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ラスカルさん

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  2013年05月30日

タペットクリアランスの調整と、充填式パーツクリーナーの実力について。

■車種名
HONDA CUB [カブ]
■Myバイク
空色号
■難易度
中級
いよいよエンジンノイズが大きくなってきたので、タペット調整をする事に。

作業手順は前回もやっている事なので何の事は無いが、
クリアランスの数値自体は覚えてないので、マニュアル片手に作業進行。

圧縮上止点を出して、作業に入・・・動くな。
いや、上止点から多少動いてもカムがバルブを押す事は無いと解っていても、
つい気分的に動かれるといやな感じなので(苦笑、マスキングテープで固定してしまった。

むぅ・・・、
約0.09から0.10mmのクリアランス・・・。

適正値の倍近いじゃないか。
これはうるさい訳だ。

OH出来ていない古いエンジンなので、
オイル上がりだかオイル下がりだかを起こしているうえに、
クランクケース回りからオイル漏れも起こしているオイル喰いのエンジンの事とて、
オイルレベルの低い状態でブン回っている事も少なくないヤツだからな・・・。
如何に頑丈なカブと云えど、ヘッド周りにダメージを受けている見込みは大きい・・・。

以上、現状を確認してからサクサクッと調整。

まぁ、締め込んだときに値がズレても適正に
(ゲージが適当な抵抗感で抜ける様に)
なるには少し慣れが必要だったけど。

吸気側のクリアランスは0.07mm。
適正値ギリギリだった。

こちらも適正値、0.05mmに調整。
緩む事を見越して、適正値の少なめで調整。

オイル漏れしているエンジン下部。

以前カブの腰上をOHした事があったが、
何分十年以上前なのでなぁ・・・。
何だっけ?この穴。

セルモーター周りのオイル漏れ。
そう、このM型はセルモーター付きなのだ。

この辺りは、オイルが気化しながら漏れているっぽいが・・・?

その少し下。
シリンダー基部もベッタリだ・・・。

クランクケース下側。
この汚れがケースのどこかからか漏れている所為なのか、
それとも上で漏れているのが下まで垂れて来てのモノなのかは、
エンジンを下ろしてみないと判らなそうだが、
今はその余裕が無い。

さあ、ここまでやったんだから、
ついでにコンタクトブレーカー(ポイント)調整もやろうか。

先ずはポイントヒールの状態確認。
当たりも良く、偏磨耗も焼けも無い理想的な状態。
暫く前にステーターユニットごと交換した(確か)甲斐があった?

次にポイントヒールのクリアランス調整。
マニュアル規定値は、03から0.4mm、
小さめの0.3mmになっていたのでそのままいこうか。

何気に面倒なアナログの極みっぽい点火時期調整。
同じ方向に調整で動かしているはずが、
調整結果は逆に動き始めたりする気まぐれシステム(苦笑。

今回もタイミングライト使用で、何とか調整完了。
前回よりは理想地に近い点火時期になった。
アイドリング時と、回転上昇時の進角が良くバランスしている。
写真では見え難いが、点火時期マークの左側に少しズレた形で、
スパークアドバンスマーク?が見えている。

まぁ、これくらいの範囲ならイイでしょう。
前回はこれより酷い状態にしかならなかったし・・・。

最後にカムチェーンアジャスターを調整。
これでダメなら、抜本的にOHしかないかぁ・・・?

結果。
かなり静かになったが、カタカタカタ・・・カタカタカタ・・・。
と、謎の不規則な音が聞こえる。

これは・・・、タペット調整時に気付いたロッカーアームの振れが原因?
普通ロッカーアームがシーソーのように振れるのは変だと思うが、
やはりオイル不足で回し続けたダメージが来ているのは確実か・・・。

しかしも、もう暫くこのエンジンでがんばってもらおう。
いくつかのスペアエンジンがあるが、
それをOHして完調にするには今一つ準備が足りない。
いや、足り無すぎる・・・。

ついでの整備その2。

殆ど必要が無いほどメンテフリーな、カブのチェーン。
しかし、何代かに亘ると思われる前オーナー達の不摂生で?
やや偏磨耗気味の空色号のチェーン。

カランカランチェーンケースを叩く音はしないものの、
最大に伸びている所でこれくらい伸びている。

最も張っている所でこれくらい。

そこでテンションを測るのが鉄則。
丁度マニュアルにもある2cmの遊びを確認したた。
調整の必要無し。
流石シルコリンチェーンルブ、イイ仕事してやがるぜ・・・。


以前とあるバイク屋のボンクラアルバイトに調整されて、
(当時は未だ自分もチェーンを伸ばす事があった)
伸びているところでテンションを調整されたからたまらない。
走行中にゴッゴッゴッゴッと、謎の音と振動が・・・。

適正値ではない最も張っている部分でテンションが掛かりすぎ、
サスが沈まないばかりか、車体に負担となって抵抗が掛かる音だったのだ。

マスターに叱られた所為か、そのボンクラは程なくして辞めていた。
そんなこっちゃ、何やっても上達しないと思うぞ・・・。

一応完成。

本日はエンジン音を確認して終了としようか。
例のカタカタ音以外はイイ感じ。

チェーンも当分は大丈夫でしょう。
って云うか、もう入手してから1万km以上ケースを開けて掃除もしてないんだが・・・。

さぁて、先日入手したブツ、
充填式パーツクリーナーの実力を確認しようじゃないか!

何故かWeb!keさんでは安売り工具チェーン店の商品は扱っていないようだが、
最寄の某工具点では色々お助かりアイテムを入手している。

これもその一つ、となるように期待して買ったもの。
充填式スプレーなんざんすよ、ダンナ。
スプレーガスを、自前の空気入れやコンプレッサーで充填出来ると云う優れもの。

そう時代は整備もエコなんですよ(決まり文句)。
代替フロンだのノンフロンだの、温暖化ガス不使用だのと言ってますが、
それらスプレーボンベを作るラインはどうだか判ったモンじゃない。
出来るだけ、出来合いのスプレー商品は使用を控えたかったんですよ。

先ずはノズルの付いたスプレー缶の頭を外し、
クリーナー液をボンベに注ぐ。

今回のところはスポイトで注いでみました。

然る後に空気入れでエアを注入。

コンプレッサーでやるのが簡単なんだが、そんなモン無いので手動式で、
しかも携帯用のコンパクトポンプで。
・・・、今ウチにあるまともに動くポンプがこれしかないんだもん。

DRCのポンプを使っていたんだが、3連続で一月としないうちに壊れた!
・・・もう二度とDRCは買わん・・・♯。

実は先日ちょっとだけ使ってみて、
全く役に立たなかったホルツのステッカー剥がしに比べ、
圧倒的に良く剥がす力があったので、本日本格使用してみる事にした。

標的は恐らく20年程は過ぎてカチコチになった交換時期表示のステッカー。
以前のオーナーの不精が生んだ、強敵である。

過去何度も挑戦したものの、いずれも剥がす事は叶わず、
悔しさに臍を噛んで撤退する事になった難攻不落の強敵である。

ジュッっと一吹き(シュッではない)。
暫く待って爪で引っ掻くと・・・。

をを!あれ程までに頑なだった堅固な敵の守りがッ!!
何ともたやすく・・・。

流石に爪だけでは無理があったので、
ナイフを使用して傷を付けない様慎重に剥がす。

それにしても、今迄の苦労が何だったのかと云うほどに強力な洗浄力?
これはこれで何かヤバイ薬品なんじゃないかと思えるほどの威力だ。

ウェスに染み込ませて拭き取る。

ををー・・・、テカテカだ・・・。
完 全 殲 滅 !!

長年イライラしていた強固な古ステッカーが、
一瞬で剥がれ去りました。
もう、コレだけでも満足。

ついでに、先日スプロケットの状態確認をした際に、
凄まじく汚れていた愛器のFスプロケットカバー内の、
タール状に変じたチェーンルブで実力を量ってみよう。

まさに、ねっちょり・・・。

ジュヲヲヲヲヲヲヲッ!!!

見よ!あたかも高圧放水の様に、
あたかもウルトラ水流に倒れ去るジャミラの様に、
吹き飛ばされるタールを!!

普通のパーツクリーナーでこれは出来んな・・・。
これでも最大許容エア圧の何分の一なんですぜ、ダンナ。
手で加圧するのはかなり骨が折れると思われるが、
これで最大圧なら如何程の威力を発揮するのか・・・。

少しぶっ掛けただけで、軽く拭き取ればこの有様。

ココまで強力なパーツクリーナーに出会ったのは初めて。

細かい部分をウェスで拭き取るのは無理なので、
ブラシを併用しての作業。

クリーナー液自体が遅干性なのも美点。
じっくり洗う事が出来るので、洗油じみた使い方もアリ。

ココまでべた褒めだが、現状で唯一の不満点があるとすれば、
一応は逆さ吹きが可能なんだが、上手くいく時と上手くいかない時がある。
もっとクリーナー液を沢山入れて、もっと加圧すれば問題は無いかもしれないが、
スプレーとしての完成度は今一つか。
吹きつけ圧が超強力なものの、それが安定して出る訳ではなく、
逆さ吹きならエアだけが出て圧が下がる事もある感じ。

とはいえ、これが今後のクリーナーとして、自分的には主力となりそうな感じ。
エアの加圧がもどかしい時のイージーさや、極少量の使用では、
これまで通りの市販のスプレーを使う事にはなりそうだけど・・・。
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