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5台
ウェビ友
59人

旬の鱧と温泉/2泊3日 茨城の夏休み !

ツーリング期間
2021年08月26日 ~ 2021年08月28日
走行距離
243km

今年の夏も堪らなく暑い!
しかもコロナ禍、毎日家で何もせずボーっと 過ごしています。
そんなある日、ホテル業界も客が激減でピンチなのか?各社からダイレクトメールが届きます。

その中であるホテルのプランは旬の鱧(ハモ)やアワビなど大盤振る舞い、しかもリーズナブル、
妻は何もしないでゆっくり過ごしたい、とのことで久しぶりに 出かけて来ました(2021.08.26)

<写真=大洗マリンタワー、巨大なカジキからパワーをいたたきました>

1日目 潮来へ

宿までは約1時間(70km)なので、出発は午後1時 ゆっくりです。
息子の運転で走り出すと 間もなく湾岸千葉IC、そこからは東関道を行きます。

県内も緊急事態宣言発令中、車は少なく流れは順調です。
そして酒々井SAで一休み、そこに井戸がある。

酒々井風土記によると、その昔 孝行息子がいました。
親は酒が好きだが、その日は買う金が稼げずいると、
井戸から酒の匂いがする、汲んでみると上質の酒だった、息子の真心が天に通じたに違いないと、

その先のトンネルをくぐると、そこにウッドデッキがありました。
眼下に池があり 吹く風も爽やか、

正面は「しすいさくらの郷」、11種類もの桜があり 春には色とりどりの花が楽しめるといいます。

また敷地内に日本庭園もあり 東屋と芝生が風流、
そこで活躍しているのが自動運転の芝刈りマシン「グリーパト」、これは人件費削減対策の一環かな?

近い将来 路線バスも無人化されるかも、すると失業者が増え大変なことになるかも。

では東関道本線へ戻り北上します。
成田を過ぎると大栄JCT、前方を走るは2台のみ 快適なハイウェイドライブです。

そして佐原PAを過ぎると 急に視界が広がりました。
ここは利根川の河川敷、田んぼと民家が見られ 気分爽快です。

そして利根川を渡ると 茨城県の潮来市に入りました。
そこが東関道の終点、ここからは一般道を行きます。

田んぼの中を1~2km走り、道の駅・いたこ で一休みです。
ここには新鮮市場やレストラン、そしてグランドゴルフなど施設が充実しています。

だが客は数人、店員の数の方が圧倒的に多い、ここでもコロナウィルスの威力が感じられます。

店舗前には「大展望台」と看板が出ている。
これは興味深いので 息子と行ってみました。

小高い丘に登ると、「太陽の恵み・ソーラー発電所」が一望です。

太陽光パネルが6万枚、面積は東京ドーム約4個分といから凄い!
関東では最大規模らしい、これは必見です。

道の駅を出ると、間もなく北浦が見えて来ました。
霞ヶ関の東側にある湖だがけっこう広い、風も爽やか 窓を開けて走ると気持ちがいい!
湖畔には「白鳥の里」があるので そこで一休みです。

例年11月から 3月頃まで コブハクチョウや オオハクチョウなどが 50羽ほど飛来するらしい。

ここは観光スポットにもなっているようで、各地から見物客が訪れます。
だが今はシーズンオフ、数羽の水鳥が見られるだけでした。

そして宿は丘の上に佇む静かな環境、眼下に湖が一望です。
ここは人気の宿なのに駐車場は車が数台、これじゃ経営が厳しそうだ。

今回は家族旅行なので和室をチョイス、古いホテルだが意外にきれいになっている。
各部屋にWi-fiも設置されたので、タブレットPCが使えて便利です。

では大浴場へ行ってみます。
大きな湯舟には 潮来温泉がたっぷり注がれている。
ガラス窓から湖と鹿島アントラーズのスタジアムも見られ 眺望抜群です。

そして夕食の時間、
レストラン会場は ポリ手袋自動装着機にソーシャルディスタンス、感染対策を徹底しているようだ。

料理は会員限定の アワビとサザエの酒蒸しプラン、
そして 鱧(ハモ)の柳川風鍋など 贅沢に旬の味覚が楽しめました。

2日目 大洗・那珂湊へ

今日も青空の広がるいい天気に恵まれました。
まず旅の朝はまったりと温泉、時間に束縛されることもなく 最高のひとときだ!

そして12時 チェックアウト、会員は昼まで過ごせるのもこの宿の魅力です。
まずは北浦の湖畔を北上します。

北浦の風を浴び10kmほど走り、北浦大橋を渡ると 鹿島市に入りました。
その先は鹿島灘沿いをドライブ、どこまでも直線道路が続いています。

そして鉾田市のメロンロードへ、
茨城県はメロンの生産量 日本一、その中で生産量が多いのは鉾田市 甘くておいしいと評判です。
でも、多く見かけるのは サツマイモ畑でした。

終点は51号線と合流、そこから4~5km走ると大洗港が見えて来ました。
ここは崖の上を走るので なかなかの眺めです。

時刻は午後1時、チェックインには早いので どこかで時間つぶしをします。

大洗港にやって来ると、かねふく・めんたいパークがある。
だがコロナの関係で休業だ!

次に 隣の大洗マリンタワーへ立ち寄るも 休館でした。
だが そこに巨大カジキのモニュメントがある。

どうやら大洗は世界一のカジキ漁場らしく、200kg級の大物が釣れるとか、
天に昇るのような躍動感、パワーをいただきました。

そして大洗海岸を過ぎると 那珂川が見えて来ました。
海門橋で対岸へ渡ると そこは那珂湊の町です。

時刻は午後1時半、ここに「おさかな市場」があるので昼食にします。

いつも賑わっている観光市場だが、客足は少なく活気が感じられません。
それでは 毎回立ち寄る回転ずし屋さんへ、
看板には「午後2時まで・・・」と書いてある、どうやら県のお達しで時短営業らしい。

ここも3mのソーシャルディスタンス、というか客がめっきり少ない。
しかし ネタは極上、しかもリーズナブル 得した感じです。
特にあら汁は豪快、店員さんによるとマグロのカマらしい、器から大きくはみ出し圧巻!

おさかな市場の前は「開門町ふれあい公園」、フェンスは魚のデザインだ。

ここはウッドデッキ風で足場がいいので、気軽に釣りが楽しめそうだ。
その日は釣り人が数人いる、どうやら ヒラメ・シーバス・イシモチなどが釣れるらしい。

中央には 何やら円形のオブジェがある。
これは何んだろう、日時計かな?

時刻は分からないが、方角は印されている。
東にタコ、西にイカ、南にサザエ、北に亀の絵が、いったい何を意味しているのだうか?

北の方角には那珂湊の漁港が見えます。
案内板によると、
江戸時代から東北地方の物資を、利根川で江戸へ運ぶ中継基地として栄えていたという。

近年は県魚であるヒラメの水揚げは、那珂湊が県下で第1位を誇っているとか、
また ヒラメの活魚は高級品なので、東京の築地市場に直送されていたという。
現在は豊洲かな、

那珂湊を出て那珂川を渡ると大洗の町、ここに今日の宿はあります。

ここは 日本三大民謡の一つ「磯節」で有名な大洗の高台に建つリゾートホテルです。
早速 ロビーへ行くも客の姿は無し、ちょっと気の毒になってしまう。

部屋は3人なので和室を選択、落ち着いた雰囲気がいい感じ、
窓からは那珂川の流れと、「海門橋」が見えます。
夕暮れには町の明かりも灯り、その美しさは格別だとか、

その先は太平洋、部屋の窓から日の出が見られるというから、何んとも贅沢だ。

すると 窓から爆音が聞こえる、これは一体 何んの騒ぎか?
窓へ駆け寄って見ると、水上バイクが暴走している。

2人乗りと5人乗りの2台が、コーナリング中だ!
これは豪快、出来るものなら自分も操縦してみたい。

時刻は午後3時、夕食まで時間があるので川沿いを散策してみます。

歩き出すと間もなく「竹楽房翁 銅像」の看板が出ている。
行ってみると、正座した竹楽房(ちくらくぼう)さんの像がありました。

彼は日本三大民謡とされる「磯節」の作者、郷土の偉人らしい。

その隣にあるは願入寺 開基堂、
親鸞聖人の孫「如信上人」が創建したという由緒ある寺だとか、

ここには 東日本最大の梵鐘があることでも有名らしい。
また、親鸞聖人のゆかりの品や、水戸光圀公の宝物などが展示されているという。
だが人影はなく寂れた感じ、お坊さんの世界も相当 厳しそうだ。

その先 下り坂を行くと 那珂川の河川敷に出ました。
そこでは釣りをしている人が何人もいる、老夫婦や小さな子供を連れた家族も、

今日は8月27日 とても蒸し暑い、
川の流れは緩やかなので 子供たちは川に入り水遊びをしている、とても気持ち良さそうだ!
皆さん 夏の一日 思い思いに過ごされています。

岸の方へ目をやると、大洗水族館「アクアワールド」が見えます。

見どころは迫力の巨大水槽、可愛らしいアザラシの海ゾーン、そしてイルカ・アシカショーのオーシャンゾーン、県下でも人気の水族館です。

だが 新型コロナウィルスの関係で休館中、仕方ないか!

川下へと少し歩くと河口、目の前は大海原が広がり開放感 満点です。

大洗海岸は真東を向いているので、素晴らしい日の出が見られるとか、
人気の撮影スポットは「神磯の鳥居」、日の出と鳥居の神々しい景観が見られるらしい。
どんなところか気になるので、明日の帰りに立ち寄ってみます。

では ここで引き返して宿へ戻ります。
坂道を登り始めると石段が見えて来ました。

その上には神社があるらしいので、ちょっと立ち寄ってみます。
だが登り始めるも間もなくダウン、これはキツイぞ 息が切れる!

そこにあるは 弟橘比賣神社(おと たちばなひめ じんじゃ)、
石碑によると、徳川光圀公の願いにより 創建されたものらしい。

「弟橘比賣」は、日本武尊(やまとたけるのみこと)の妃、
東国平定の際、海が荒れ航行を妨げられると、彼女は海へ身を投じて海を鎮め 船を進ませたという。
そのことから 彼女は「海の守護神」として 祀られているようです。

では 宿へ戻り ひとっ風呂浴びます。
宿泊者が少ないからか一人占めだ、何んとも贅沢なことです。

正面は那珂川、紅い海門橋も眺められ気分も爽快、
ドアの外は露天風呂、川風を浴び天然温泉を満喫です。

そして夕食の時間、ここでは海のめぐみ(夏)プランをチョイス、
やはり ここは漁師町、お造りも極上品です。

太刀魚の鋼板焼きなど 海の幸とキリンラガービールは相性抜群、家族に乾杯!

3日目 大洗磯前神社へ

この宿は会員のみチェックアウトが12時、あわただしく支度することもなく ゆっくり過ごせます。
朝食をいただき、その後は温泉に浸かりまったり、

そして部屋に戻ると、けたたましい排気音が聞こえます。
それは水上バイク軍団だ、凄い数 まるで競艇並みだ!

時刻は12時、チェックアウトし帰路に就きます。
走り出すと間もなく大洗海岸、そこに「大洗磯前神社」がありました。

岩礁の上に「神磯の鳥居」が建てられている、ここが絶好の日の出スポットだとか、
御祭神の大己貴命(おおなむちの みこと)と、少彦名命(すくなひこなの みこと)が 降臨した神聖な場所らしい。

それでは「大洗磯前神社」へ行ってみます。
ところが凄い石段が、何んと90段 これは辛いぞ まさに修行だ。

ようやく登り切りました。
振り返ると海が望め なかなかの景色です。

そこにある大きなパネルには、神磯の鳥居と日の出の写真があり 神々しくも感じられます。

これが大洗磯前神社(おおあらい いそさき じんじゃ)です。

案内板によると、大己貴命と少彦名命が降り立ったのは平安時代、
当時 天然痘などの疫病が大流行、彼らは医薬の神 難病を救う神として祀られたという。

現在は新型コロナウィルスがまん延し人類の危機、合掌!

では石段を下ります。
そして国道51号線で潮来へ、そこから東関道を走り帰宅しました。

今回は妻の夏休み、海の幸と温泉で何もしない贅沢を満喫したようだ。
おわり

コメント(全14件)

サジタリウスきなこさん
https://youtu.be/zgdw1kCO_eg

大洗=カジキとは、知らなかったです....(^^).。。。

てっきり伊豆沖のイメージでした。。。
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kurokuさん
杉さん、こんばんは。
鱧と鮑をはじめ、凄い御馳走ですね!
鱧は関西が有名ですが、茨城でも獲れるとは知らなかったです。
身がフワフワですから柳川風にしたら美味しいでしょう!

少彦名命は私の地元の静岡浅間神社にもいらっしゃいますよ。
医薬・知恵の神様ですから、コロナを早く鎮めていただきたいですね。
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Maxさん
こんばんは
いい旅をされましたね。
しかしながら、観光施設は、どこも閉鎖で厳しい時代が来ました。
『酒々井』この時を『さかさい』と呼んでいました。ある日、『シスイ』だよって教わりました。
漢字の読みは難しいですよね。
井戸から酒・・・杉さんもニヤリとしましたよね。
そんな井戸羨ましいと感じる人は、たくさんいるはず・・・。
井戸端会議も盛り上がる事間違いなし。
では、また
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杉さん
きなこさん こんばんは
久しぶりにお泊りドライブして来ましたよ。行き先は渋滞の少ない北総から茨城です。
やはり大洗の海は開放的で最高ですね、そこには大きなカジキのモニュメントもありパワーを充電して来ました。
今度はそのパワーで秋の奥飛騨を狙ってます♪
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杉さん
kurokuさん こんばんは
今回は妻の要望で海の幸満載の茨城でのんびり過ごして来ました。
やはり大洗港や那珂湊港が近くにあり夕食は海の幸で大満足です。
少彦名命は初めて知りましたが、医薬の神とは有り難いですね。静岡浅間神社は興味深いです、いずれバイクで行きますよ♪
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杉さん
Maxさん こんばんは
大洗は漁港や観光スポットが目白押しで何度行っても飽きることないですね。
でもこのご時世、休館が多く残念でしたがまたいつか立ち寄ってみたいと思っています。
酒々井は「しすい」とはなかなか読めませんよね、でも意味は薄々酒の井戸かな?と推測は出来ますね。近所にこんな酒の出る井戸かあったら毎日が天国ですね♪
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キム(first penguin) ヨガの眠り中さん
杉さん、どうも!
南相馬のソーラーアグリパークでは、こんな画像がインスタ映えすると人気みたいですよ。(爆) 1632482452279M.jpg
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杉さん
キムさん こんばんは
このところメガソーラーパネルにひかれましてね、千葉の山倉ダムも見事でしたよ。
南相馬のソーラーアグリパークも気になりますね、というか巨大なコンセント凄すぎです。
いずれバイクも電動になるでしょうから、これならあっという間に満充電でしょうね( ´艸`)
今日はキムさんの日記に触発され曼殊沙華を探しに房州へ行って来たんですよ、でもしおれていました、花の命は儚いものですね(´;ω;`)
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くれないの?デブっ!(ター坊改め。略称「くれデブ」)さん
コロナ禍でも、工夫次第で安全安心の旅^_^
鱧に鮑で家内安全間違い無し(^◇^;)
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杉さん
くれデブさん こんにちは
テレビの報道によると電車やバス、それから繁華街はかなりの密状態、でも生活するうえで仕方がないですね。
それに比べ茨城の観光スポットやホテルは自粛が徹底されているのか人影が少なく密とは無縁の世界でしたよ。
でも新生活様式で感染防止に努めなければなりませんね。次は房州の海辺へ行ってみましたが、どこも閑散として今までにない悲惨な光景でしたよ(´;ω;`)
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チバアヒル(令和の馬笑)さん
おはようございます。♪

見慣れた風景ですが、近場でまったりな旅も良いモノですね。奥様も喜ばれたことでしょう(^^)
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おっぺけさん
今現在、ホテルではバイキングが再開されましたが、マスクに手袋にと気を使ってますよね。

今後は、このスタイルがスタンダードになっていくのかもしれませんね。
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杉さん
チバアヒルさん こんにちは
しばらく自粛生活をしていたので東北の温泉巡りでもしたいところですが、このご時世ですから近場で食と温泉を満喫して来きました。
道中はどこも休業で宿へ直行、でも車窓から見た海の景色は気晴らしになりますね。そして水上バイク、興味津々です♪
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杉さん
おっぺけさん こんにちは
今回は妻の要望でホテルステイが目的でしたので、何もしない贅沢を楽しんで来ましたよ。
今回の宿は朝食をバイキングスタイルで提供していましたよ。
客もポリ手袋とマスク会食が浸透したらしく新しい生活様式が定着してきたように思えました。でも早く収束して欲しいですね。
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