KTM 950ADVENTURE「WPフロントサスのシール交換」

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Mizzyさん

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Mizzyさん

2015年07月11日

WPフロントサスのシール交換

#KTM 950ADVENTURE

■車種名: KTM 950ADVENTURE
■Myバイク: 傷だらけのデザートキング
■走行距離: 21271km
■難易度: 中級

作業工程1

こんにちはー。

ふと床にお漏らしのあとを見つけて、、何かなーってみるとこれでしたね~。

昨年の走り納めでトドメだったようです。。。

WPは昔はWhitePowerって名前でしたよねー。(今もそうかもしれませんが、、、)
白いスプリングがかっこよくて憧れてました~。
そんな憧れのサスをメンテする日が来るなんてなんか感慨深いものを感じますなぁ。。。
(シロートが手を出してはいけないような感じもちょっとだけしてますが、、、バラしてみたい好奇心には勝てません。。。^^;)

作業工程2

人生初の倒立サスでしたが、一旦漏れるとこんなふうに流れるように漏れるんですねー。

赤いオイルでまさに流血。。。

作業工程3

摘出前にトップキャップを緩めて見ました。

実際はそれほど固くなかったので専用ツールを使ってますが汎用のピンスパナでもいけそうです。

また、マニュアルでのポイントは、外す前に圧、伸バルブをそれぞれ最弱にしておくってことでしょうか。。。

作業工程4

患部摘出完了。

ずっしりと重いです。

いい加減な体重測定で約5キロありました。

。。。ティッシュにはどんな意味が???(@_@)

もちろんキレイキレイのためですよー。

作業工程5

この作業一番のパワープレイはコレですね。

スプリングを縮めてスパナを差し込みます。

作業工程6

トップキャップを外して伸側調整ロッドを引き抜きます。。

作業工程7

スプリングを外して。。。

作業工程8

血液を抜き取ります。
汚れてますねー。。。
鉄分たっぷり。。。

写真撮り忘れてますが、
ボトムのバルブは片方はハンドツールで外れましたが、
もう片方は永遠に供回りする感じだったので、エアツールでグルングルンしました。

作業工程9

ダストシールを小さなドライバーでこじって摘出。

作業工程10

ストッパのCリングを摘出。

作業工程11

マニュアルに従って軽く炙ってからインナーを引っ張ります。
それほど抵抗もなく抜けてきました。

作業工程12

作業をはじめる前は、部品表のこの部品の多さにビビってましたが。。。

作業工程13

分解してみればこんな感じ。
このほかにロッドとスプリング。
ややこしい部品の多くはバルブ内にまとまってるんですねー。

作業工程14

長いカラーの左右にあるこの何とかブッシュの摩耗が目立ちます。。。
表面のコーティングが剥がれてますねー。

血液の鉄分はコレかー??

この部品、左右で厚みが違ってますので注意が必要です。

作業工程15

インナーのインナー(内側)(^^)をみると。。。。

洗浄が必要ですね~

コレを見るまでは、そこはそれ主席クラスなので、、、^^;
漏れて無い方は先送りでいいかなーなんてちょっと思ったりもしましたが(@_@)、、、思い直しましたー。。。

作業工程16

上の部品表#99に必要な部品がまとまってます。

1万円くらい。。。。結構なお値段???

作業工程17

オイルシールの形状が新と旧で違ってます。

右が旧。左が新。

作業工程18

マニュアルにはオイルの量も油面の高さ的なものの表記もなく、唯一あるヒントは。。。

「oil till about 25mm under the 4 holes of
the inner-tube. 」

穴のどこやね~んってツッコミたくなるところですが、
穴の下なんだから下でしょってことでいいかなー。

で、日本人なのに、いい加減な測定開始。。。
4つの穴から上端まで約37ー8mm

作業工程19

インナーの上端からアウターの上端まで約56mm。

足し算すると、、
37+56+25=118mmってところでしょうか。
ざっくり120mmで調整して見ました。。。

ここで問題発覚。。。

伸側調整ロッドがインナーロッドから頭がでません。。。
ロッドを入れるとすっぽり中に入ってしまいます。。。

マニュアルの絵を見るとロッドがちょっと頭を出してます。
ギョギョ(@_@)(。。。誰ですか??)

脳裏をよぎったのはバルブ固着。。。。

いつから固着てたんでしょうか~

作業工程20