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ラスカルさん

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  2013年06月10日

定期的ブレーキメンテ&エキパイ磨き、オイルクーラーの移設実験その2

■車種名
SUZUKI グース250
■Myバイク
迦楼羅号
■走行距離
200000km
■難易度
中級
タペット調整が頓挫したからといって、
愛機に施してやる事が無くなる事はないのであった。

どうにも計画に対して予算が少な過ぎるのが頭の痛いところだが、
当面の懸案事項は、
一つには、エンジン不調解決のOH。
二つには、ブレーキ魔改造計画の進展。
三つには、前後フルアジャスタブルサスへの交換等の車体関連の強化、
&リセッティング。
番外には、カウリング装備計画。
といったところか、大まかに言って。

二つ目のブレーキ魔改造計画には比較的低予算で着手出来そうだが、
その前にフォークオイルの交換くらいはやっておかなければ。
新キャリパーでブレーキング能力が向上するなら、それを支えるサスの踏ん張りがキモになるから。
ノーマル万全の状態のダンピング性能が無いと、どれ位それを強化すれば良いのか判らない。


だが、その前に・・・簡単にブレーキタッチの向上を図ってみようじゃないか。

先ずは、キャリパー取り付けボルトの清掃から。
ネジロックがべっとり。
それにしてもサビまくり。

まぁ、キャリパーとっかえひっかえ実験に際して、
新しいボルトは既に用意してあるので、その際には換装するさ。

ブレーキライン固定金具のボルト穴を、ミニブラシでジョリジョリ。

ボルト穴にもネジロックが残っている場合、
これだけでも再組み付け時のボルトの仕込み易さが違う。

もちろん、キャリパー取り付けボルト穴も清掃。

恥ずかしながら、ブレーキのタッチに拘るタイプでありながら、
キャリパーを取り外してのメンテは一年半振りになっていた。

体調不良で走行距離が伸び悩んでいたとは云え、これは素直に反省すべき。
のっさりとブレーキダストが積もっている。

レバーを握って少しだけピストンを迫り出してみると、
如何に"のさっ"とダストが積もっているかが良く判る。

これを新しく導入した、充填式のパーツクリーナーで吹き飛ばす訳だが・・・。

充填式強ぇ!超強ぇ!!

"ボッ!ボッ!!"ってな勢いでピストン側面のダストを吹き飛ばす!
普通のクリーナーなら、"ジューッ!"って洗い流す感じだが、文字通り吹き飛ばす!!

もとよりピストンシール付近には掛からないように、
ピストン側面上側だけに当たる様にしていたが、それでもこの威力!
仕上げにミニブラシでピストンとボディの間や、ボディ内の汚れを落としていく。

うむ、清潔になった。

キャリパーメンテ定番手順。

使用中、もしくは寿命の来たパッドを束ねてピストンの抜け落ちを防ぎつつ、
出せる所までピストンを押し出す。
要は"噛ませ"に使うのだ。

キャリパーピストンツールでピストンを掴みながら回し、
全周に亘って綺麗に清掃する。

出ました定番ケミカル。
メタルラバー。

SUZUKI純正指定ケミカルでもある本品。
金属部とゴム部分の擦動部分の摩擦を抑えて、作動をスムーズにする効果がある。
コイツをキャリパーボディとピストンの間に吹き付ける。

吹き付けてはピストンを回し、ボディに引っ込めてはレバーを握ってまた迫り出させる。
これを繰り返すのを、揉み出しと言うらしい。

しかし、どうしても左下のピストンの動きが悪く、
他のピストンに遅れて迫り出すのだった。
以前からコイツはこうで、多分OHしないと治らない感じだなー・・・。

因みにキャリパーピストンセパレーターとか云うのは使いません。
必要無し、指力があれば。

メタルラバー自体にも洗浄力がある様で、ヌルヌルした紫色の液体が染み渡った所は、
頑固だったこびり付き汚れも、かなり浮かんで落ちやすくなる。


おっと、迂闊に噛ませの使用を忘れて、ピストンを一つ抜け落ちさせかけたのは秘密だ!!
いやー、指力の限界を使わないと元に戻らなかったときは焦った。

アレは多分ピストンシール時点では抜けてて、
ダストシールで辛うじて引っかかってたんではなかろうか?
ダストシールの無いレーシングキャリパーでは、完璧にアウトな気がする。
キャリパーとっかえひっかえの為に4セット分のシール類は確保しているものの、
こんな事でキャリパー分解なんて考えたら、頭が痛かったしなー・・・(苦笑。

改めて、パッドを仕込む前にパッドグリスを。

例によって効果は素晴らしいものの、
要らない所までスプレーが回り込む傾向にあるデイトナのスプレー対策に、
マスキングは欠かせない。

裏面に施工完了。
綺麗にコーティング状になりました。

パッドは4度目か5度目のリピートでメタリカ。

冷間時良し。
高温時良し。
雨天良し。
引きずり特性、アンチロックコントロール性良し。
ディスクへの低攻撃性、耐摩耗性良し。

これ以外はもう、要らない感じ。

パッドピン比較。

以前使用していた鉄製が左、言わずもがなか(笑。
いくらパッドグリスで保護しようと、いくらサンドペーパーでクリーニングしようと、
ガビガビに錆びるのを止められない純正品に対して、
清掃すればなかなかダメにならないステンレス製は良い。

清掃、潤滑、再組み付け完了。

キャリパー組み付けボルトに、またネジロックを。
根元に古いネジロックが残っているが、
実際ネジ目は先端部分しか使わないので問題は無し。

ならいっそ途中まではネジ目無しのボルトで良いと思うのだが、
これもコストダウンか・・・。

次の作業に移る前に、ここ数年愛用してきた整備用ゴムマットを、
樹脂・ゴム保護剤で保護してやる。

何の事は無い、只のホームセンターで手に入るゴムシートだが、
こんな物でも5千から6千円はするので、労わってやらねば。

使用後、巻き取り時にしっとり感が復活。

次の作業、油温計の装着に伴い発生したオイル漏れ解決と、
汚れてしまったエキパイの磨き作業。

油温センサー部分からのオイル漏れで、エキパイに汚れが。
パーツクリーナーでは落とせないくらいに焼き付いている。

別の角度から。

どうやら漏れはセンサー部分だけではなく、オイルラインからも漏れている様だが、
こちらは気化しながら漏れている感じで、液体が滴っている感じではない。

Web!keさんでは取り扱っていない様だが、
スナップオンが取り扱っていると云う金属磨きケミカルで磨いてみると、
完璧な仕上がりに。

そうだな。
自分のマシンはチタンエキパイだからステンレスほど焼け色が綺麗でも、
艶が綺麗でもないと思っていたが、
磨くとこんなにも綺麗な灰色掛かったつや消し紫だったんだ・・・。

以前から付いていた昔のヨシムラ製油温センサーボルトには、
ガスケットワッシャなど無くともオイル漏れはなかったが、漏れた以上は防がねば。

Web!keさんで注文している時間は無いので、
ホームセンターで四っ輪用の銅製ドレンワッシャを使用する。

前回センサーを着ける際にはオイルが漏れ出してきたが、
一日以上放置すると出て来なくなったオイルラインを覗いてみる。

ふつくしい・・・。

センサーボルトに銅ワッシャを仕込んでみる。
予想以上の美しさに、暫し見惚れる(笑。

装着完了。

色合い的にも良し。

試しに走ってみても、油温の数値はいつもと同じ。
まぁ、コレで変化するのも変だし。

エキパイと、サイレンサーに繋がるテールパイプとの継ぎ目。
ここの汚れも酷い感じ。

連結スプリングは、例によって指力で(笑。

磨き作業終了!

手磨きでも10分ほどで完了した。
ボケボケな感じの作業前とは雲泥の質感。
もっと早くやっておけば良かったな・・・。

サイレンサーへ向かう途中。

このしっとり感が、チタンエキパイの魅力か・・・。
今更気付いた(苦笑。

磨かれた全体像。

前方の傷は以前の仕事場の駐車スペースで移動を求められた際、
玄関ポーチのコンクリートに掠っただけで凹んだ物。

チタンエキパイは軽量化の為に薄肉化がされている訳だが、
こんなに柔らかいとは思っていなかった意外な事実。

連結スプリングを装着してみた図。

いかんな・・・エキパイが磨かれると、
スプリングがみすぼらしく見えて来た・・・。

本日の作業三つ目。

オイルクーラー移設実験その2。

前回はここまでのダミーオイルクーラーを着けてみて、装着可能な事を確認した訳だが、
今回はもう少し突っ込んだ冷却能力向上の可能性を図ってみたい。

前方から見た感じだとこうだ。

走行風がフォークの間を通り、直接的にオイルクーラーを冷却して効率的になる。
また、純正位置の様に石や泥跳ねによる被害が無くなる。

フレームパイプ的にもう少し大きな物を着けるには、アールズオイルクーラー並みの厚みがあるなら、
これ以上は干渉するのでエンジンを一旦下ろして、少し上にズラす選択以外は無い。

問題は大型オイルクーラー装着に、そこまでの手間を掛けるかだが・・・。

だが、前回の実験第一段階終了後、新たなダミーオイルクーラーを製作しておいた。

想定しているのは、
海外製よりも薄いことを売りにしているプロト製のラウンドオイルクーラー!!
コア部分が薄いことで冷却効率を上げているとの事だが、今回はそこが重要ではない。

湾曲している事でフレームパイプをパスする事が出来る可能性、
これに尽き申す。

ラウンドオイルクーラー五段コアを想定して製作したダミーオイルクーラー。
見事装着可能!!
発表されている通りのサイズならば、これで恐らくいける筈。
写真ではクラッチケーブルが若干干渉気味だが、これは取り回しでどうにでもなる。

右斜め前から見るとこんな感じ。

冷却効率で云えば、
Goose用として使用されているどのオイルクーラーよりも良さげでないかな?

左斜め前から見た感じ。

実際の製品はシルバーとブラックがある様だが、
どちらを着ければ似合うかとか、コレでは判らないなぁ・・・。

現状で判るサイズ的な問題は、クラッチケーブル(青丸)とIGコード(赤丸)の干渉だが、
いずれも取り回しを変えれば何の問題にもならないと考えている。

それ以上に心配されるのは横方向への張り出しが転倒時に与える被害だが、
これはフレームイパイプにスライダーを新設するか、
先日の独創的イメージのカウリング装着実験で得られた、
"シュルツェン"(COBRA用ラジエーターシュラウド)の装着によって保護出来ると考えられる。

いよいよアイディアは妄想の翼を得て羽ばたき、
現実と云う荒野へと舞い降りようとしているではないかッ!!

まぁ、当分予算が無いんだけどね・・・(苦笑。

本日の蛇足?失敗?

ラウンドオイルクーラーの七段は装着出来るのだろうか・・・?
一応ダミーオイルクーラーを製作しておいたんだが・・・。

入らない、見事に(苦笑。

あー、ダメだなーこりゃー(棒読み。


もしかするとタンクを外し、トラスパイプの構造の上からなら、
知恵の輪的に装着出来るかもしれないが・・・。
その際はコアの向きが若干は下を向き、冷却効率は最大にはならないかもしれない。

ま、四気筒のエンジン前に着いてるヤツも、若干下向きではあるんだけどね(笑。

ダミーオイルクーラー三種類と、今回席を外してもらっていたホーンさんの比較写真。

大きさ、厚み、それぞれの違いが良く判るかな?

蛇足のその2?

考えにくい事だが、
へヴィーにチューンしたエンジンの発熱量がこのクーラーをすら上回った時、
新たな冷却装置として刀カウル内にオイルクーラーを仕込めるかの実験。

どうやらイケそうだ!
導風板?の間に(少し奥に)嵌りそうだし、
フォークがフルボトム、フルロックした際に干渉しない位置が見出せればイケそうだ。
或いはこのダミークーラーより少しだけ幅のあるアールズ製も、お蔵入りにならずに使用出来るかも?

後はライトの裏に隠れるであろうオイルクーラーに風を導くべく、
ライトユニット下のカウル裏を少し抉った構造に整形する事だろうか。
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