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matsuさん

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ウェビ友
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  2012年08月21日

チェックバルブ,ロータリーディスクバルブ,オイル漏れ対策

■車種名
SUZUKI RG500γ (ガンマ)
■難易度
中級
東京に戻ると,東京の仕事,家の仕事,待ち構えていたかのように,降りかかってきます。

SRXは落ち着いていじれない・・・。
短期決戦できるものといえば・・・。

ガンマ。

懸案のオイル漏れ。2ヶ月ほど放置するとツーストオイル漏れ。
ほんのわずかですが,したたってきます。

原因は前に書いたとおり。チェックバルブ交換とロータリーバルブカバーのシール交換で直るはず。部品も取り寄せてある。

難点は,ロータリーバルブカバーレフト側は,プーリーを外さないと外れない。プーリーを外すには,スズキスペシャルツールが必要。

まぁ,SBSに持ち込むことにします。

サイド・アンダーカウルを外します。

滴ったオイルは,チャンバーに落ちた後・・・,

アンダーカウルを濡らし,床に落ちます。

一,二ヶ月ほど放置するとオイルが落ち始めるという,超微妙な状態。

毎月乗っていれば,乾いてしまい,オイルは落ちません。

円形のロータリーバルブのカバー下部から,オイルが微妙にしみ出しています。

通称山芋,エアダクトを外します。

4番キャブをのぞき込むと,左側からつきだしているオイル供給パイプの周りがオイルでべっとりぬれています。オイルが微妙に漏れ続けた結果です。

写真ではわかりにくいのですが,手でクランキングしてロータリーバルブを回転させると,オイルでべっとり。

ロータリーバルブの穴を合わせると,コンロッド等が見えます。

外した4番キャブ。オイルがロータリーバルブに流れ込んだ筋が見えます。

オイルが漏れていたパイプの反対側。この真鍮部品を外して,中のボールとバネを交換します。rが小さくなっているバネの先端が広がって,ボールがバネの中に落ちてしまい,チェックバルブが役を果たさないガンマが多いようです。

一般的には中のボールやバネを抜いて(あるいは存在を無視して),原付用のチェックバルブを外付けするようです。

取り寄せたバルブ(左側)とマニュアル。もともと非分解なので純正部品はありません。rg500.comからの取り寄せ。こんなんで諭吉さん1枚必要です。

実は,2セット持っています。一度購入後紛失し,再注文直後発見する,というよくあるパターン。もう一回修理できます。(T-T)

マニュアルに従い,外そうとするもなかなかうまくいきません。経験者にヘルプ! 無事外れました。

外したチェックバルブ。
な,なんと! バネが壊れていません!
チェックバルブに(洗浄を目的として?)高圧エアを吹き込んで壊す場合が多いらしいですが,このチェックバルブは形状的には正常です。ただ写真一番上の4番キャブの真鍮部品にボールが当たる部分は微妙に腐食・汚れ。バネも4番は色が変。何があったんでしょうか? 微妙な汚れがオイル漏れにつながったようです。

結果として,4番以外は大丈夫だったようです。

rg500.comの新品部品と純正部品との差は,
1.真鍮部品のボールが当たる部分のC面取りはrg500.comの
方がずっと大きい。
2.ばね定数がrg500.comの方が大きい。自由長は同じ。
3.パイプを差し込む部分の2ヶ所の膨らみが純正はRですが,
rg500.comはRとCの組み合わせ。

新品取り付け中の写真はありませんが,古いボールを新しい真鍮部品のボールが当たる部分に押しつけて,軽くハンマーでたたいて微妙に筋をつけるなど,万全のオイル漏れ対策をします。

元通りにキャブと山芋を取り付けます。

オイルポンプを全開固定にして走行。煙の少ないAMSですが,もくもく煙が出ることを確認。

ロータリーディスクバルブのシール交換は,SBSに持ち込みますが,土曜日になるとのこと。うーん。土曜日,乗りたいんだけどなー。

http://www.webike.net/camp/ca195/

上のウェビとオートバイの企画ですが,無事採用されました。
こりゃ,買わねば,と本屋さんへ。オートバイ9月号104ページ。
あまりに紹介が小さかったんで,買いませんでした。ヾ(^^ )

写真は,ウェビから届いたステッカー。
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コメント(全12件)

赤パンさん
matsuさん

楽しそうですね!しかも,乗らなくなったから
分かった?不具合を直されて,より完璧な
Γ500になりますね.

SBSに持ち込まんで,どうにかならないのですか?
知恵と工具を絞って???

したら,土曜日には間に合いすよ^^
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matsuさん
いやー,おっしゃるとおりです・・・。

プーリー外すのにSSTが必要なのでやって,と店長に言ってみたんですが,忙しいようで今ひとつ乗り気じゃない感じでした。長いつきあいなんですが,こんな時代だからなぁ。

以前,知り合いがプーリーをSSTを使って外したのを見たことがあるんですが,とにかく固くて,大変でした。逆ネジかと疑ってみたり・・・。SSTなしでは無理と思います。あっても自分では難しいかも。さらにロータリーディスクバルブの蓋は,#3のプラスネジ。このネジもまた固い。ドライバーで回してみましたが,無理に回すとネジ頭を痛めそうです。となるとインパクトハンマー登場となります。インパクトハンマーはあるにはあるんですが,どうせSBSにお願いするならと・・・。

土曜日にSBSに持って行かず,また数ヶ月放置してチェックバルブの様子を見る手もあります。
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NINJA BAKAさん
しかし、matsuさんも愛するMACHINEにゾッコンですね。狂っていますよ。ここまで愛情を傾けてあるからこそ、matsuさんのMACHINEは光り輝く内側から綺麗な名車なのでしょうね。整備の着眼点は非常に参考になります。乗っている時の正常な状態を知っているからこそできる整備ですね。SST買った方がよろしいのでは?
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matsuさん
いえいえ・・・,私なぞまだまだ修行が足りません。いろんな人に助けてもらいながらやっと維持できています。

さっき発見したんですが,同じ現象の修理事例を発見。見立ては間違ってなかったようです。
http://www.mega-speed.info/page/jirei/motorcycle-jirei/motorcycle-jirei-engine/motorcycle-oil-check-valve-002.html
メーカー開発部署並の実験をしています。オイルチェックバルブの保持圧力まで計測してます。すごいなー。たぶん注射器で圧かけているんでしょうねぇ。

メガスピードさん,HPで見る限りいい仕事してますね。圏央道で片道60kくらい。一度行ってみるかな・・・。
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Fどんべぇさん
ご自宅に帰られてたんですね。夏休みらしく沖縄にご家族が、
と思ってました(笑

バイクには「お前ら、待たせたな」って感じでしょうか。
2stバイクには思いがけない調整カ所があるんですね。
思えば初めてエンジンOHしたのはTZR250でしたが、
ガンマのような複雑な機構はなかったような・・・

久々に走りに出たんでしょうか。
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みっとさん
向こうでグレてましたからね(笑)


久しぶりのガスの匂いがかすかにするガレージでは
わずかな時間でも没頭できたようで良かったです♪
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matsuさん
Fどんべぇさん
さすがに85年型。27年も経ってますから,いろいろガタが来ます。でもこれでガンマの持病はほぼ完治となるはず。家に帰るなり天気悪いし,キッチンの棚を作れとのカミさんの指示。3DCADで設計,部品購入・仮組み,仕様変更依頼&修正,ウレタン塗装,なんてやってましたんで,とても走れませんです。
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matsuさん
みっとさん
ツーストオイルの匂いをかぎながら,深夜までがんばっちゃいます。でも沖縄に戻るとストレス溜まるので,来月,またグレます! 今度は写真撮ってみます。
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Fどんべぇさん
帰ってくるなり(爆

いや、こき使われてるmatsuさん、ウケます(ゴメン笑
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matsuさん
Fどんべぇさん
こき使われてます。(T-T)。
まぁ物造りは嫌いじゃないんですが,忙しいときは,現実逃避先になって結構品質が良かったりします・・・。いかんなー。
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みっとさん
matsuさん
過去最強クラスの台風15号が接近中のようです。


くれぐれも気を付けて下さいね。
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matsuさん
みっとさん,
ご心配,ありがとうございます。
今月中は東京なので,身は安全。
沖縄ですが,大きな台風が来ると車がずれたりするそうです。
アドレスは倒れないといいんですが・・・。
正面以外はコンクリの自転車置き場に入っていますから,たぶん大丈夫かと。
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