TT-Rさん

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ラピュタの廃墟

ツーリング期間
2018年06月16日 ~ 2018年06月16日
走行距離
360km

最近はSNSのせいで、マイナーな観光地だったものが、すっかりメジャー観光地になって、人がたくさん来るようになったところも多い。
観光地としては人がたくさん来るのはいいことだろうが、静かで、落ち着いていて、のどかで、のんびり出来るという風情がなくなってしまったのは残念だ。
そこで、人のあまり来ない観光スポットを最近は探している。
大分県竹田市から10kmも走らずに着ける原尻の滝はすっかりメジャー観光地になったので、そこからそんなに遠くないけど、見応えのある滝を求めて、「沈堕の滝」を訪れた。
売店もないし、観光客もそれほど多くない。
その「沈堕の滝」には明治時代に作られ、今や廃墟と化している発電所跡がある。
それがまあ、雰囲気とし「天空の城 ラピュタ」に出てくるあの廃城のような感じなのだ。
もちろん、具体的には全然違うものだが、醸し出す雰囲気がよく似ていて、あの手の長いロボット「園丁ロボット」が歩いていそうな感じなのだ。

実際は、アニメで描かれているものとはだいぶ違う。
しかし、ジブリファンなら、「ここって、ラピュタの廃墟みたいだよね」と思ってしまう、雰囲気がある。

かっては活躍したであろう建物が、人が住まなくなり、朽ち果てて、ツタや草が生い茂っている様子が、ラピュタの廃墟を思い起こさせるのだ。

そうやって、風情を楽しんでいると、観光バスが到着したのか、団体客がやって来て、風情は吹っ飛んでしまった。
早々と退散することにする。

そうそう、本来の目的地は「沈堕の滝」だった。
滝の様子もアップしておこう。

駐車場は細い道を上って、さらに車一台しか通らない下り道を通って、滝のすぐ近くにあるが、爆音マフラーのバイクは手前の広い駐車場に止めて、歩いて行かれることをおすすめする。
爆音はここの風情には似合わないし、大挙して訪れるのも、似合わない。
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