)しますが、上手にアクセルを制御して速度が上がり過ぎる等のトラブルは皆無です。
思ったよりかなり賢い印象です。自分が色々試乗して試したメーカー純正にも勝るとも劣りません。
個人的にはレジューム機能(前回設定速度に復帰)と速度メモリ機能が便利で超イージードライブできます。
高速道のような道を一定速度でオートクルーズしていて、追い越しで自分でスロットルを踏んで加速したのちは、エンジンブレーキで減速し、また元のオートクルーズ速度にスムーズに戻ります。
郊外の空いた道路などでオートクルーズをしていて、コーナーが迫るとクルーズ解除後エンジンブレーキで減速→コーナークリア後レジューム操作をするとスムーズに加速し前回設定のクルーズ速度に復帰という使い方も可能です。
いざとなればブレーキを踏めば一発解除されますし安心です。

操作スイッチはウインカー下部のステアリングカバーに10mmφの穴を明けて取付け・配線。
穴明け加工は500円ぐらいの木工用ドリル刃を買ってきて手加工で開けました。当然怪我をしないように皮手袋をして手を保護して行います。
プラスチックなので電動ドリルを使わなくても容易に穴明けできました。
ステアリングから手を離さずに操作できるのでPIVOT製と比べてアドバンテージがあります。まあ、RF1はワイヤー式なのでPIVOT製は取り付けられないのですが。。。
ここの操作スイッチでオートクルーズ装置自体のON-OFF、クルーズ設定、クルーズ中の増速・減速、クルーズ解除、クルーズ復帰(レジューム機能)、メモリー速度でのクルーズ設定が全部行え、非常に快適に使用できます。
操作レスポンスも良く安全面からもクルーズ解除が瞬間的に効くのも好感が持てます。(ブレーキ操作でも瞬間的に解除できます)

補足

プーリーステー拡大図

補足

ワイヤーステー拡大図

上がノーマルワイヤーで、下がクルコンのワイヤーです。
見ての通り汎用のL字ステー2個で作製しています。
クルコンからのワイヤーがなるべく屈曲しないようにステーを少し上方に曲げているのが分かると思います。
ペンチとプライヤーを使用し曲げました。

これより以下は配線接続について記していきます。

まずは本車の室内~エンジンルーム間の配線を通す場所(グロメット)の位置写真です。
ここに室内のコントロールユニットからアクチュエーターまでの配線を通します。
ユニットから出ている配線は、端末以外は4芯ケーブルを黒い被覆で保護してあります(端末にコネクタはまだ付いていません)
これは引き込み場所が狭いために配線を通しやすくするための配慮だと思われます。
取説ではエンジンルームに配線を引き入れた後、コネクタへ接続端子を指示通りに繋ぐようになっています。(カチッとロックするまで差し込むだけです)
配線をエンジンルームに引き入れる時は「端子が潰れないよう十分気を付けてください」とあります。(端子は最初から圧着処理してあります)
私はビニールテープで十分養生したうえで配線に針金を巻いてからエンジンルーム側へ引っ張りました。
必要に応じて引き込み場所のゴムブーツなどを切る必要があります。

次はコントロールユニット取付け場所です。
本車はエンジンルームへの配線引き込み場所が運転席側にあるため、運転席右下奥に設置することで作業性、安全性を高めました。
固定はしておらず、ポケットのようになっている空きスペースに入れています。
この方が設定時やトラブル時等に簡単にアクセスできるからです。

このようにエンジンルームへのアクセス方法や車によりコントロールユニットの設置場所等も変わってきます。
作業効率も考えると、最初にある程度各機器の設置場所の目途を付けて配線作業を進めていった方がいいと思います。

ここからは本車の配線作業詳細を記します。

まずON電源(IG)です。
Max10Aを安定して安全に流せる回路を使用せよとの事なので、ヒューズボックスの空端子から電源を取り出します。
コネクタ位置は運転席ヒューズボックス部にあります。
端子(コネクタ)の位置はヒューズボックス空き端子の左から6番目カプラがIGになります。
テスターでIGで12V発生するか確認します。
写真のように予備コネクタのオス型コネクタを転用し、平型雌端子をコントローラーからのON電源配線(橙)に接続後、カプラに組み込み接続します。
ちなみにコントローラーまでの配線には10Aヒューズホルダーが最初から接続されていますので、付属の10Aヒューズをセットしておきます。
ECUからIG信号を取って、リレーを介して電源供給する方もおられるようですが、当方はしませんでした。

アースです。

コントロールユニットから出ている緑の線を運転席前方下部のアクセルペダル固定ボルトに共締めしました。

車速信号です。
ECUから取り出しました。

コネクタ位置は助手席前方右下です。
コンソールボックス側のカーペット・下張を外してアクセスします。
端子位置は左から2番目の16Pコネクタで、ロックを上にして配線側から見て下段左から5番目になります。
配線色は青/白に見えました。
コントロールユニットから出ている青線を付属のエレクトロタップを使用し接続します。

ちなみに一番左側のカプラから取り出しているのはタコメーター用の回転信号とIGで、今回の施工とは関係ありません。

ブレーキ電源とブレーキ信号です。
コネクタ位置は運転席前方下部ブレーキペダルの付け根あたりにあるブレーキスイッチです。
端子(配線)はブレーキスイッチに接続されているコネクタとなります。

ブレーキ電源は白/緑との事で、コントロールユニットから出ている茶/白を付属のエレクトロタップを使用し接続します。

ブレーキ信号は緑/白との事で、コントロールユニットから出ている茶を付属のエレクトロタップを使用し接続します。

コントロールユニット~アクチュエーター間の配線

まず、室内側から端子を傷めないようにエンジンルーム側に取り出した配線に、付属の4Pコネクタを取説通りに接続します。
圧着端子がロックするまで差し込むだけです。

写真のようにコネクタにも配線色がシールしてあるのでまず間違えないとは思いますが。。。

次にアクチュエーターから出ているコネクタと接続します。
配線テスト・スロットル制御テスト・実走行テスト終了後、問題なければコネクタ接続部をテーピングし保護します。

なお、本ブログに掲載されている文書及び内容に関して、その正確性・有用性・完全性等、いかなる保証をするものではありません。
たとえ掲載内容に誤りがあった場合も当方は一切責任を負いません。
本ブログを利用する事によって生じたあらゆる不利益または損害に対して当方は一切責任を負いません。
ま、自己責任でお願いしますって事で。。。
配線場所や配線色等はご自分で今一度各資料・実車を参照確認されてください。

以上、長文となりましたが参考になれば幸いです。

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