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春の東北・道南2600キロ 12泊13日の旅/花と温泉めぐり NO.1

ツーリング期間
2021年04月19日 ~ 2021年05月01日
走行距離
355km

はじめに
2ヶ月前のこと、今年も新型コロナウイルスの関係で自粛生活を余儀なくされています。
ところが下旬に入ると鎮静化し 緊急事態宣言も解除、

そこで妻は昨年 断念した東北の桜を見に行ってみたいという。
しかしこのご時世 三密に注意しソーシャルディスタンスを基本に新生活様式で行動するも ちょっと複雑だが、
疲弊している観光業界に 多少だが経済協力出来れば幸いです。

花見シーズンは宿が満室になるので先手予約、日程は開花情報より4月下旬に決定、
行程は野地温泉(福島)、角館・八幡平アスピーテライン・乳頭温泉(秋田)、函館&登別温泉へと大好きな東北を巡ります 2021.04.19
<写真=通称 津軽富士こと岩木山、青森県弘前市より撮影>

1日目 源泉遺産・塩原温泉郷(栃木県)へ/ひたち海浜公園 菜の花とネモフィラが満開!

朝から晴れ渡り素晴らしい天気、今日は最高のドライブになるかも、
外へ出ると庭木のサツキも開花して春らしい雰囲気になりました。

この時期、ひたち海浜公園ではチューリップとネモフィラが見ごろを迎えたというので、茨城県日立経由で栃木県の塩原温泉へと走ります

では妻が用意したキャリーバッグを2個 積み込みます、しかし凄い量だ!
電車と飛行機の旅なら大変、その点 車での移動は楽々です。
それでは出発、花と温泉めぐりの旅は始まります。

まずは湾岸習志野ICから東関道へ、今日は平日なので交通量は少なく快適に走れます。
そして湾岸線から外環道へ乗り継ぎました。

先日ナビの地図データを更新したので、今回からは外環道もルート案内してくれる。
これなら東北も北海道も迷うことなく走れそうだ。

三郷JCTからいよいよ常磐道、そこは意外に大型トラックが多い、コロナ禍でも物流は好調のようです。

友部JCTから北関東自動車道へ、そして東水戸道路・那珂道路と走ると ひたち海浜公園出口、
ところが渋滞が発生、待てど一向に進まない、どうやら皆さんのお目当ては ひたち海浜公園のようです。

ならば、このまま直進して海岸通りを走り、反対側から ひたち海浜公園へ入場することにします。
その道路はほとんど車が走っていない、あっという間に駐車場に到着です。

昨日、テレビでネモフィラが満開だと報道していたので、県外の車も多く見受けられました。
今日は晴天、きれいな花が見られるかも、

駐車場から遊歩道を少し歩くと 巨大なウイングが見えて来ました。
ここが西口ゲート、ではパンフレットをいただき園内を見てまわります。

かなり広いので今回は西口エリア「たまごの森フラワーガーデン」でチューリップを、
そして みはらしエリア「みはらしの丘」で菜の花とネモフィラを見ることにしました。

今日は平日にも係わらず晴天なので屋台もお出ましだ、
人気は茨城産のサツマイモと いちごスムージー、見て食べて楽しめる ひたち海浜公園です。

ここが「たまごの森フラワーガーデン」、たまご型の遊具で子供たちが元気に遊んでいます。
このエリアでは、子供たちをたまごに見立て 健やかに成長して巣立つ森をテーマにしているとか、

その森の一部はフラワーガーデン、チューリップ畑には色鮮やかな花が咲いています。

花壇は大小さまざま、配置も工夫されまさに花の楽園といった感じ、
そこに279種 25万本ものチューリップが植えられているというから凄い、
人出は多いものの かなり広いので、皆さん自由に写真を撮っておられました。

この公園では花を永い期間楽しんでもらおうと、工夫しているという。
早咲きと遅咲きのチューリップを交互に植え、通常は一週間ほどだが その倍も花見が楽しめるらしい。
そのためか?カラフルでまるで宝石箱 とても煌びやかに見える。

オレンジ色のチューリップは、「ゴールデン プリンス クラウス」と花札に書いてある。
クラウスは オランダの王様の名前から名づけられたという高貴な花、
咲きはじめはクリーム色、咲き進むにつれてオレンジから朱色へと変化するという。

白いチューリップは「エンジェル ウイッシュ」、開花期間は約一週間 切なく美しい花、花言葉は失恋・新しい愛です。

これは「ダベンポート」、赤と黄色で鮮やかさが引き立ちます。
ギザギザした花びらのふちが特徴的、とても珍しいチューリップです。
そのほか、カナスタ・チャーミングビューティーなどなど 種類も多く春の花が楽しめました。

パンフレットによると ここは西口エリア、右手には草原エリアがあります。
そこの花畑では5月中旬からポピー、9月中旬からはキバナコスモスが咲くというので機会があればその頃訪れたいものです。

ここは水のステージ、1万人収容できる大規模なもので コンサートなどが開催されるといいます。
このアーチは30mのガラス製で、イベント開催中の日よけや雨宿り用らしい。

では本日のメーンイベント・見晴らしエリアへ ネモフィラを見に行きます。
歩き出すと間もなく西池が見えて来ました。
中央には噴水があり、水辺に野鳥もやって来て一休みにちょうどいいスポットです。

更に遊歩道を進み、途中左折すると正面に「みはらしの丘」が見えて来ました。
今日は晴れ渡り、青空に黄色の菜の花と 青いネモフィラがよく映えます。
観光客の皆さん 撮影に余念がありません。

ここでは春と秋に花が植え替えられるという。
ネモフィラが終わるとコキアに切り替え秋には丘が真っ赤に染まるといいます。
それも手作業で行うらしいから 大変な労力に違いない。

この素晴らしい景色、スマホでも撮ってみました。
ところが 一眼レフと比べると色味が違う。
菜の花が青っぽくなってしまう!これはいったいどういうこと?

今日は多くの観光客が丘に登っています。
緊急事態宣言中は感染リスクを少なくするため入場制限をしたという。
今は解除され制限はないが、かなり密状態 これはちょっと心配、

すると花嫁さん登場、自慢の嫁がみんなの注目の的になっている。人目にさらしていいのかな、

これがフォトウェディング?結婚式を挙げず写真撮影だけを行うというものらしい。
素晴らしい景色と美しい花嫁、思い出の写真になることでしょう。

みはらしの丘全体が青いネモフィラに覆われている、しかも今日は晴れ 青一色の世界です。
しかもそのスケールは圧巻!その数 530万本 一本一本職員たちの手植えだというからこれは脱帽、
ここでしか見られない風景でした。

それでは菜の花に見送られ ひたち海浜公園を あとにします。

時刻は12時半、前回食べたうどん屋さんへ向かいます。
勘で走るも見当たらない、店名も忘れたので断念(後日、山田うどんだと思い出したが後の祭りだ!)
では高速道路のサービスエリアで昼食にします。

最寄りの ひたちなかICから、東水戸道路~北関東道へと乗り継ぎました。
ゴールデンウイーク前とあって車はほとんど走っていません。
しばらく茨城県の内陸を走ると、壬生(みぶ)ハイウェイオアシスがあったので昼食にします。

敷地内には道の駅があり、この店舗は壬生ハイウェイパークといいます。
食堂へ行くと客はゼロ、連休前だからか?閑散としている。

気温が上がり暑くなってきたので 冷やしうどんと田楽をオーダー、
すると メニューに「かんぴょうの味噌汁」がある、これは珍しい!

かんぴょうの生産量は栃木県が日本一、しかもヘルシー食品として人気らしい。
麺はつるつる タレも美味しい、かんぴょうは なんの味もしないが食感は楽しめます。

ハイウェイパークの隣は広い公園、菜の花の先に桜も見える。
園内には池や芝生広場、そして遊園地もあり子供と遊ぶには打ってつけです。

公園の道路際は桜の並木になっている。
ちょうど満開になり 青空にピンクの花びらが映えます。
時間もあるので桜の木の下を散歩、写真を撮りながら一人花見です。

高速道路本線へ戻り、栃木JCTで東北道へ乗り入れました。
交通量が少なく快適、宇都宮~矢板と走り抜け西那須野塩原ICで一般道へ、

そして間もなく千本松牧場、その先は塩原渓谷沿いに塩原バレーラインを走ります。
木漏れ日がなんとも気持ちがいい、左手には渓流と岸壁が見られる観光道路です。

塩原は温泉と滝と吊り橋の町、渓谷には遊歩道が整備されており吊り橋めぐりが人気らしい。

今回の目的は温泉、開湯200年という歴史を誇る名湯、源泉は150ヶ所もあるというから驚き、
泉質は6種類、硫黄泉・酸性泉・単純泉などがあるというので、今日の宿が楽しみです。

そして今日の宿に たどり着きました。
まずはロビーで検温と消毒、そして密を避ける対策を徹底している、これなら安心です。

妻は足が悪いので予約時、エレベータに近いツインルームを希望、
だが エレベータ近くは和洋室、スタッフはそこへ案内してくれた。
しかも同料金で、これはありがたい 心遣いに感謝です。

そして枕は二つ、USBコンセントは枕元に四つ、Wi-fiも完備という気遣いも感じられます。

では待望の温泉へ、
大浴場は源泉かけ流し、薄褐色の濁り湯がたっぷり満たされている。
湯は天然温泉・塩化物泉、保湿成分メタケイ酸が豊富に含まれているらしく肌がつるつるに、

隣の露天風呂は循環式、湯はなぜか無色透明 なんとも不思議、
吹く風も爽やか、開放感いっぱいです。

夕食まで時間があるので宿の周りを散策、
宿の裏手に東屋がありシャクナゲ?が咲いている、艶やかなピンク色です。
宿の人によると、4月上旬にはヤシオツツジが満開だったという。
こちらもピンクの綺麗な花らしい、来年に期待したいものです。

宿の隣に塩原ビジターセンターがある。
ここでは塩原地区の自然や生き物について 分かりやすく紹介していました。

そして夕食の時間、レストラン会場でいただきます。
テーブルは一つ置きに懐石料理をセット、ソーシャルディスタンスです。
マスク置き用のカップもご用意、ご時世だね。

料理はスタンダードプラン、山菜鍋・メカジキのステーキ・真丈湯葉包み等 年寄りにちょうどいい量、
そして地酒呑み比べ、栃木も銘酒ぞろいでした(355km)

明日は喜多方・日中線の桜を見物、その後 雲上の一軒宿・野地温泉へと巡ります。

<写真=福島県・吾妻連峰、国道115号線より>
つづく

コメント(全18件)

キム(first penguin) ヨガの眠り中さん
杉さん、どうも!
なんと桜の時期に約2週間!?
これは一気にまくられてしまいそうです。(大汗)
ネモフィラも綺麗ですが、やはりチューリップの色彩が勝りますね。
色の混色は植える人のセンスで咲いた感じがまるで変わります。
なかなかのセンスを持った人がいそうな気がします。
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杉さん
キムさん こんばんは
カメラ片手に花の写真を撮りまくって来ましたよ。
チューリップはちょうど見ごろでしたが写真を撮るのは難しいですね、動かないのに、
そして菜の花も満開でしたよ、でもカメラによって発色に違いがあることにビックリです(^-^;
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チバアヒル(令和の馬笑)さん
こんばんわ♪

ひたち海浜公園のネモフィラを見てみたいですね。いつも千葉市の富田さとにわ耕園でお茶を濁してます(^^;
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くれないの?デブっ!(ター坊改め。略称「くれデブ」)さん
おはようございます
まさに春爛漫・百花繚乱の季節を追いかける旅^_^
世間のコロナ禍を鎮めるように、今を盛りと咲き誇る花(^.^)
生命の力強さを感じながらの旅日記ですね^_^
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キム(first penguin) ヨガの眠り中さん
杉さん、どうも!
フィルムの時はNICONやCANONが有名でしたが、デジカメでは勢力が一変してますよね。
最近はやはりSONYが有力です。
私が撮った写真もパソコンで見るよりも、SONYのスマホで見る方が綺麗に見えます。(爆)
景色を撮る分にはどんなカメラもそれなりに撮れますが、花はある程度のカメラでないと納得出来る写真になりませんね。
特にC-MOSが裏面照射型以前のもので赤い花を撮ると、合成写真みたいになります。
今やISO感度は51200が普通で、ISO感度が高いカメラ程色の深みが増します。
はっきり、くっきりではSONYが一歩抜きに出ていますね。
私はフイルムに近い発色のFUJIが好きです。
高画質、高感度ではリコーが数値的には一番かな?
写真の出来で好みは人それぞれで、ペンタックスが好きという方もいます。
私ももう直ぐ一万枚なので、カメラはいいものを買っても元が取れそうです。(笑)
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kurokuさん
杉さん、こんにちは。
12泊13日の長旅とは、羨ましい限りです。

ひたち海浜公園はネモフィラが有名ですが、チューリップも見事なんですね!
特にC-10の色彩は素晴らしいです。

今回の塩原温泉の宿は、濁り湯と透明な湯の2つの源泉を引き込んでいるんでしょうか?
さすがは名湯だけあって贅沢な温泉の使い方ですね!
  • (1)
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杉さん
チバアヒルさん こんにちは
連休は九州へ行かれたんですね、関東とは景色も違いちょっと感動しますね。
聞いた話では横須賀からフェリーが就航したというので私も行ってみたくなりました。
今回はひたち海浜公園でネモフィラ見物、爽やかな色に癒されましたよ。チバアヒルさんが富田で撮った写真とあまり変わりませんね♪
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杉さん
くれデブさん こんにちは
念願であった東北の桜を見に行ってきましたよ。時間もあるので道中は花のスポットに立ち寄りながらののんびり旅です。
最初は人気のひたち海浜公園のネモフィラです。菜の花とのコラボ、色合いも綺麗で春を満喫しました。
世の中はコロナで沈んでいますが野山は芽吹き桜も咲き自然は変わらず春を告げています。早く平常の生活に戻れるといいですね。
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杉さん
キムさん どうも
今までどのカメラも同じだと思っていましたが機種により映り具合がこんなに違うとは今回初めて知りました。
おっしゃる通り、フィルム時代はコダックとフジカラーで云々とカメラ雑誌に書かれていましたが、デジカメでも同様なんですね。キムさんの話で実感しましたよ。
もう直ぐ一万枚とはいつもたくさんの花の写真を拝見していますので納得、これからも楽しみにしています。花の写真は参考にさせてもらっていますので♪
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おっぺけさん
12泊とは!海外旅行??(笑)
でも、いい旅になる予感(*^^*)

絶対的な光量がある環境下ではスマホよりもデジカメ(デジイチ)の方が綺麗に撮れるように思います。
やっぱり、そこはレンズやセンサの違いですかねー
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杉さん
kurokuさん こんにちは
我ら夫婦も若くないので海外旅行はムリ、そこで国内の長旅は今回で最後かなと思い妻と憧れの登別温泉を目指し旅行して来ました。
初日は妻が見たいという花の名所・ひたち海浜公園のチューリップを見物、あまりに色鮮やかで写真をいっぱい撮ってしまいました。
宿の温泉は1本ですが茶褐色に濁るとは不思議ですね。露天も同じ源泉なのに透明、これまた不思議、でもいい温泉が楽しめましたよ♪
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杉さん
おっぺけさん こんにちは
飛行機か新幹線という手もあるのですが荷物を抱えての乗り換えは年寄りにとって至難の業、そこで座ったまま行ける車は年寄りの味方です(笑)
今回は東北の花と温泉めぐり、関東とはまた違った趣があり存分に楽しめましたよ。
写真も一眼レフ・コンデジ・スマホでたくさん撮って来ましたがカメラによる色の違いもはじめて体験、レンズとセンサーの違いなんですね、これからはそれを生かした写真を撮ってみたいと思います♪
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Maxさん
おはようございます。
花を愛でる。私も好きです。心温まる日記にすっかり行った気分になりました。
昨日西会津街道から塩原に抜ける400号を走りましたが、道が綺麗ですね。流石栃木県のですね。トヨタの車の日本一売れているようですよ。道との関係は、あるとか無いとか。旅の続きが楽しみです。
では、また
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杉さん
Maxさん どうも
バイクでも車でも花と温泉めぐり いいですよね、今回は大好きな東北へ花見のリベンジ旅行をして来ました。
会津西街道は私も好きなコース、数年前 秋景色の中走ったので今度は新緑の時期に行ってみたいと思っています。
栃木でトヨタ車が一番とは嬉しいですね、40数年間トヨタ一筋 お客様満足度100%を目指していましたからね♪
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きたきつねさん
コンばんわ。ことしもひたち海浜公園のネモフィラは素晴らしい風景となっていますね。
俺もネモフィラが大好きなので、作りにくい雪国新潟でこの冬、チャレンジしました。秋に種を蒔き、花壇で育成。真冬は霜対策でビニルトンネルかけたものの年明けの大雪でぺちゃんこに倒壊。雪解けにバックアップのため用意していた鉢苗を植え直して今月、ようやくきれいに咲いてくれました。
沢山の困難を越えて咲いたネモフィラを眺めながら、ベランダでコーヒーを飲むのが幸せです。
いつか、本場であるひたち海浜公園のネモフィラを観に行きたいですね。 1621166795259M.jpg
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杉さん
きたきつねさん こんばんは
見事な写真ありがとうございます。
手塩にかけて育てたネモフィラ、きれいに咲いてくれましたね。パンジーでしょうか?ネモフィラとコラボで色合いも鮮やか、コーヒーも最高の味がしたでしょうね(^-^)
ひたち海浜公園にも是非いらしてください、ご一緒させていただきますよ♪
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シェフさん
良いな良いな!簡保の湯は1200年らしいですよ!
この色の温泉は簡保ノ湯ですね?
良い感じの色ですね~
うらやましい~
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杉さん
シェフさん こんにちは
さすがですね、塩原の湯にも詳しいとは恐れ入りました。
簡保の宿はリフト付きの家族風呂があるので認知症の義母を連れてよく利用していたんですよ。
今回は貯まったポイントを利用しての宿泊で安上がりでしたよ。温泉と地酒で満喫してきました♪
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