新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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ラスカルさん

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ウェビ友
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  2013年06月07日

相棒にもタペット調整を・・・頓挫。しかし、転んでも只では起きぬ!オイルクーラーの移設実験、・・・開始!!

■車種名
SUZUKI グース250
■Myバイク
迦楼羅号
■走行距離
200000km
■難易度
中級
先日のカブに引き続き、
我が永年の愛機、Gooseにもタペット調整を施さんと思い立ち、
勇んで作業に望んだものの・・・はてさて?

Gooseの単気筒でありながら、いまいち整備性に優れない所のひとつが燃料コック。
タンクの側の取り出し位置とコック取り付け位置を考えれば、
タンクの底に直付けも出来そうな物を、コストダウンの為か微妙にイヤな位置に付いてる。

タンクを外す際には、スロットルケーブル等を抜ける様にして外さねばならぬし、
プラグの点検交換作業にも邪魔な位置だし。
特に満タン時には、ケーブル類をパスする際や、ドレンホースを送り出す際、
タンクを落とさないか心配になる。
もうちょっと簡単に、置いたり取ったり出来れば良いのにね。

多気筒の整備性の悪い単車に乗ってる方々からは、これでも怒られそうだが・・・。
折角の単気筒のメリットの一つが、スポイルされてる気がするのさ。

タンクの着け外しに微妙に役立つこのアイテム。
ホースピンチクランパーとチューブプラグ。

クランパーは某安売り工具店で入手した物で、
チューブプラグはHONDA純正品で手に入る物。

クランパーでホースを掴んでせき止め、
抜いたホースの先をチューブプラグを差し込んで塞いでしまえば、
もう安心。

これならば最小限、数滴しかガスが漏れません。
昔は台所用ラップと輪ゴムで塞いだりした・・・(遠い目。
いい時代に?なったもんです。

Gooseのタンク&コックのイヤな所その2。

先述したタンク側取出しと、ゴムホースを介したコックが、
平らな地面に置くと"ぐちゃっ"と潰れて部品に悪そう。
特に満タンで重い時には。

だもんで、結局この様にして出っ張った、
件の部品を逃がしてやる箱などが必要になる。

気にしないで直に置いちゃう向きもあるかもしれないが、
ホースの劣化でお漏らしした事のある身としては、イヤなのだ。

タンクを外すと現れるのが、シリンダーヘッド上の四角い箱。
250ccには無くて、350ccにはあるこの箱。

オイルキャッチタンクと言ったものか、ブリーザーチャンバーと言ったものか、
パーツリスト上のメーカー公式名称では"タンク、ブリーザ"。
何でパーツリスト上の名前って、一般的な呼び方と単語の向きが逆なんでしょうね?

それはそうと、コイツの中身が気になってしょうがない。
ドレンプラグはあるんだが、リアルタイムでエンジン稼動中の中身が見たい。
透明か半透明でカスタムパーツとして出ないモンかしら?

やはり蒸気の様になったオイルが吹いてきたり、
それが置換されてオイルタンクに戻ったりが観察できるだろうか・・・。

当然邪魔なので退いて貰うが、いちいちホースを外すのは面倒なので、
固定ボルトを外して仰け反ってもらい、マスキングテープで固定。

昔はガムテープで固定したもんです・・・(遠い目・以下略。
今は前職で頻繁に使用したマスキングテープのイージーさと、
跡の残らない性質に愛用中。

だいたいテープ自体の強度と粘着力の範囲では、何にでも使えます。

今回も充填式パーツクリーナーが登場。
しかし今回は、少し違う使い方を目論んでの使用。

プラグ交換の際、プラグホール周りの砂埃に神経をヒヤヒヤさせた事はありませんか?
自分はよくありました。
エンジン内に、燃焼室内に異物が入り込むリスクに・・・。

ショップなどではコンプレッサーからの高圧エアで吹き飛ばしてから作業出来ますが、
サンデーメカニックには、なかなか無い装備。
リッチな人は持ってるみたいだけどね(笑。

PC用のダスター等で吹いてみたり、空気入れで直に吹きかけてみたり、
果ては自分でストローで吹いてみたり、何れもダメだった・・・。
しかし、この充填式クリーナーのボンベならばイケる筈!!
コンプレッサーに準じる圧力まで圧縮出来るならば、携帯用高圧ダスターになる筈だ!

その結果!
気持ち良いくらい吹き飛ばしてくれました。

顔面に砂粒が吹っ飛んで来るくらい(笑。
何でこんなにも溜まってるんだか。
それに何でもっと、掃除しやすく設計してくれないんだか。
元々このエンジンはEDレース用のバリバリのOFFロード用の物ぢゃないか。

引っかかってどうしても取れない物に関しては、
ピックアップツール等と呼ばれている、歯医者道具的なヤツでカリカリ。

引っ掛かりをを外してからもう一度吹けば、綺麗にクリーニング完了。

綺麗になったプラグホール。

金色に光っているのは、前回プラグのネジ目に塗布したアンチシーズ。
銅色をしているので、カッパーグリスと云うヤツなんだろうか?

取り敢えず、ボルトの焼き付きに因る固着を防止して、導電効果も上げるのだとか。
おかげさまで、抜くにも挿すにもスムーズでイイ感じ。

古プラグ(左)と新プラグ(右)。

未だそんなに使い込んでないのに、サビとりますなぁ・・・。
カーボン溜まりまくりなのは、この数年の不調に因る、仕様?

取り敢えず今回も塗っときます、アンチシーズ。

殆ど減らないので、素人的には何年で使い切る事になるのやら?

今回もスルスルとプラグを仕込む事が出来た。

今ウチのカブに載ってる中古の70ccエンジンは、
ウチにやって来たとき、プラグが斜めに刺さって抜けなくなっていた(苦笑。

一応エンジンが掛かったものの、"バスッ!!"と云う音と共に、
ヘッド辺りから火を吹いてエンスト。
おかしいと思って調べたら、件の症状が。
結局ヘッドだけ内燃機屋さんに入院。


何をどうやったら、あんな整備が出来るんだか・・・?
くれぐれもムリヤリは禁物ですぜ、メカもオナゴも・・・。

さて、いよいよ本題だ。
先ずはクランクシャフトにアクセスするべく、
滅多に使わない10mmの六角レンチで、
クランキングサービスホールプラグを・・・んぅ?

んんー???

は、外れぬ・・・。
・・・緩まぬ・・・(汗。

前回メンテした際には、こんなに強く締めなかった筈。
しかしこのキツさは・・・?

考えられるのは2点。
一・やはり自分が馬鹿力で締めた。
二・前回OHを依頼したショップがトルク管理をいい加減にやった。

・・・、どーも後者のような気がしてならない。

確か去年、エンジンから"ガランガランガラン!!"と異常なノイズが発生した際、
緊急入院させて調べてもらったところ、ジェネレーター周りのボルトが一個緩み、
回転する毎に周囲の部品と干渉していたのだとか。

謎のエンジン不調も結局は、そのショップでのOH後だし、
今は資金が捻出できないからOHに踏み切れないでいるけど、
次回は別のショップに依頼する事を決めているくらいに疑惑の目で見ているんだなぁ、コレが。

だって普通、メーカーの出荷状態でも使い込んだ後のOH後でも、
普通は中のボルトが緩むとか聞かないでしょ。
プロに任せたから自分よりは確実なイイ仕事をしてくれる、ってのは、
どうも自分の場合は当てはまらない事が多いなぁ・・・。

メーカーディーラーであるSBS店だって、正規のメカニックじゃないやつに組ませた店があって、
2年後に発覚するまで判らなかったが、スタッドボルトを弄り壊されていた事があったくらい。
ある日、北海道でエンジンブローして初めて発覚したんだよ。
運良く行きつけの、とても信頼している店に近かったんで、騙し騙し走って入院させたけど、
これまで走っていられたのは奇跡みたいなもんだとか言われた(怒。

個人的に、既に信頼出来る所は廃業しちゃったり、遠い他府県だったりするんだよなぁ。


もとい!
そんな事はどうでもいいのだ!
今はこれを緩める事をだな・・・。

ラベンのペネルーブを吹き付けて、プラハンで叩いて再挑戦。
・・・無理。
もういっちょ気を取り直してぇー!!
・・・、・・・無理。

・・・どーする?

気を取り直して、潤滑、プラハン、レンチ、の繰り返し。

しかし、外れない。
・・・あぁー!!もうダメだ!ボルト頭がイカレてきた!
何だ、こんな成りしてコイツ、意外に柔らかい材質で出来てるぞ?!

ナメる!ナメる!
もうダメだぁー!!


タペット調整計画、・・・頓挫。

もはやここにある機材では無理。
ちゃんとした店に持って行かなければなるまい・・・。

アタックドライバーさんに出場していただいたが、
10mmヘキサのビットが無かったので頓挫(泣。


しかし!!
こんな事では挫けていられないのだよ!!

そんな訳で、予てより温めていた計画の下調べに着手することに。

これはアタックさんの付属ビットに、
丁度プラスのビットがあったので装着しているところ。

先ずは今回の計画上、邪魔になる位置にあるホーンを外すところから・・・。

何故だSUZUKI、何故こんなドライバーを振り回しにくい所に+ネジを・・・。
ナメかけてるぢゃん。

そんな訳で、アタックさんの+ビットが必要だった。

これでもギリギリやり難い。
やはりダルマドライバー買おうかなぁ・・・。

サビサビですなぁ・・・。

こうしてやる事で、ヘッド周りに空間が開いた。
ここが重要。

そうしておいて更なる干渉物、
エンジンハンガーのヘッド側を外す事に・・・。

ぬぅ、これもイヤな手応え。

ナットは外れど、ボルトが抜けない。

レンチ&ドライバー、ハンマーで叩き抜く。

ああー、錆びてるなぁ・・・。

雨の湿気が侵入する上に、エンジンの熱にも晒されるからなぁ。
錆びるのも無理からぬか。

サビ色の洞窟。

とは云えエンジン側はアルミなので、多分そっちの方は酷くは無い筈。

んんー・・・。
こっちのボルトはさらにイヤな感じ・・・。

ヌルッっとしてる。

取り敢えず干渉物その2、撤去。

さてさて?
この作業の先に待ち受ける、本日第二の本題は・・・?

そう、オイルクーラーの移設!!
アイテムはGoose用の定番、アールズの13段!

今より経済的に余裕があった時に入手しておいたブツ。
必要ないから使用しなかっただけで、
いつかチューニングが進んで必要になった時の為に用意しておいブツ。


どうも純正の位置がイヤだったのさ、前輪が巻き上げる砂塵を浴びて目が埋まるし、
汚れも酷けりゃ冷却効果も今一つ(の筈)の位置にあるし

せっかくのリプレイスオイルクーラーを着けても、そんな場所じゃぁね・・・。
・・・って、入らねぇ?!

うぬぅ・・・。

うぬぬぅ・・・。

ぬぬぬぬぬぬ・・・・・。

イメージ的には、スッポリと入る筈だったんだ。

だが何だ、この嫌がらせ的な絶妙な突っかえ方は・・・。
幅はピッタリいけそうなのに。

だが、何だ、
当初の予定通りにタペットカバーを外せば入りそうじゃないか。

これでスペースが開けばだな、スッと入って・・・。

ぬうっ・・・・・・・・・。

突かえ申した。

シリンダーヘッドをパスしたのは良い。

だが、その先だ。
斜めに立ち上がるフレームパイプに干渉して、これ以上下に行けない。

このフレームパイプの間を通る様にオイルクーラーを通したくば、
一旦もう少しクーラーを下げて、フレームの左右を繋いで、
IGコイルの固定もしているパイプも避けなければならない。

感覚的にはIGコイルの少し前にオイルクーラーの頭が来て、
Fフォークの間から来た走行風を直に受ける、
理想的な位置に設置できるという物。

一種の知恵の輪だが、これをやるにはエンジンを外さねばならぬ。
そこまでやっても、入るかどうかは判らない。

仮にスペース的に入っても、
固定やオイルホースの取り回し等のフィッティングが出来なければ意味がない。

無念・・・。

本計画も座礁するというのか・・・。
本当に、あと少しのところで入りそうなんだけどなぁ?


しかし!

これしきの事でッ!

これからにござる。



そう、こんな時のために(違う)ダンボールはあるのですよ。

要はアールズ13段が入らなければ、
どんな大きさなら入るのか確かめれば良い。

横幅は無理なくフレーム内に収まる程度。
厚みはアールズを参考に、大方のオイルクーラーがそうであろう厚みで。

うむ、やはり斜めのフレームパイプに干渉するのが最大の問題か。

エンジンさえ下ろせればもっと具体的に最大サイズを試せるんだが、
流石にそこまでの作業は、時間的にも気力的にも無理。

なればドコまで幅を詰めれば、フレームパイプに干渉しないのか・・・?

取り敢えず、切ってみるしか無し。

結果、これで何とか嵌るには嵌ったが・・・。
うん、なかなかイイ感じ?

アレ?
でも、この大きさって・・・?

純正とほぼ同じ幅、純正と倍の厚み、純正より2段ほどの高さの追加。
なんじゃこりゃあぁぁぁあぁ?!

こりではあまり意味が無いではないか?
いや、移設による冷却効果と、ダメージを受け難いメリットはあるが・・・。

当分は純正の移設でも十分以上の能力だし、
つうか現状の位置でもオーバークール気味だし(汗。
チューニングで発熱量が上がるまでは、猫に小判と云うところなんだー・・・。

まぁ、この件は日を改めて、
もう少し突っ込んだオイルクーラー位置の改良を考えようかー・・・。

再度組み付ける際に、この際エンジンハンガーボルトの点検を。

・・・なんじゃこりゃ。
思いっきりネジ目が潰れとうじゃないか。

そら、手応えもおかしなるわ。

こんな事もあろうかと、タップダイスセットを用意してあるのだ。

さーて、ダイスでネジ目を修正しようじゃないか。

あ、さて、グリグリっとなっ!

修正完了ッと。

とは云え、真ん中辺のネジ目が低くなっているので、
早いうちに交換だな・・・。

ヘッド側のボルトはネジ目が潰れてないが、
ナットは潰れ気味なのでタップで修正。

今回も切削油にペネルーブを流用。
削ったり掘ったりする際には、切削油を必ず用意しませう。

せっかくタップダイスセットを出したので、
予てより気なっていたオイルフィラーキャップの流用が出来ないか、
採寸してみる事に。

ピッチゲージでネジピッチは1.5mm。

ノギスで、ネジ径はM20。

キャップ座面からの最大長、56mm。

キャップ蓋の外径、30mm。

やるだけの事はやったので、この日は組み直す事に。

ん、ネジ目を修正したので滑らかに入る。

これもいつかの時点のメカニックが、
いい加減な仕事をしたからなのかなー・・・。

エンジンハンガーボルトのヘッド側にも、アンチシーズを塗布。
これで次はスムーズに外れるはず。

外したホーンを戻して、本日の作業終了。

この際だからと、固定用のボルトを錆びた+ネジから、
ステンレスのテーパーキャップボルトに交換。

これならナメ難い、且つ錆び難い。
ちょっとした所に気配りを、これで次回からはもっと作業がし易い筈。
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コメント(全2件)

SE-ZIさん
ラスカルさんこんばんは!
確かにオイルクーラーの位置は飛び石&泥ハネの直撃で良く無いですね~。
せっかくの飾り物が台無しです(笑)

MYグースも最近カチカチ音が気になってきたのですが、やはり一番考えられるのはタペットでしょうか。
現在バイク屋へ持って行こうか自分で調整しようか思案中なのですが、道具が有れば自分でも出来ますかね?
  • (0)
  • 返信
ラスカルさん
おはようございますSE-ZIさん 。
>せっかくの飾り物が台無しです(笑)
そうなんですよね、油温計など着けると良く判りますが、
コアに目貼りしないと真夏以外はオーバークール気味になってしまうと云う(苦笑。

今はオイルクーラー保護が目的ですが、将来的には発熱量が上がった時に備えて、ですね。
サーモスタットによりオイルラインにバイパスを組めば、目貼りしなくてもオーバークールは防げますし。

>やはり一番考えられるのはタペットでしょうか。
そうですね、多分そうだと思います。
カチカチ、パチャパチャ云う音なら、多分そうです。
コレがカムチェーンだと、自分の経験ではジュィイイイイ、とか、ジュリジュリジュリ、とか聞こえる事が多いです。
Gooseの場合、オートカムチェーンテンショナーなので先ずそれはないかと。
昔バイク屋にこれは調整要らんよって言われて、ショボーンとなった記憶があります(笑。
クランク回りからだとグルグルグル、とか、ゴウゴウゴウ、とか云う音になります。
前回OHしたときに、内燃機屋さんでクランクを治して貰ったら、ピタリと治りました。
クラッチ回りからグルグルグルと聞こえる音も、クラッチを切ったときにしなくなるのは、
ベアリングが逝ってるのか、或いはクランクからの回転がミッションシャフトに繋がって共振してるのだと思います。
長々となりましたが、自分の経験上ではこんなところですね(笑。

>道具が有れば自分でも出来ますかね?
余裕だと思います。
以前拝見したのですが、SE-ZIさんはブレーキラインを自作しておられましたよね?
アレよりは簡単に行くと思います。
4バルブとは云え、4stシングルでスーパーカブとかと同じ様な作りですから、
確かトキコのカブ用タペットアジャストレンチが、そのまま使えたと思います。
マニュアルどおりに作業すれば間違えませんし、
唯一気を付けるところは圧縮上止点と排気上止点を間違えない様にする事ですが、
T型レンチでクランクを回した際に上止点マークに合わせてもロッカーアームが動かなければ圧縮上止点です。
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