Westgenさん

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5件
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11台
ウェビ友
1人

奈良県縦断お花見ツアー&上北山温泉 薬師湯

ツーリング期間
2020年04月05日 ~ 2020年04月05日
車種名
HONDA VTR1000Fファイアストーム
Myバイク
Fire Storm
走行距離
256km

2020/04/05(日)

花冷えのため最高気温予想14℃と前日よりかなり寒いが、来週から春の交通安全運動が始まるので、乗り溜めしておくことにして、県内の桜の名所(【 】で表記)を一気に6か所巡った。
※写真は【下北山スポーツ公園】

【秋篠川】⇒阪奈道路⇒R24⇒京奈和道⇒中和幹線⇒R165⇒県道124・15号線⇒【石舞台古墳】⇒県道155号線⇒【談山神社】⇒県道37号線⇒【津風呂湖畔】⇒県道256号線・R370・県道16・262・R169⇒【下北山スポーツ公園】⇒<昼食>きなり館⇒R169⇒<入浴>上北山温泉「薬師湯」⇒R169・県道262・16・R370・369⇒【柳生藩陣屋跡】⇒R369

走行距離:255.5km 所要時間:約7時間半 接触者:3名(うち濃厚接触者:0人)

【秋篠川上流】

実家を8:30に出発。

あっと言う間に、奈良県お花見スポット1ヶ所目に到着。ズルいか?(笑)

【石舞台古墳】

この日は出発がまあまあ早かったのでR24⇒京奈和道を利用。
約30分で中和幹線との交差点「土橋町南」を通過。その後も主要幹線を使い明日香村の「雷丘(いかずちのおか)」経由で、かの有名な「石舞台古墳」、奈良県お花見スポット2ヶ所目に9:13着。
ちなみに駐車場は無料。バイク同士もソーシャルディスタンスを確保して駐車(笑)

<明日香村地域振興公社HPより>
日本最大級の横穴式石室を持つ、飛鳥を代表する古墳のひとつ。築造は7世紀の初め頃と推定され、元々は1辺約55メートルの方墳だったとされていますが、早い時期に古墳上部の盛土が失われ、現在は巨大な石室が露出した姿となっています。
その形状から『石舞台』と呼ばれるようになったと言われていますが、昔々狐が女性に化けて石の上で舞を見せた話、旅芸人がこの巨石を舞台に演じた話などもあります。
大小約30個の花崗岩が使用されており、一番大きな石で約77トン、総重量は2,300トンと推定されています。この石舞台古墳に埋葬された人物は不明ですが、6世紀後半にこの地で政権を握っていたという蘇我馬子の可能性が高いと言われています。

【石舞台古墳】

石舞台は恐らく小学校の遠足以来で、桜の時期は初めて来た。
古墳の巨石と周囲の桜のコントラストが素晴らしい。

古墳には入場料(300円)が必要なので柵の外から写真を撮り、売店横のトイレ裏で一服だけ済ませ先を急ぐ(せっこー...)

【談山神社】

石舞台を出て県道「多武峰(とうのみね)見瀬線」で棚田や峠を越えて、10分弱で奈良県お花見スポット3ヶ所目の談山(たんざん)神社に到着。
本来は紅葉の名所で、数は少ないながら桜もキレイ。

<談山神社公式HPより>
舒明・皇極二代の天皇の世、蘇我蝦夷と入鹿親子の勢力は極まって、国の政治を欲しいままにしていました。 この時、強い志を抱いて国家の正しいあり方を考えていた中臣鎌子(後の藤原鎌足公)は、たまたま飛鳥の法興寺(今の飛鳥寺)で蹴鞠会(けまりえ)があったとき、 聡明な皇太子として知られていた中大兄皇子(後の天智天皇)にまみえることができ、 西暦645年5月、二人は多武峰の山中に登り「大化改新」の談合を行いました。 後にこの山を「談い(かたらい)山」「談所ヶ森(たんじょがもり)」と呼び、談山神社の社号の起こりとなりました。

【談山神社】

談山神社のシンボル「十三重塔(重文)」(写真右手寄り)の周りはモミジが多く、桜はなさそう。

ここも拝観料(600円)の掛からないエリア外から撮影(せこ過ぎてバチあたるぞー)

「串こんにゃく」

正面入口前の土産屋さんの店先で、自家栽培の生芋100%使用の手作りこんにゃくを串に刺して売っていたので食す(100円)

チョイスした山椒みそがピリッとして旨い。想像以上に厚みがあり食べ応え十分で、冷えた身体が温もった♪(左下写真ご参照)食後には口直しに店内で暖かいお茶をいただけた。

看板娘のお母さん(写真を撮ろうとしたら左手に逃げてしまった)曰く、「コロナの影響で人出がちょっと少ないが、紅葉の季節までには戻るでしょ」とのこと。こんにゃくと代金の受渡、会話でものの15秒程の接触でした。

【津風呂湖畔】

談山神社を出て新鹿路トンネルを越え、県道吉野室生寺針線を横切ると、奈良県お花見スポット4ヶ所目の津風呂湖に到着。

<奈良県公式観光サイトより>
1963(昭和38)年に津風呂川を堰き止めて造られた周囲32km、広さ150haの灌漑用ダム湖。桜、紅葉・・・と四季の美しさを湖面に映す景勝の地です。湖探勝には一周およそ30分の遊覧船(4月1日~11月末日)、湖の周りの散策コース(ハイキングやサイクリングをどうぞ)があります。季節を問わず魚釣りができ、コイ、ヘラブナ、ブラックバスなどが釣れます。

【下北山スポーツ公園】

津風呂湖畔を巡り、R370⇒国栖経由でR169を一気に南下し、奈良県お花見スポット5ヶ所目、本日のメインの下北山に約1時間掛けて到着。

道路を挟んだ左右両側から覆い被さる桜のトンネルが素晴らしい♪

※到着寸前、音枝トンネル出口のR425との分岐点から先のR169は、4月1日に発生した土砂崩れで全面通行止めとなっているので、池原ダムを渡った先で右折し村道総合スポーツ公園線の支線2号に迂回する必要がある。この支線は道幅狭く車(4t以下、8m以下の車両のみ通行可)の行き違いが困難なため交互通行となっており、池原ダムの堤頂で5分程度は待つ覚悟をしておいて下さい。

【下北山スポーツ公園】

満開から少し散り初めた絶妙のタイミングに来れたお陰で、水面に浮かんだ桜吹雪がとってもイイ感じ♪

嗚呼、絶景かな、絶景かな...

【下北山スポーツ公園】

LotusエリーゼSの三色(白・黄・赤)とFireStormの青(串)で、カラフルな花見団子が完成?(笑)

下北山スポーツ公園より「池原大橋」を望む

透き通る清流と桜並木、レトロな鉄橋が見事に調和している。

「池原大橋」よりR169の桜のトンネルを見下ろす

桜のトンネルは普通見上げるものだが、見下ろすのも一興。

「池原大橋」

スポーツ公園周辺にはバイクが溢れているが、この大橋まで上って来るバイクは少ない様子。

レトロな石橋と鉄橋、そして期間限定の桜のコンビネーションが絶妙♪

「きなり館」

スポーツ公園の桜を満喫した後は、いつもの「きなりの湯」でひとっ風呂と行きたいところだが、一つ北隣の上北山村の公営温泉が5月に廃止され隣接のホテル内に移設されると聞いたので、その前に入っておこうと思い、今日は併設のレストランで食事だけ摂ることにした。

それにしても、スポーツ公園を挟んだ対面に見えるR169の土砂崩れ跡(電柱の右側)が痛々しい...

「真菜うどん定食」980円

「きなりの湯」には何度も来ているが、きなり館のレストランで食事するのは初めて。ソーシャルディスタンス確保のため、大広間の座敷机に一人で座った(ホール係のお母さんとの接触5秒×2回)。

大和の伝統野菜に認定された地元特産の「下北春まな」を使ったうどんをメインに、南吉野・熊野名物「めはり寿司」と小鉢が2品、デザートのアイスクリームからなる定食を券売機でチョイス。

吉野杉の天削箸のイイ香りとともに、美味しくいただいた。

「真菜うどん」

地元特産の「下北春まな」が添えられているだけと思っていたが、いざ食べようと麺を引き上げると、何と緑色!後でレジのお姉さんにソーシャルディスタンスをキープしつつ尋ねてみると、真菜を乾燥させて抹茶状にした「粉末春まな」を練り込んであるとのこと。

ちなみに「青野菜の王様」と言われるほどβカロテンやビタミンB1、ビタミンC、カリウム、カルシウム、鉄分などのミネラルや食物繊維(ホウレンソウの5.87倍!)が豊富な「下北春まな」の栄養分は、粉末にしても2割から8割近く残っているらしい。

そう言えば「めはり寿司」を包んでいる葉っぱも、普通の高菜とは違うなと思っていたが、やはり「下北春まな漬」が使われていた。

「柔かく食べごたえのある口当たりで、アクがほとんどなく、濃い旨味に加えてほのかな苦味と甘味が感じられる」と評される「下北春まな」のお陰で、食事でも春を堪能できた♪

道の駅「吉野路上北山」対岸の上北山温泉「薬師湯」

「下北春まな」を満喫し12:40に出発。迂回路の交互通行で4分程待ったが、ものの20分足らずで16km先の道の駅「吉野路上北山」に到着。

楽しいワインディング♪ほど、あっという間に終わってしまうのは、いつものこと…

道の駅の駐車場の対岸に目指す上北山温泉「薬師湯」が見える。

上北山温泉「薬師湯」と村営ホテル「ふれあいの郷かみきた」

2015年から休業していた上北山村の村営ホテル「ふれあいの郷かみきた」(※)が、「村の自然を求める人に長く滞在してもらい、移住者増につなげる雇用の場も作り出す」(村地域振興課)目的で、来る5月17日にリニューアルされる。温泉旅館としての趣向が強かった施設を改修し、サイクリストや大台ケ原を訪れる登山客が手軽に泊まれる施設に転換するとのことで、それに伴って手前の「薬師湯」が閉鎖(村的には「ホテルへの移設」)されてしまうので、この温泉に入るのは今日が最初で最後になるだろう。

(※)写真奥の鉄筋コンクリート造4階建の建物。村が1994年に開業。2005年に民間委託したが、R169の土砂崩れによる通行止で客足が遠のいたこと等から2011年に営業を停止。2014年に再び民間委託で再開したが、契約期間の満了を待たずに業者が撤退、1年足らずで休館に追い込まれていた。

「薬師湯」露天風呂

受付で入浴料500円(※)を支払い(接触5秒)、誰もいないロビーを通り暖簾をくぐって脱衣場に。予想通り空いていて先客なし。
内風呂2つ(先客1名とは別浴槽に入浴)と露天風呂からなる小さな日帰り温泉で、露天風呂では先客が居なかったので、北山川のせせらぎを聞きながらゆっくりと浸からせていただいた。

肝心のお湯は、数百m川上の源泉地(湧出量:毎分380L、泉温:35℃)から引かれているアルカリ性単純温泉(低張性低温泉)で、ツルツル感もまずまず♪後客が2名浴場に入って来るのが見えたのを機に風呂を上がった。

「薬師」の名の御利益で、盆栽ライダーや接触者さん達のコロナウイルスが洗い流されますように(祈)

(※)ソーシャルディスタンス越しの受付のお姉様によると「リニューアル後は値上げされるのでは?」とのこと

【柳生藩陣屋跡】

薬師湯を14:00に出発。R169から県道262号線で国栖を抜け、県道16号線からR370・369経由で柳生の里まで約90kmの道程を一気乗りして15:20に到着。
いつも使うストレスフリールートだが、普段は名阪国道・針ICを過ぎた先でR369を左折し広域農道で日笠へ抜け、県道80号奈良名張線で奈良公園へショートカットする所を、今日はR369のまま遠回り。本日最後、6ヶ所目の奈良県お花見スポットへ立ち寄った。
本来なら前面のR369から柳生八坂神社の鳥居への路地を少し入った左手の細く長い石段を登らないといけないが、鳥居の前を過ぎ柳生公民館を目指して進んで行くと左に陣屋跡に上る進入路があるので強引にバイクで乗り付けた。ちなみに他に花見客はゼロ。記念撮影用パネルは「柳生石舟斎宗巌(左側、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で吉田鋼太郎演じる戦国武将・松永久秀に仕えた)」と有名な「柳生十兵衛三巌(石舟斎の孫、父は柳生宗矩)」。

柳生には盆栽ライダーのバイク人生が始まった高校生の頃からしょっちゅう山遊びに通っているが、いつもは素通りするだけなので、お恥ずかしながら花見でバイクを停めたのは実は今日が初めて。6月になると花菖蒲も楽しめるので、また立ち寄ってみるか...

<奈良まちあるき風景紀行HPより>
剣豪の里「柳生」エリア、「柳生花しょうぶ園」に近い高台にあるかつての「柳生藩」の藩庁が置かれた屋敷(陣屋)の跡。
陣屋は柳生一族の菩提寺である「芳徳寺」が完成した後、江戸時代前半の寛永19年(1642年)に柳生藩初代藩主の柳生宗矩によって建てられたものであり、広さは1374坪であったとされている。なお、正式な陣屋の建物があった期間はそれほど長くはなく、約100年後の延享4年(1747年)の火災による全焼後は復興せず、仮建築のまま廃藩を迎えたという歴史を持っている。
陣屋跡に建物などは残されていないものの史跡公園として奈良市により整備され、屋敷の区画が石垣で再現されているほか、春にはソメイヨシノが300本ほど咲き誇る隠れた「桜の名所」としても知られている。

「柳生茶屋」

R369を挟んだ陣屋跡の向かい側、奈良市立柳生観光駐車場への導入路との分岐点脇に佇む、風情ある建物。

なんでも先代オーナー(柳生花しょうぶ園のオーナーでもあった)が亡くなった後、現在の店主である「奈良市東部地域おこし協力隊」の方が引き継がれ、様々な活性化への取組みの一環として「都市農村・観光交流拠点」を事業コンセプトに、単なる食堂ではなく、レンタルスペースやグリーンツーリズムなどの拠点として活用されている、ものらしい。

「柳生茶屋」

巨大な赤い番傘と桜の調和が素晴らしい♪

本当に「お疲れー」

柳生の里を後にして、いつものR369(柳生街道)を奈良市街へ向けて快調に下って行く。
ところが、柳生街道の終着点「般若寺」交差点に近付いて来た頃、FireStormのレスポンスに異変が!もしやCDI?!と恐れおののいたが、いやいや、もたつきながらもエンジンは吹き上がる。CDIならいきなりエンジンストールなので(2度経験すれば流石に忘れない)、多分「ガ・ス・ケ・ツ」。
トリップはまだ250km程度なので、「なんぼ燃費悪いねん!」とヘルメットの中で毒づくが、そう言えば直前の給油時に正確な燃費を測ろうとして敢えて満タンにせず、給油口に横たわる銀色のバーが浸る程度に留めていたことを、この期に及んで思い出した。嗚呼、情けなや、情けなや...
結局、異変を感じてから3.3km、最寄りのGSまで1.7kmの所、運悪く上り坂の途中でFireStormがストップ。片側2車線の幹線道路だったので歩道に乗り上げて押し始めるも、50m程度でスモーキング盆栽ライダーの肺が悲鳴を上げる。ダメ元でセルを回すと車体を揺さぶった効果か弱々しくもエンジンが掛かったので、だましだまし坂を上る。頂上手前の交差点で住宅街へ入り、進むこと850m。先行きが平坦になる一歩手前で、いよいよ最後の一滴まで使い切ったのか再びストップ。その後エンジンは息を吹き返してくれず、残り1.3kmを足漕ぎでなんとかセルフGSまで辿りつき、きっちり満タンとなるようレベルプレートの下端まで給油した。

走行距離:255.5km 給油量:17.90L 燃費:15.11km/L(実際の給油量から前回不足分として1L引いて計算)

本日二度も拝観料をケチったバチがあたった、と反省...(謝)
  • 都道府県:
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コメント(全2件)

chiharuさん
Westgenさん

ご無沙汰しています。chiharuです。

ガス欠大変でしたね。確かにVTRはクラス最大径のキャブのため?パワーの代償で燃費は悪いと聞きます。
私のは前期用のタンクなので200km走れるかどうか? 今年には換えたいんですが(笑)

Westgenさんに聞いてからCDIも気になって逆車用のスペアは入手しようと思います。
電気関係は出先でパンクしたらお手上げですもんね。

しばらくはコロナで乗れませんが、また崎の湯へも行きたいと思います。
またバッタリ会って?楽しい話ししたいですね。
  • (0)
  • 返信
Westgenさん
chiharuさん、コメントありがとうございます。

本当に年甲斐もなくヤラかしてしまい、お恥ずかしい限りです。

その代償と言ってはなんですが、ちゃんとタンクが18Lの容量があることと、これまでイイ加減だった満タン給油のレベルが確認できました(笑)

この日はまだ「緊急事態宣言」が出される前だったのですが、16日にその対象が全国に拡げられてしまったので、先週末も今週末も「ボッチツー」自粛中です。肝心の温泉はもちろん、道の駅でさえ臨時休業している所が多いので、行くあても無いと言うのが実情ですが、バイク乗りにはせっかくのGWにツーリングできないのが一番ストレスが溜まります...

大阪も含めて「緊急事態宣言」が解除された暁には、是非「崎の湯」で太平洋を眺めながらゆっくりと湯浴みしたいものですね。
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