りくなさん

ステータス

日記投稿件数
26件
インプレ投稿件数
4件
Myバイク登録台数
4台
ウェビ友
1人

清里・メルヘン廃墟をゆく

ツーリング期間
2017年04月15日 ~ 2017年04月15日
車種名
DUCATI MONSTER 1200
Myバイク
DUCATI MONSTER 1200
走行距離
400km

「清里」と聞いて思い浮かぶのは、今では清泉寮くらいではないだろうか。
かつて『高原の原宿』と称された清里界隈。
1970年代後半から80年代にかけて、小金持ちの子女は滑走路のようなフリーウェイ(フリーじゃないが)に乗って、クルマのない連中はメルヘンチックな名前の小海線で、当時のナウでヤングな人々がわんさか訪れた町もブームが去ればティラミスのごとく忘れ去られてしまうのは、無常の常か。
今では人通りも皆無になった清里。しかし、そこには"あの頃"の残滓がひっそりと、そしてコッテリと残っていた。

※メインフォトはメルヘン廃墟探検に萌えるバカども(笑)

のっけから心のこもってないフォトでスミマセン。
今となっては"お約束"?の清泉寮。
美味しいと評判のソフトクリームはごく普通の味でした。

現在の清里駅。
屋根も壁も白く、どことなく「ヒュッテ」な雰囲気だが、駅構内には特急券を購入したいらしい地元の方が1名いるだけだった。
列車は定刻通り来た。

このカタチを見て「アレだ!」と思い浮かぶ方は、間違いなく『Dr.スランプ』世代です。
賑わってた頃には記念撮影待ちができるほどのMILK POTもすっかり廃業。

興味本位だけで中を覗く連中(ワタシもですが)。
その中には…

ソフトクリームやドリンク類を売っていたであろうカウンターの前に並ぶビミョーなグッズたち。
「フクロ」って書いてある袋も旅行
何かの看板を下げたクマさんのアンニュイな目線の先には、何が映っているのでしょうか…って何もないですよね。

これぞ"The 清里"な物件。
ヨーロッパのお城チックなメルヘン全開。若いカポーがアハハウフフしていたのも過去の話。今ではオッサーンが記念撮影です(笑)

目を転じれば、One Happy Plazaなる物件。
トンガリ屋根や装飾度が高いライト、チャペルぽい時計台など、当時のファンシーなメルヘンが偲ばれます。
チョットコワかったのは、時計台の時計がいまだ正確な時間を示していた事。廃業した店舗は手入れの行き届いてるところもあり、もしかしたら"復活"を目論んでいるのかも??

階下の様子はちっとも"One-Happy"じゃありません。
木製の踏み板は完全に風化。土台の角材からは錆びた釘がニョキニョキ、無言のアラートを発している。

それでも廃店舗の上階で住む人々がいるようで、家庭用除雪機がシャッター前に置いてある。

駅前に戻ると、赤い外壁がまぶしい売り物件。
"GELATERIA"なんて文字が見えるので、元はジェラート屋と何かがあったんでしょうか。
バイク仲間が「これ買って自宅兼ライダーハウスなんてどうかなあ」と呟いていたが…新幹線駅も遠いし通勤できないでしょうよ。

この物件の売り看板前に、疲れたようにニコやかな牛くんが寝ているし、『高原の原宿』が復活する日は、どうなんでしょうねぇ???
駅前から伸びるストリート(笑)には新旧入り混じった廃な物件が多く、それぞれ見どころがあったのを付記しておく。
  • 都道府県:
  • 山梨県
  • 関連サイトURL:
  • -

コメント(全0件)

ドゥカティ MONSTER 1200の価格情報

ドゥカティ MONSTER 1200

ドゥカティ MONSTER 1200

新車 0

価格種別

中古車 1

本体

価格帯 ―万円

万円

諸費用

価格帯 ―万円

万円

本体価格

諸費用

本体

129.8万円

価格帯 129.8万円

諸費用

10万円

価格帯 10万円


乗り出し価格

価格帯 ―万円

万円

新車を探す

乗り出し価格


乗り出し価格

139.8万円

価格帯 139.8万円

中古車を探す

!価格は全国平均値(税込)です。

新車・中古車を探す